アメリカ国内で引っ越しをした場合、USPS(United States Postal Service)に住所変更届を出せば、旧住所宛ての郵便物を新住所に転送してもらうことができます。
手続きの方法はとても簡単で、たった$1の申請料で、USPSの公式サイトからネット上で申し込みできます。
ちなみにネットではなく実際のUSPSの窓口で手続きすると、$1の手数料が無料になります。
私も今までにアメリカで3回引越しをしていて、この郵便転送サービスにはずいぶんお世話になってきました。
そこでこの記事で、その申請方法や注意点をご紹介していきたいと思います!
アメリカの郵便転送サービスの申請方法
USPSの郵便転送サービスのページ(USPS change addressと検索すると出てきます)で「Get Started」というボタンを押すと、下記のような画面が出てきます。
まず、転居の種類がPermanentかTemporaryかを選択します。
これからずっと新住所に郵便を届けてほしい場合はPermanent、旅行などで一時的に新住所に住み、また旧住所に戻ってくる場合はTemporaryを選択してください。
次に、転送を開始してほしい日付を入力します。
「What type of move is this?」という質問では、Individualを選択すると、申請者の名前宛ての郵便物だけを新住所に転送してくれます。
一方Familyを選択すると、申請者だけでなく申請者と同じ苗字を持つ家族全員宛ての郵便物を新住所に転送してくれます。家族全員が引っ越す場合は、Familyを選択するといいでしょう。
ここまで記入して、「Continue」というボタンを押すと、入力画面の2ページ目に行きます。
この画面では、申請者の名前、メールアドレス、電話番号、旧住所、新住所を入力します。
電話番号は、Home Phone(家電)かMobile Phone(携帯)のどちらかを入力すればOKです。
また、新住所の家が申請日から6ヵ月以内に建てられた新築の場合は、「This residence was built in the last 6 months.」の左横のラジオボタンにポチを入れます。
ここまで入力してContinueボタンを押すと、手数料$1の支払い画面に移ります。
まず、支払いに使うクレジットカードの請求先住所が旧住所か新住所かを確認する画面が出るので、どちらかを選んでContinueボタンを押します。
すると上記画像のようなクレジットカード情報の入力画面になります。
全て入力し、「Click here to verify my information is correct & I understand I’ll be charged $1.00.」というチェックボックスにチェックを入れると、最後の確認画面が出て終了となります。
ちなみに、確認画面の後、最後におまけでBed Bath & Beyondなどのお店のクーポン券を新住所に送って欲しいかどうかを聞かれます。
ここで全てをYesにしてしまうと、その後も延々とダイレクトメールが来ることになるので、本当に自分がよく行くお店のクーポンだけをもらうようにすると良いです。
アメリカの郵便転送サービスの注意点
転送サービスを続けてもらえる期間は、普通郵便は転居日から12ヵ月間、定期購読している雑誌などは90日間です。
ただし、全ての郵便物を確実に転送してくれているわけではないようで、私の場合、旧住所宛てに日本から送られてきた船便の荷物が新住所に届かず、そのまま受取人不明扱いで日本に返送されてしまったことがありました。。。
手紙ではなく荷物は、新住所に転送してもらえないと思っていた方がよさそうです。
USPSに日本の郵便局と同様のサービスを期待すると痛い目に遭うこともあるのでお気を付けください。
アメリカで郵便物を新住所に転送してもらう方法:まとめ
以上、アメリカの郵便転送サービスの申請方法と、その注意点についてご紹介しました。最後に記事の内容を簡単にまとめて、終わりにしたいと思います。
- アメリカのUSPSの公式サイトで、郵便転送サービスの申し込みができる
- ネットでの申請料は1ドル
- USPSのオフィスで手続きすれば無料
- 手続き後、おまけで色々な店のクーポン券をもらえる
- 手紙ではなく荷物は転送してもらえないので注意
みなさんが引越し後の新天地で、スムーズに生活立ち上げできることを祈っています!