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アメリカ国内引越しの手続きTODOまとめ|チップ・挨拶は必要かも解説!

アメリカ引越しのダンボール

こんにちは、アメリカの片隅で駐妻をやっているミイです。

実は去年ジョージア州のアトランタからニューヨーク州へ引っ越しており、最近やっと生活が落ち着いてきました。

アメリカは国土が広く、また州によって法律も違うので、州またぎの引越しをするには、色々な準備や手続きをしなければなりません。

他州に引っ越してしまった後で、

「えっ、この手続き、前の住所にいるうちにやらなきゃいけなかったの!?」

と気づいて後悔することも多いので、慎重に、モレがないように様々な手続きをこなす必要があります。

なのでこの記事では、

  • アメリカ国内で、州またぎの引越しに必要な手続きのリスト化
  • 絶対に忘れてはいけない重要ポイントを解説
  • ラクで効率の良い手続きのやり方をご紹介

していきたいと思います!

アメリカ国内の引越しでやるべき手続き

まず初めに、アメリカ国内での引越しに必要な手続きや、しておくと後々ラクになることを、時系列順にご紹介します。

引越し前・引越し中・引越し後に分けて、それぞれご説明していきますね。

引越し前にするべき手続き

まず、アメリカ国内での引越し前に、旧住所にいるうちにするべき手続きリストがこちら。

特に重要で、忘れがちな項目は、太字にしています。

  • USPSに住所変更届を出す
  • かかりつけの小児科で子供の予防接種履歴(immunisation record)をもらう
  • 新居に荷物が着くまでのホテルの予約
  • 新居に車が着くまでのレンタカーの予約
  • 洗濯機やウォーターサーバーのリース打ち切り
  • 退去用の掃除用具を揃える
  • 引越し業者に見られたくないものを自分でパッキング(パッキング込みの引越しプランの場合)
  • 新居に行くまでに使う日用品をスーツケースに詰める
  • 引越し荷物に入れられないものをスーツケースに詰める(貴金属、パスポートなど)
  • ネット、テレビ、スポーツジムなどのサービス解約
  • ナンバープレートの更新(そろそろ切れそうな場合)
  • 免許の更新(そろそろ切れそうな場合)

USPSに住所変更届を出す

まず、引越しの一週間前にはUSPSに住所変更届を出して、旧住所宛てに来る郵便物を新住所に転送してもらいましょう。

手続きはオンラインで簡単にでき、こちらの記事でやり方を詳しく解説しています。

手続きしてすぐ転送が始まるわけではなく、転送を始める日にちを自由に設定できるので、退去日が決まったら早めに手続きしましょう。

かかりつけの小児科で子供の予防接種履歴(immunisation record)をもらう

これ、私はうっかり忘れてひどい目に遭いました・・・。

アメリカでは、学校やデイケア(保育園)、ナーサリー(幼稚園)に入学する時に必ずimmunisation record(予防接種履歴)を提出しなければなりません。

また、新住所でかかりつけ医(ホームドクター)を決める際も、前の小児科でもらった最新のimmunisation recordがないと転院できません。

そして、最近の病院では、個人情報保護の観点で、メールでimmunisation recordの受け渡しはNGとなっており、原則手渡しか、FAXでないとレコードをもらうことができません。

しかも、ほとんどの病院でimmunisation recordはすぐは作れず、依頼から受け取りまでに時間がかかります(私がアトランタでお世話になっていた小児科は丸二日かかりました・・・)。

なのでimmunisation recordは余裕を持って申請し、必ず旧住所にいるうちに受け取ることをお勧めします。

退去用の掃除用具を揃える

アメリカで旧住所を立退くときは、家に破損や汚れがないか大家さんや管理人からインスペクション(チェック)を受けます。

このインスペクションで破損や汚れを見つけられてしまうと、その修理料金を敷金から引かれてしまうので、退去の前は家をキレイに掃除・修繕する必要があります。

最終的な掃除・修繕は引越し業者に荷物を預けてから行うことになると思うので(引越し作業によってゴミが出たり、壁に傷をつけたりしがち)、使い捨てできる掃除・修繕用具を用意して、パッキングする荷物とは別にとっておく必要があります。

私が引越しで使い捨てた掃除・修繕用具は、下記の通りです。

  • ぞうきん用の古いタオル
  • スポンジ
  • オールパーパス洗剤
  • 新品に買い換えた時に捨てていなかった古い掃除機
  • 壁を塗るペンキを入れるためのバケツと筆
  • 壁の凹みを埋めるパテ(ホームデポに売っています)
  • ウエットティッシュ

車のナンバープレート・運転免許の更新

アメリカでは、州またぎの国内引越しをする場合は、車のナンバープレートと運転免許を、新しい住所がある州のものに変更しなければなりません。

運転免許の方は、原則として引越ししてから1ヶ月以内に切り替えなければいけませんが、ナンバープレートの方は、特にいつまでにという期限はありません。

なので、今あるナンバープレートがもうすぐ切れそうなタイミングで引っ越す場合は、旧住所にいるうちにまずナンバープレートを更新しておき、そのあと新住所での生活が落ち着いてから、余裕のあるときに州変更をすることをおすすめします。

運転免許の方は、旧住所で更新したばかりの場合、その更新日の6ヶ月以降でないと新住所で切り替えができません。(取りたてホヤホヤ免許とみなされて、十分な運転歴ができてからでないと切り替えを認められない)

今住んでいる住所の免許がないと、普段の生活でなにかと不便です。可能であれば運転免許は、旧住所で更新はしないまま、新住所に引っ越してから切り替えることをおすすめします。

引越し中にするべき手続き

引越し中にするべき手続きは、下記の通りです。

  • 車からガレージのキーなど必要なものを出しておく
  • 車のキズや凹みを引越し業者の人と確認
  • 引越し荷物リストに、物品の金額をひとつひとつ書く
  • 家の掃除(敷金対策)
  • 大家さん(管理人さん)からインスペクションを受ける
  • 使わなかった敷金を受け取る

車からガレージのキーなど必要なものを出しておく

引越し中は、持って行かれたらまずいものは確実に手元に残すことが大切です。

特に車の中は盲点で、大家さんに返すべきガレージのキーや、アパートの敷地のゲートキーなど、ふだん車に置きっ放しにしているアイテムを確実に回収しておく必要があります。

その他、回収しておくといいアイテムは以下の通りです。

  • カーナビ用のスマホホルダー
  • カーシート(チャイルドシート:レンタカーで使う場合)

車のキズや凹みを引越し業者の人と確認

うちは引越し後、車に見覚えのない傷がついていることに気づき、その修理代金を引越し業者に補償してもらいました。

なので、車のキズや凹みのチェックシートを記入する時は、念入りにチェックするようにしてください。

もしも元からある小さなキズに上書きするように大きなキズをつけられた場合、

「いや、チェックシートに、ここにもともとキズ有りって書いていますから」

と反論されることも考えられるので、念のため傷の写真もスマホで撮っておくと安心です。

引越し荷物リストに、物品の金額をひとつひとつ書く

同様に、万が一引越し荷物が破損した場合に備えて、荷物リストに正確な金額を書くこともとても重要です。

私は今までアメリカ国内で3回引越しをし、そのうち2回で破損が見つかって代金請求しました。

リスト自体は引越し業者が作ってくれるので、そこにひとつひとつ金額を書いていきます。

中には、「雑貨一箱」なんてざっくり括られて何が入っているかわからない項目もありますが、そういう場合は100ドルとか200ドルとか書いてしまってOKです。

補償時に、金額の下方修正はいくらでもできますが、上方修正はできませんので、多めに見積もっておくと安心です。

家の掃除(敷金対策)

引越し作業が終わって引越し業ささんが撤収したら、インスペクションに向けて家の掃除や補修をします。

なお、インスペクションでよく引かれる項目として、壁の塗装ハゲや凹みがありますが、これはペンキやパテを買えば自力で簡単に直すことができます。

特にアパートにお住いの方は、アパートのメンテナンスにお願いすれば、壁の色のペンキを作ってもらえるのでお願いしてみてください。(ペンキを入れる容器を持って行く必要があります)

なお、家が明らかに汚いけれど、掃除している時間がない!という場合は、Amazonが出張お掃除サービスをやっているので検討してみてもいいかもしれません。

引越した後にするべき手続き

新住所に引っ越した後にするべき手続きは、以下の通りです。

  • 新しい家のインスペクション
  • 新住所で運転免許証の切り替え
  • defensive driversコース受講
  • 車の保険の切り替え
  • 車のインスペクション
  • 新住所の州のナンバープレート申請
  • ガス・水道、ネット、テレビなどの契約と自動引き落とし設定
  • クレジットカードなどの住所変更
  • ホームドクター探し
  • 学校・デイケア探し

新しい家のインスペクション

まず、新居について何よりも先にするべきことは、家のキズ・汚れ・不具合の写真を撮ることです。

大家さんとのインスペクションの最中に不具合に気づけば良いのですが、

「あっ、使ってみたらここが壊れてる!」

と、後から気づくことも多いので、そういう場合は、気づいたその日に証拠の写真を撮り、大家さんや管理人に修理をお願いしましょう。

私がニューヨークに引っ越した時も、

  • 空調が壊れている
  • 水道の水漏れ

などの不具合があり、直してもらいました。

なお、汚れやキズなど、

「これくらいならキレイにしてもらわなくても良いや」

と思うものでも、自分が将来退去するときに敷金からさっ引かれることもあるので、

「自分が入居したときには、すでにキズがありましたよ」

と反論できるように、入居日にキズの写真を撮って保管しておくことが重要です。

defensive driversコース受講

アメリカのほとんどの州では、自動車運転者のためのDefensive Driversコースという講習が用意されていて、この講習の終了証明書をもらうと、車の保険料を割引いてもらうことができます。

残念ながら、これは州ごとの独自のプログラムなので、新しい州に引っ越して、その州の車両保険に入り直した場合、昔の州で受けたコースの終了証明書を使うことができません。

なのでアメリカ国内で州またぎの引越しをして、保険を入り直した場合は、新たにその州のプログラムを受け直す必要があります(涙)。

ニューヨーク州のDefensive Driversコースの受け方について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

ガス・水道、ネット、テレビなどの契約と自動引き落とし設定

ガス・水道・ネット・テレビなどの契約は、お住いの住所によって、どこの会社と契約できるかが様々です。

自分で調べようとすると骨が折れるので、大家さんやアパート管理人、または不動産会社に、どこの会社と契約できるのかを聞いておくことをオススメします。

物件によっては、水道代だけ大家さんが負担してくれたり、ガス代は家賃と合算で請求されたり・・・ということもあるので注意です。

なお、ネット・テレビの契約方法については、こちらの記事でご説明しています。

ホームドクター(小児科)探し

アメリカでは、ふつうは複数の病院を渡り歩くことはせず、

「我が家のホームドクターはここ!」

と決めてしまいます。

日本からの駐在員の場合、ホームドクターは会社が指定する日系の病院(人間ドックの結果を日本語で作成してくれる)を選ばなければならず、選択の余地がありません。

しかし、子供が健診などで使う小児科は、自分で好きな病院を選ぶことができます。

デイケア・ナーサリー探し

アメリカの公立の学校は、日本と同じく、自分の住んでいる地区の指定の学校に通います。

しかし、デイケアやナーサリーは、住んでいる住所に関係なく自由に選ぶことができます。

 

アメリカは州や地域によって物価が様々で、私はアトランタからニューヨークに引っ越して、デイケア代が30%も上がりました(涙)。

余談ですが、アメリカは州や地域によって物価が本当に様々で、私はアトランタからニューヨークに引っ越して、デイケア代が30%も上がりました(涙)。


アメリカでは引越し業者にチップは必要?

アメリカでは、レストランなどでは今も根強いチップ文化がありますが、引越しの時は基本的にチップは必要ありません。

10年前、20年前は違ったのか、年配の方の中には、ひとりひとり作業員にチップをあげたり、お昼にはピザをとってランチを振舞ったり・・・という配慮をされる方もいらっしゃいますが、私の知る20〜40代のアメリカ人は、特にそんなことはしないと言っていました。

日本語でチップについてネットで検索してみると、

「引越し作業の前にチップをあげたら、丁寧に作業してもらえる」

という意見もありましたが、そもそもチップは、格別なサービスをしてくれた時に感謝の気持ちを込めて渡すものなので、それを事前に渡すとなると、

「お金あげるから、丁寧にやってね!」

という意図が透けて見えて、ちょっと抵抗があります(あくまで私個人の意見ですが)。

チップではなく、作業員さんがスムーズに気持ちよくパッキングできるように、

  • パッキングするものと家に残すものを分かりやすく分ける
  • 服はできるだけ衣装ケースにしまっておく(そうすればケースを箱に詰めるだけで良くてラク)
  • トイレの位置をあらかじめ教えて、いつでも好きな時に使ってねと言う

などの配慮をすれば、自然と丁寧に、フレンドリーに作業してくれると思います。

アメリカの引越しに近所への挨拶は必要?

アメリカでの引っ越しで、近所へ挨拶や手土産は、

「やりたければやる」

のスタンスでOKです。

日本でも、義理堅い人・ご近所付き合いが得意な人・田舎に越してきた人は挨拶をしますが、しない人はしないし、それを

「けしからん!」

と怒る人もあまりいませんよね。アメリカでも、皆さん似たような感覚です。

特に若い人は挨拶をしない人が多いです。

ただし、小さな子供がいたり、止むを得ず大きな音を出してしまうことがよくあったりと、

「ご近所さんに迷惑をかける可能性が高そうだな・・・」

という場合は、引越しの時に挨拶をして、ちょっと良い手土産を渡しておくことで、ご近所トラブルを防ぐことができます。

我が家はアパートの2階に住んでいますが、一時期、2歳の息子の騒音が原因で、下の階の人が怒ってドンッと突き上げるようになってしまいました。

これはやばい・・・ということで慌てて菓子折を用意し、

「うるさくしてすみませんでした。これからはなるべく騒音が出ないように対策します」

と挨拶に行くと、快く許してもらえ、それからは少しくらいなら音が出てしまっても許容してもらえるようになりました。

(挨拶に行く前は、ちょっとの音でもすぐ突き上げられてかなり精神消耗していました)

また、うるさい時は天井を優しくノックするように叩いてくれるようになり、それに気づいた私が息子を止める、という暗黙のルールもできて、今の所うまく共存できています。

どうも、

  • トラブルが起こったらすぐ謝りに行く
  • 自分や子供の顔を見せる(どんな人間かわかってもらう)
  • うるさくしてしまった事情を説明する
  • 反省の気持ちを伝える
  • どんな再発対策をするか伝える
  • また何かあればいつでも家に来てと言う
  • 何かおいしいものをあげる
    こんな感じで徹底的にフレンドリーにすると、怒っている相手でも毒気を抜かれるようです」

アメリカ国内引越しの手続きTODO:まとめ

さて、ここまでで、

  • アメリカ国内引越しでするべき手続きリスト
  • アメリカの引越しでチップは不要
  • アメリカの引越しでご近所挨拶はしたければする
  • 小さな子供がいる場合はなるべく挨拶した方が良い

ということをご説明しました。

引越しはとても骨が折れますし、臨時出費もかかって苦しいですが(笑)、いっぽうで引越しを機にいらないものを断捨離できたり、色々な手続きを乗り越えてたくましくなれたりと、自分自信を成長させられる良いきっかけになるのも事実です。

この記事が、皆さまのお引越しに少しでも貢献できれば幸いです!

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