こんにちは、2児の母のニューヨーク駐妻ミイです。
私は第一子を2017年に、第二子を2021年にそれぞれ出産したのですが、第二子の時は、
- 出産までに買っておくべきベビー用品
- ブランドや機能を選ぶポイント
- おむつなど消耗品はどれくらい買っておくべきか
- どこで買うとお得か
などがわかっているため、あまり悩むことなくスムースに出産準備を整えることができました。
そこで、このブログ記事では、2017年の時の私のような初産の方、もしくはアメリカで初めて出産される方のために、
- アメリカで出産までに買っておくべきベビー用品のリスト
- 見落としがちだけど実は重要なアイテム
- 具体的なおすすめブランド
- どれくらいの量を買っておくべきか
- 実は不要で使わなかったベビー用品
についてご紹介したいと思います。
アメリカで買っておくべきベビー用品リスト
まず初めに、アメリカで出産前に準備しておくといいものを、ざっとリストでご紹介しますね。
- おでかけ系
- カーシート(チャイルドシート)
- 車用おもちゃ
- ストローラー(ベビーカー)
- ストローラー用フック
- 抱っこ紐
- マザーズバッグ
- ねんね系
- ベビーベッド
- コロコロつき揺りかご
- ベッドシーツ
- ベッドの柵クッション
- ベビーモニター
- メリー
- おくるみ
- 毛布
- スイング / バウンサー
- 授乳系
- 授乳クッション
- 授乳ケープ
- 授乳服
- 乳頭保護器
- 乳頭ケアクリーム
- 液体ミルク
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶用の乳首
- 哺乳瓶用ブラシ
- ミルク温め機
- 搾乳機
- 搾乳したミルクの保存パック
- 母乳パッド
- 沐浴系
- ベビーバス
- ベビー石鹸
- 沐浴剤
- ベビー用バスタオル
- ベビーローション
- おむつ系
- おむつ
- ワイプ(おしり拭き)
- おむつ替えマット
- おむつ用ゴミ箱
- 使用済みオムツ用の消臭袋
- おむつポーチ
- おむつかぶれ用軟膏
- 遊び系
- プレイジム
- おもちゃ
- 絵本
- 洋服
- 肌着
- パジャマ
- スタイ(よだれかけ)
- おくるみ
- 靴下
- 上着
- 引っかき防止ミトン
- 帽子
- ベビーハンガー
- 身だしなみ・病気系
- ガーゼ
- ベビー用爪切り
- 鼻吸い器
- ベビー用体温計
- ベビー用タイレノール
- 産後ケア系
- 円座クッション
- 骨盤ベルト
- 月齢が大きくなって必要になるもの
- 離乳食用の食器
- 離乳食用の調理器具
- ハイチェア
- ストローマグ
- ベビーゲート
- ベビー靴
- 手押し車のおもちゃ
- ジャンパー(ジャンパルー)
- 必須ではないけれどあると便利なもの
- 哺乳瓶UV消毒ボックス
- 買ったけれど要らなかったもの
- 湯温計
- プレイジム
- 沐浴布
- ベビー用綿棒
- ベビー用洗剤
やっぱりリストにしてみるとかなり長いですね・・・。
初産のプレママ・プレパパからすると、
「えええ・・・こんなにあるの・・・」
とげんなりすると思いますが、ちょこちょこ小出しで買うより、バーッとリスト化してAmazonやBuy Buy Babyで一気に買ってしまった方が後々楽なので、ここは踏ん張りどころと思って頑張りましょう。
ちなみに、AmazonやBuy Buy Babyなどではベビーレジストリというプレママ・プレパパ限定のお得制度があり、これに登録するとベビー用品が何個でも15%オフになる割引券をもらえます。
この割引クーポンは数量制限はありませんが、その代わり回数は1-2回しか使えないので、一気にまとめ買いして欲しいベビー用品を全て15%オフにするとかなりお得です。
ベビーレジストリについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考にされてくださいね。
アメリカのおすすめベビー用品|お出かけ系
さて、まずは大物から。赤ちゃんと外出するときに必要な、お出かけ系のベビー用品からご紹介していきます。
- ストローラー(ベビーカー)
- カーシート(チャイルドシート)
- 車用おもちゃ
- ストローラー用フック
- 抱っこ紐
- マザーズバッグ
特にカーシートは、出産後に病院から家に帰るときに必ず必要なので、出産前にゲットしておいてくださいね。
「予定日より早く生まれてしまって、カーシートが間に合わない!」
ということも十分あり得るので、妊娠後期の早い時期に買っておくと安心です。
ストローラー(ベビーカー)
私も今まで数々のママ友と交流してきましたが、今までストローラー(ベビーカー)を買わずに済ませたという人は見たことがありません。
アメリカは道やスーパーの通路などが広く、
「ちょっとここはストローラーじゃ通れないな・・・」
という不便さをあまり感じないので、日本より使う頻度が多くなります。
また、高いお金を出して小型のものを選ぶ必要もあまりありません。(そもそも日本のような超小型は売っていない・・・)
この後に紹介するカーシート(チャイルドシート)と一体型のものが人気で、赤ちゃんを乗せる揺りかごのような部分だけカパッとと取り外して、ストローラーからカーシートに乗せ替えたり、揺りかごごと家の中に連れて帰ったりすることができます。
わざわざ赤ちゃんを抱き起こさずに揺りかごごと運ぶことができるので、せっかく寝た赤ちゃんを起こす必要がなくとても便利です。
こういうタイプのストローラー兼カーシートのことを英語ではTravel Systemというので、まずはこのワードでアマゾンで商品を探してみると良いでしょう。
私はケチって200ドルくらいのトラベルシステムを買ったのですが、赤ちゃんを置く部分のクッション性が悪くて固く、
「これに長時間寝ると痛いだろうな・・・もう少しいいやつを買えばよかった・・・」
と後悔しました。
なので皆さんには、350-450ドルくらいの価格帯のものをオススメします。
まずAmazonでめぼしい商品をチェックしてからBuy Buy Babyの店舗で実物を見て、最後はどちらか安い方(大抵の場合Amazon)で買うと良いですよ。
カーシート(チャイルドシート)
アメリカは車社会なので、スーパーに行くにも病院に行くにも車が必要です。
なので、産後に退院して赤ちゃんと自宅に帰るときまでに、カーシートを車に取り付けておかないとそもそも帰ることができません。
(ただし奥の手として、ニューヨーク州ではタクシーになら大人の抱っこで乗せることができます)
上でご説明したトラベルシステムのストローラー兼カーシートを使う場合、カーシートの部分はだいたい2歳くらいでサイズアウトしてしまいます(ストローラーの方は乗せる部分を変えて5歳くらいまで使えます)。
その後は幼児向けの大きなカーシートに買い換える必要があります。
車用おもちゃ
車やストローラーでの移動中、赤ちゃんが泣いてしまうととても困りますよね。
なので、赤ちゃんが少しでも楽しく過ごせるように、トラベルシステムの持ち手に専用のおもちゃを取り付けておくことをオススメします。
このおもちゃにぶら下がったヌイグルミが、車やストローラーの振動でゆらゆら揺れてくれるので、赤ちゃんは気になって目で追ったり、月齢が高くなってくると手でポンポン叩いたりします。
低月齢の赤ちゃんはまだ目が見えにくいので、はっきりとした色のものを選ぶと良いです。また、鏡がついているものもおすすめですよ。
ストローラー用フック
はい、ついに出ました!
地味なので忘れがちだけれど、絶対にいますぐ買った方がいい育児便利グッズ、ストローラー用フックです。
これをストローラーの持って押すバーの部分にくくりつけ、マザーズバッグや買い物袋を引っかけるのに使います。
こうすると、重いものを手で持ったり背負ったりする必要がなくなり、赤ちゃんを連れての移動がとってもラクになります。
上でご紹介したOXO製のものは、一つでいいのに二つセットで若干お高いのがネックなのですが、ごついマジックテープでしっかりと固定されるので、
「重いものを引っ掛けすぎて外れてしまった!」
ということが全くなく、機能性がバッチリでオススメです。
抱っこ紐
日本の赤ちゃん育児では欠かせない抱っこ紐ですが、アメリカでは、実はあまり使っている人を見かけません。
しかし、あるとめちゃめちゃ便利なので、日本人のパパママに買わないという選択肢はないと思います。
私の周りではエルゴが人気でしたが、私は身長が147cmと低く、エルゴではサイズが合わなかったのでもっと小さいnapnapというブランドのものを日本から取り寄せました。
詳しいレビューは、こちらの記事に書いてあるのでご興味があればご一読ください。
なお、抱っこ紐を新生児のとき(首が座っていないとき)から使いたい場合は、別売りの新生児用のパッドを買わなくてはいけません。
それを買い忘れた私は(笑)、苦肉の策でこちらのBoba Wrapというスリングを使っていたのですが、これが意外にすごく良くて大活躍しました。
Boba Wrapは一枚の長ーい布を体と赤ちゃんに巻きつけて使うので、最初は巻き方を覚えるのが面倒なのですが、ピタッと赤ちゃんとお母さんが密着できるので、胎内にいた頃の環境と近くて安心するのか、赤ちゃんが寝てくれやすかったです。
ただし、布でぐるぐる巻きにして密着しますので、夏場は暑いです!
私のような冷え性の方にはピッタリの商品ですが、暑がりさんにはオススメできないので注意してください。
マザーズバッグ
マザーズバッグは、アメリカではDiaper Bag(おむつバッグ)と言います。
私は数年前、日本で多機能製のものを買って、
「やっぱり日本製ってすごい・・・!」
と感動したものですが、最近は同じようなものがアメリカでも売られるようになりました。
マザーズバッグには、大きく分けてリュック型とトートバッグ型がありますが、私は断然リュック派です。
やっぱり外出中、両手が空くというメリットは大きいです。
また、商品を選ぶ上で気をつけるポイントとしては、スマホや財布を取り出しやすいか?ということです。
サイドポケットや背中の裏の秘密ポケットがあるバッグなら、リュックを背負ったままスマホや財布を取り出せるので、ぜひチェックしてみてください。
アメリカのおすすめベビー用品|ねんね系
さて、次はねんね系のベビーグッズについてです。
- ベビーベッド
- キャスター付きのバシネット
- ベッドシーツ
- ベッドの柵クッション
- ベビーモニター
- メリー
- おくるみ
- 毛布
- スイング / バウンサー
この中で、特に見落としがちで、あると超絶便利なのがバシネットで、こういう低月齢の赤ちゃん用の小さなベビーベッドです。
キャスター付きのバシネットを買っておくと、ママがお風呂に入る時や、料理をする時、赤ちゃんをバシネットに入れたままコロコロとキャスターを動かしてどこにでも一緒に連れて行けます。
特にお風呂に入っている時は、水音で赤ちゃんが泣いても聞こえなくなるので、一緒にバスルームに入れるバシネットはとても便利です。
アメリカのおすすめベビー用品|授乳系
次は、授乳系のベビーグッズについてです。
- 授乳クッション
- 授乳ケープ
- 授乳服
- 乳頭保護器
- 乳頭ケアクリーム
- 液体ミルク
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶用の乳首
- 哺乳瓶用ブラシ
- ミルク温め機
- 搾乳機
- 搾乳したミルクの保存パック
- 母乳パッド
この中で、特に気をつけて選びたいのが授乳クッションで、この良し悪しで、ママの最大の難関である授乳時の疲れ具合が全く変わってきます。
私は長男出産後に母乳育児がうまくいかず、母乳コンサルを頼んで色々と教えてもらったのですが、その先生が激推ししていたのがこのMy Brest Friendという授乳クッションでした。
ベルトでカチッとウエストポーチのように腰に固定できる作りなので、クッションがずり落ちる心配がなく、また平たい作りなので赤ちゃんがコロンと落ちる心配もなく、片手は完全にハンズフリーになります。
厚みはあまりないので、月齢が低い時は、
「もうちょっと高さが欲しいな・・・」
と思いますが、それは家にある適当なクッションを膝に敷いてからMy Brest Friendを装着すれば解決します。
私は、母乳コンサルを受ける前はオーソドックスなコの字型の授乳クッションを使っていましたが、このMy Brest Friendを始めて試した瞬間から、
「なんで最初からこれを買わなかったんだろう!」
と後悔しました。
そして実はこれ、日本でもアメリカの倍ほどの値段で売っているのですが、日本のママ友にも勧めたところ、
「高かったけど、すごく便利! 教えてくれてありがとう!」
と大変喜ばれました。
また、お高いけれどあると便利な搾乳機については、アメリカで良い医療保険に加入している方なら、保険に申請すれば、無料で搾乳機をもらえる可能性があります。
詳しくは、こちらの記事に書いていますのでよろしければご参照くださいね。
アメリカのおすすめベビー用品|沐浴系
さて、次はアメリカでおすすめの沐浴系のベビー用品についてです。
- ベビーバス
- ベビー石鹸
- 沐浴剤
- ベビー用バスタオル
- ベビーローション
この中で、私が一番重要!と思うのがベビーバス・・・というより、ベビーバスは買わずに、それよりもっと便利な赤ちゃん用のバスチェアを買うことをおすすめします。
こちらのAngelcareというバスチェアは、ユニットバスの中にボンと置いてこの上に赤ちゃんを寝かせ、シャワーをジャバジャバかけて体を洗うというコンセプトの商品です。
赤ちゃんを湯船につけてあげることはできませんが、
「ここはアメリカで、セントラルヒーティングで浴室も快適な温度が保たれているんだから、赤ちゃんだってお風呂じゃなくてシャワーで十分!」
と考える私のようなズボラなママにはぴったりです(笑)。
このチェアを使うと、両手が完全にフリーになるので、赤ちゃんの体を洗ったりシャンプーしたりするのが本当にラクです。腱鞘炎にもなりません。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事に詳細を載せていますので、合わせてご参照くださいね。
アメリカのおすすめベビー用品|おむつ系
さて、次はアメリカでおすすめのおむつ系のベビー用品についてです。
- おむつ
- ワイプ(おしり拭き)
- おむつ替えマット
- おむつ用ゴミ箱
- 使用済みオムツ用の消臭袋
- おむつポーチ
- おむつかぶれ用軟膏
出産前のママさんは、
「おむつのサイズって、どれを用意しておけば良いの?」
と悩むと思いますが、これは生まれてくる赤ちゃんによって様々なので、実際に産んでみるまでわかりません。
しかし、アメリカは日本と違って返品が簡単なので、New Born(新生児)とサイズ1を両方買っておいて、もしNBが小さすぎたら(産後に入院している間にサイズはわかる)返品という手が使えます。
また、おむつ用ゴミ箱についてですが、私の周りでは私も含め、高額ですがこのUbbiのゴミ箱を使っている人が多かったです。
「えー! たかがゴミ箱で70ドル!?」
とびっくりしますが、離乳食が始まってくると使用済みおむつも臭くなってくるので、しっかり防臭して臭いを外に逃さない優秀なおむつゴミ箱は必須です。
ケチって安いのを買ってあとから後悔するよりは、おむつが外れるまでの1〜3年間(うちは4歳でもまだ夜間はおむつ使っています・・・笑)の快適な生活のための初期投資と思って、良いものを買うことをオススメします。
アメリカのおすすめベビー用品|遊び系
さて、次はアメリカでオススメの遊び系のベビー用品についてです。
- プレイジム
- おもちゃ
- 絵本
月齢の低い赤ちゃんのおもちゃを選ぶ最大のコツは、
- 色のコントラストがはっきりしているものを選ぶ
- 色々な音が鳴るものを選ぶ
ということです。
大人目線で選ぶと、淡いパステルカラーのおもちゃなどがオシャレで良さそうに見えるのですが、まだぼんやりとしか目が見えない赤ちゃんの興味を引くには、とにかくビビッドなドギツイ色のものを選ぶ必要があります。
プレイジムとは、赤ちゃんを寝転ばせて遊ばせるマットのようなもので、ポールにぶら下げたぬいぐるみなどのおもちゃを手でポンポンと叩いて遊ばせます。
私のイチオシは、上のリンクのような足で蹴るピアノが付いてくるタイプのもので、このピアノを面白がってゲシゲシ蹴ることで、足の筋力が発達します。
足を上手に動かせるようになると、月齢が上がってからハイハイやつかまり立ちもすぐに上手にできるようになり、
「危なっかしくて目が離せない・・・!」
という時期が短くてすんで親もラクです(笑)。
特に、
「男の子だし、運動神経がいい子に育ってほしいな」
なんて思っている方は、赤ちゃんのうちから足で遊ぶおもちゃを与えて、子供に訓練させるといいでしょう。
アメリカのおすすめベビー用品|洋服
さて、次は、アメリカでおすすめのベビー服についてです。
- 肌着
- パジャマ
- スタイ(よだれかけ)
- おくるみ
- 靴下
- 上着
- 引っかき防止ミトン
- 帽子
- ベビーハンガー
このうち、忘れがちだけれど大事なのがベビーミトンで、赤ちゃんによっては、新生児の頃からすでに爪が伸びきって生まれてくる子もいます。
アメリカの病院では、入院中に赤ちゃんの爪を切ってくれる・・・なんてサービスは望めませんので、ベビー爪切りを持参するか、ベビーミトンを被せておかないと、気づいたら赤ちゃんの可愛いお顔が引っかき傷だらけ・・・ということにもなりかねません。
実際、私の友人はそれで退院時に後悔したそうなので、皆さんも忘れずにチェックしてみてください。
また、ベビー肌着は残念ながら、アメリカでは良いものを探すのが難しいです。
私も肌着だけは日本からコットンでタグが外についたものを買って送ってもらったので、日本での購入を検討すると良いと思います。
アメリカのおすすめベビー用品|身だしなみ・病気系
アメリカで買っておくべき身だしなみ系のベビー用品は、以下の5点です。
- ガーゼ
- ベビー用爪切り
- 鼻吸い器
- ベビー用体温計
- ベビー用タイレノール
ベビー爪切りは、アメリカの小児科では、
「万が一指まで切ったら大変!」
ということで、ハサミ型は避けてヤスリで削るように指導されます。
しかし日本人にとってはハサミ型が使いやすいと思うので、このSimbaのもの(日本のコンビなどのものとほとんど遜色ありません)をおすすめします。
また、ガーゼはいいものがアメリカにないので、日本から取り寄せることをおすすめします。
鼻吸い器も、赤ちゃんが鼻水でズビズビになってしまったときに重宝するのですが、アメリカの主力製品の下記リンクのものなどは、構造上、赤ちゃんの鼻水がママの口に入ってしまう可能性があります。
そうなるとママに風邪が感染る可能性が高まるので(まあ口で吸ってあげるタイプの鼻吸い器を使う時点で、すでに感染リスクは高いのですが・・・)、日本から取り寄せることをおすすめします。
アメリカのおすすめベビー用品|ママの産後ケア系
産後に忘れてはならないのが、出産でクタクタになったママのケア用品です。
- 円座クッション
- 骨盤ベルト
特に円座クッションは、出産直後の1週間ほどはマストアイテムになりますので、妊娠中に買っておいて、病院にも持っていくことをおすすめします。
骨盤ベルトは、日本ではトコちゃんベルトが有名ですが、アメリカでも似たような商品があります。
アメリカでは、お腹引っ込めベルト(Belly Recovery Wrap)と骨盤ベルト(Pelvis Belt)がセットになった商品が主流ですが、 お腹引っ込めベルトは胸の下まである腹巻のような形状なので、夏の暑い時期につけると蒸れます(泣)。
骨盤ベルトだけなら付けていてもそんなに暑くならないので、そこまでシェイプアップにこだわらないのであれば、夏生まれの赤ちゃんのママは骨盤ベルトだけで良いかもしれません。
必須ではないけれどあると便利なベビー用品
さて、ここまでで、出産前に買っておくべきマストアイテムは網羅できたのですが、
「これ、必須ではないけど、コロナも怖いしあると便利なんだよな〜」
としみじみ思うアイテムがもう一つあります。
それがこちらの、哺乳瓶UV消毒ボックスです。
この箱の中に哺乳瓶や搾乳機のパーツ、おもちゃなど、赤ちゃんの口の中に入る可能性があるものをなんでも入れて、スイッチをオンにすると自動でUV殺菌してくれる優れものです。
大きな哺乳瓶が4本入る大きさです。
このサニタイザーボックスは、赤ちゃん用品以外でも、水筒の部品、メガネ、スマホ、鍵など身の回りのものを何でも入れられます。
赤ちゃん育児が終わった後も何かと使えるので、高い買い物でしたが買ってよかったです。
月齢が大きくなってから必要になるグッズ
産後すぐの新生児のうちは要らないけれど、赤ちゃんが育ってきてから必要になるのが、下記の11点です。
- 離乳食用の食器
- 離乳食用の調理器具
- ハイチェア(お食事チェア)
- ストローマグ
- 赤ちゃん歯ブラシ
- 赤ちゃん歯磨き粉
- 歯磨きワイプ
- ベビーゲート
- ベビー靴
- 手押し車のおもちゃ
- ジャンパー(ジャンパルー)
家の収納スペースに余裕がある方は、アマゾンやターゲットのベビーレジストリで15%オフになる妊娠中(または産後すぐ)のうちに買っておいても良いかもしれません。
上記のうち、特に私が買ってよかったと思ったのがジャンパー(日本ではジャンパルーという名前)で、中で赤ちゃんをピョンピョンジャンプさせて遊ぶおもちゃです。
うちの長男はとにかくこれが大好きで、一度この中に入れてあげると、30分くらいずっとジャンプして熱心に遊んでくれました。
まだハイハイできない生後4ヶ月から使い始めて、つかまり立ちを始める生後9ヶ月ごろまでお世話になりました。
赤ちゃんはここから自力では出られないし、ヒモがついていて転倒する心配もないので、料理などの家事をするときにとても重宝しました。
さらに嬉しいのが、ここでぴょんぴょん飛ぶとかなり体力を消耗して、その日の寝つきがぐっと良くなるという点です。使い始めて初期のころは、なんと遊び疲れてジャンパーの中で寝ていることもありました(笑)。
また、生後半年ごろから赤ちゃんにも歯が生え始め、歯磨きが必要になってきます。
しかし、中には歯ブラシを嫌がる子もいて、そんな時に役に立つのがこちらの歯磨きワイプです。
このワイプを指に巻きつけて赤ちゃんの歯を拭いて使うのですが、キシリトールのグレープ味がついているので子供の食いつきが良いです(笑)。
吹きやすい前歯などはむしろ歯ブラシよりもしっかり歯垢が取れます。歯磨きを嫌がらない子にも、週に1回ほど使ってあげると安心です。
実は要らないベビー用品
さて、最後に、
「必要だと思って買ったけれど、実際はほとんど使わなかった!」
というベビー用品をご紹介します。
- 湯温計
- プレイヤード
- 沐浴布
- ベビー用綿棒
- ベビー用洗剤
日本人の皆さんは、「プレイヤード」と聞いてもなんのことかわからないと思うのですが、下のリンクのような、底の高さを調節できるベビーベッドのようなものです。
これ、日中に赤ちゃんをリビングで寝せて使う方が多いのですが、ベビーベッドに監視モニターをつけていつでも携帯で赤ちゃんの様子を確認できた私としては、
「え? 昼寝もベビーベッドでさせたら良くない?」
と思ってあまり良さがわかりませんでした。
ベビーベッドよりも価格が安めなので、アメリカのママの中には、ベビーベッドは買わずにプレイヤードをベッドがわりに使う人もいますが、底のクッション性が低いのでやはり専用のベッドを買った方が良いです。
ハイハイやつかまり立ちをするようになったら、底を低くしてこの中に入れておけば安心!という人もいますが、うちの長男はこんな何の変哲もない狭い空間に日中閉じ込めたら絶対に怒るので、結局使えませんでした。
また、ベビー用の細い綿棒も、アメリカにはないので日本で買った方が良い!という話をよく聞きますが、最近の耳鼻科では、
「綿棒はかえって耳垢を奥に詰めてしまう危険があるので使わない方が良い」
という常識に変わりつつあるので、むしろ綿棒を使うと怒られます。
ほとんどの赤ちゃんは、放っておいても耳垢が勝手に外に出てくる耳の構造になっているので、かえって何もしない方が良いです。
ただし我が家の長男は厄介な耳の造りをしていて、1歳半の検診で、
「耳垢が詰まっているから耳鼻科で取ってもらった方が良い」
と言われてから、半年おきに耳鼻科に行って耳掃除をしてもらっています。
始めて耳鼻科に行った時、
「この耳垢のせいで、今まで通常の7割程度の聴力しかなかったと思います」
と言われて、なぜもっと早く気付けなかったんだろうと後悔しました。
長男は話し始めるのも遅く、音楽にもあまり興味がないのですが、もっと早く耳鼻科に連れて行けば何か変わったのかな・・・と今でもたまに思います(小児科に指摘されてからも、面倒がってすぐには耳鼻科に行かなかったので)。
皆さんは、もし赤ちゃんの五感について何か小児科で指摘されたら、すぐに専門の先生のところに連れて行ってあげてくださいね。
アメリカで出産前に買うべきベビー用品:まとめ
さて、ここまでで、アメリカで出産前に買っておくべきベビー用品のリストと、特に注意が必要なアイテムについての選び方や使い方についてご説明しました。
本当は、各アイテムごとに解説を入れようと思っていたのですが、あまりに数が多くて断念しました・・・スミマセン。
しかし時間を見つけて、また各項目ごと(ねんね系、授乳系など)に別記事で詳しく書きたいと思っていますので、また頃合いを見てブログをのぞいてくださると嬉しいです。
育児も何事も、備えあれば憂いなしなので、心と時間に余裕のある出産前のうちに、しっかりとめぼしいアイテムをゲットしてくださいね。