こんにちは、ニューヨーク駐在妻のミイです。
そろそろアメリカでも学年末(5〜6月。州によって違う)が近づき、
「今年の先生へのギフトとカード、何にしようかなあ・・・」
と考えなければならない時期になってきました。
アメリカでは、年に何回か、クラスの生徒が先生に向けてお礼のギフトやメッセージカードを贈る時期があり、中でも学年末は特に重要度の高い、うっかり忘れるとまずい一大イベントとなっています。
ということで、この記事では、
- 先生へのギフト&カードはいつ渡す?
- ギフトの予算は?
- どんなギフトなら喜んでもらえる?
- カードの英文メッセージ例
についてご紹介します。
「先生へのギフト&カードを失礼のないように、かつなるべく安く簡単に用意したい!」
という方向けの記事になります。
アメリカの先生へのギフト&カードはいつ渡す?
学年末のギフトの場合、渡す時期は夏休みに入る直前の週がいいでしょう。
最終登校日にうまく渡せれば一番いいですが、プリスクール以下の子供の先生の場合は、何人かの先生でローテーションを組んでクラスを見ているため、目当ての先生が最終登校日に来ていない、または午前中で帰ってしまった、などでうまく渡せない場合があります。
また、年度末は保護者のほとんどが先生にギフトついでに立ち話するため、先生が忙しくなります。無理に最終日を狙わずに、最終週の月曜くらいからギフトをカバンに忍ばせてチャンスを伺うのがオススメです。
渡したい先生が複数いる場合は、できれば全員それぞれに直に手渡ししたいものですが、無理そうなら誰か一人にボンと預けてしまうのも手です。
その場合、どれが誰宛のギフトかすぐわかるように、メッセージカードの宛名が簡単に確認できるラッピングにしましょう。
なお、学校によっては、学年末ではなくTeacher Appreciation Week(先生への感謝週間。5月最初の週)にギフト&カードを渡すところもあり、その場合は学年末には何も用意する必要はありません。
自分の子供が通う学校では、どちらの時期にギフトを贈るのが一般的かわからない場合は、学校側からメールなどでTeacher Appreciation Weekのアナウンスがあればそこで、なければ学年末に贈るといいでしょう。
万が一タイミングを外してしまっても、アメリカ人の先生はそこまで気にしませんので、次から外さないようにすればそれでOKです。
先生へのお礼ギフトの予算は?
アメリカの先生へのお礼のギフトの予算は、正直人によってまちまちで、住んでいるエリアによっても変わります。
私が住んでいるニューヨークのロングアイランドの場合、担任の先生が1人なら15-30ドル、アシスタントティーチャー含め複数いるなら1人あたり10-15ドルが高すぎず安すぎずの妥当なラインです。
しかし、プレゼントはようは気持ちなので、すごくお世話になった先生なら心を込めて奮発したギフトを渡せば良いし、逆に嫌な対応をされた先生なら、ギフトもカードも渡さなくても構いません(まあ、子供が目をつけられないようにあえて義理で渡す、という考え方もありますが・・・)。
ひとつだけ注意点として、あまりに高額すぎる贈り物は学校のルールで禁止されている場合があります。
せっかく用意したのに受け取ってもらえないのも悲しいので、どんなに素晴らしい先生でも、ギフト予算は50ドル以下に抑えておきましょう。
どんなギフトなら喜んでもらえる?
アメリカの先生は、どんなギフトをもらったら嬉しいでしょうか?
やはり鉄板なのは、お菓子などの消えモノか、ギフトカードです。
Amazonギフトカード
私はいつも、Amazonのギフトカードを先生一人当たり15ドルずつ用意しています。
Amazonでギフトカードを頼むと、メッセージカードと便箋もオマケでつけてくれるので、別でメッセージカードと便箋を用意する手間が省けます。
メッセージカードはいくつかのデザインの中から選ぶことができ、中身はこんな感じです。
ヨックモックのクッキー
日本ならではのギフトをあげたい!という方におすすめなのが、ヨックモックのクッキーです。
特にシガールは形も珍しく、アメリカ人にプレゼントするととても喜んでくれます。Amazonで手軽に買えるもの嬉しいポイントです。
しかしヨックモックは高いので、私はケチって下記の大箱をひとつ買い、それを5〜6人の先生に小分けにラッピングして渡したりします(笑)。
そうすれば、一人当たりの単価は15ドルほどに抑えられ、それなりに豪華にも見えて良いこと尽くめです。
うちは子供が2人なので、それぞれの学校や習い事の先生に渡すとなると確実に4人は超えるため、よくこの戦法をとっています。
ラッピングは、下記のものがクッキーを6〜7個入れるとちょうど良いサイズになり、おすすめです。
ラッピングだけだと子供がクッキーを割ってしまったりするので、下記のようなギフト紙袋に入れて渡すと丁寧な印象になります。
私はこの紙袋に、ギフトと子供の書いたメッセージカードを入れて渡すようにしています。
Bath and Body Worksのハンドソープ
Bath and Body Worksのハンドソープと携帯用サニタイザーのセットを贈った年もあります。
アウトレットモールで買ったので、二つで15ドルくらいでした。
Bath and Body Worksは、レジで頼むとギフトラッピング用の袋とリボンをくれるので(しかし包装はしてくれない:笑)、自分で下の写真のようにラッピングしました。
なお、アメリカの先生たちは、新学期の自己紹介のときに、好きなものや趣味などがやたら詳しく書かれた自己紹介カードをくれることがあります。
これは暗に、
「学年末やクリスマスなどのギフト選びに困ったら参考にしてね」
という意味なので、先生が好きなものを何となく頭に入れておくと、後々役に立ちますよ。
先生へのお礼カードのメッセージ例
最後に、先生へのお礼のメッセージカードに書くと良い例文を載せておきますね。
- 英語本文
-
Thank you for providing a fun learning environment for ○○!
We have seen a lot of positive growth this past year. We appreciate all the guidance and support!
The YAMADA family - 日本語訳
-
○○(子供の名前)に楽しい学びの環境を与えていただいて有難うございます。
おかげさまで、この1年で沢山の成長を見守ることができました。先生のご指導とサポートの全てに感謝いたします
山田家より
先生へのお礼のメッセージは、この先何度も書くことになりますので、自分に合った定型文やお気に入りフレーズを見つけたらメモっておくと良いですよ。
さすがに同じ先生に丸々同じメッセージは使えませんが、学年が上がって新しい先生になったらまた再活用することができます。
アメリカの先生へのお礼のギフトとメッセージ:まとめ
さて、ここまでで、アメリカの先生へのお礼のギフト&メッセージカードについて、
- 先生へのギフト&カードはいつ渡す?
- ギフトの予算は?
- どんなギフトなら喜んでもらえる?
- カードの英文メッセージ例
の4つをご紹介しました。
アメリカの学年末やクリスマスは、ギフトの贈り合いが苦手な方にはなかなか辛いシーズンですが、早いうちにえいやっと準備してしまえば労力もそこまでかからないので頑張りましょう!