海外で育児

海外出産前に取り寄せるべき日本のベビー用品&ママグッズ

赤ちゃんの靴

海外で出産・育児の準備をする上で、意外と悩むのが、「日本から何を送ってもらうか?」ということです。

なるべく海外で現地調達して安く済ませたい気持ちはあるけれど、

  • 日本にしかないもの
  • 日本の方が段違いにクオリティが高いもの

については、妥協せずに日本から取り寄せておきたいですよね。

そこで、実際にアメリカ(ニューヨーク)で出産したミイが、産前・産後に使ってよかった日本のベビー用品&ママ用品をご紹介します。

母乳トラブルを防ぐハーブティー

私は産後3日目で、いきなり胸が岩のように硬くなってズキズキ痛み、乳腺炎の一歩手前のような状態になりました。

二人の母乳コンサルタントに家に来てもらってマッサージや授乳指導をしてもらいましたが、それでも完治はせず、最後の望みをかけて日本から取り寄せたのがAMOMAのハーブティーでした。

AMOMAには数種類のハーブティーがあり、それぞれ効能が違います。私の悩みは「母乳の生産過剰」と「乳管の詰まり」だったので、母乳の流れを良くするミルクスルーブレンドを毎日飲むようにしました。

すると母乳の出が良くなり、古いお乳が溜まりすぎて痛くなったり、熱を持ったりすることがなくなりました。

さらに嬉しいことに、それまで1時間以上おっぱいから離れなかった息子が、授乳開始から20分くらいで自分から乳首を離すようになりました。

産後すぐの乳首はまだまだデリケートで、ずっと吸われ続けているとじんじん痛んで出血もします。授乳中ずっと抱っこしっぱなしなので腕も辛いです。

その苦行が、今までの半分の時間で済むようになったのですから、それからはもうAMOMA様様という感じでした。

もともと、AMOMAの存在自体は、産前に先輩ママからオススメされて知っていたのですが、

「結構お高いし、もし母乳トラブルが起こったら検討すればいいや〜」

と思って買い置きはしていませんでした。

しかし、結局産後に慌てて必要になり、日本からの到着を首を長ーくして待つ羽目になったので、今思うと1パックくらい妊娠中に買っておけば良かったです。

ちなみにAMOMAでは、母乳を作る量を増やすミルクアップブレンドというお茶も作っています。


その人にどんな母乳トラブルが起こるか(またはトラブルなしで済むか)なんて産んでみないとわかりませんが、親戚で苦労された方がいらっしゃるママには同じような問題が起こりやすいです。

まずはご自身のお母さんやお祖母さんに話を聞いてみて、

「うちの血筋はちょっと大変かも・・・」

と思ったら、保険の意味でひとつ買い置きしておくと良いかもしれません。


授乳中でも飲める風邪薬

赤ちゃんの、特に新生児の授乳育児中に一番困るのが、ママが病気になって抗生剤を飲まなければならなくなったときです。

抗生剤の中には、授乳中に飲んでも赤ちゃんに危険な影響はないものもありますが、それでも母乳を通じて赤ちゃんの体に入り、腸内細菌を殺してしまいます。

最近では、腸内の善玉菌の数が多いほど赤ちゃんがアレルギーやアトピーになりにくいという研究報告もありますので、授乳中に抗生剤は飲まないに越したことはありません。

さらに、抗生剤を処方してもらうには、まず病院や薬局に行かなければなりませんが、そこで赤ちゃんやお母さんが、他の患者さんからまた別の病気をもらうリスクもあります。

私は出産してから現在まで、何度も風邪をひきましたが、そのたびに下記の2種類の漢方に助けられてきました。

葛根湯には体を温める作用があり、風邪のひき始めによく効きます。ただし、悪化してから飲んでも意味がないので注意です。

これで乳腺炎も緩和・予防することができるので、授乳中のママにとっては一挙両得です。

補中益気湯は、言ってみれば漢方版の栄養ドリンクで、疲れたときや、体がだるいとき、食欲がないときに飲むと元気になります。

普通の栄養ドリンクと違って、飲んだ次の日にどっと疲れる反動も出ないので、私は何か大きな用事がある日の朝に用心で飲んだりします。

夜寝る前に飲むと、なかなか寝付けなくなる場合があるので注意です。

漢方は、海外でもチャイナタウンに行けば手に入るようですが、アメリカの場合、使用認可が下りていない成分(麻黄など)がいくつかあり、それらは除いて調剤されるそうです。

そのため、日本で買ったものと比べると、アメリカの漢方は効果が薄いのだと、行きつけの鍼の先生が言っていました。

小回りがきくハサミ型ベビー爪切り

ベビー用の爪切りは、アメリカでは買おうと思っても買えません。

アメリカ人は日本人のように器用ではないので、誤って赤ちゃんを傷つける恐れのある爪切りやハサミは売っていないんですね。

なので、アメリカの小児科では、赤ちゃんの爪はヤスリで削ってあげるようにと指導されるのですが、これ、とっても時間がかかって不便です。

なので、日本からベビー用爪切りバサミを取り寄せておくことをおすすめします。

なお、私は自他共に認める不器用人間ですが、いままで息子の爪切りでヘマをやらかしたことはありません。

赤ちゃんの爪は伸びるのが早く、低月齢の頃は1週間に一回くらい切ってあげる必要がありますので、少しでもやり易いお手入れグッズを手に入れておくといいと思います。

日本人の肌にやさしい沐浴剤&ベビーソープ

私にとって、赤ちゃんのお世話のうち、一番緊張するのがお風呂です。

もし赤ちゃんを落として溺れさせたら大変だし、手早く終わらせないと、お湯が冷めて風邪をひかせてしまいます。。。

そんなお風呂を比較的ラクに、短時間で済ませられるとっておきのアイテムが、沐浴剤です。日本特有のもので、アメリカでは見たことがありません。

使い方は簡単で、ベビーバスに沐浴剤を入れてお湯を張り、そのお湯の中で赤ちゃんをじゃぶじゃぶ洗ってあげるだけでOK。

そして何と言っても、すすぎが不要という点が素晴らしいです。私は持田スキンケア株式会社の、スキナベーブという商品を使いました。

首が座っていない赤ちゃんを片手で抱っこし、もう一方の手で掛け湯をして石鹸をすすぐという作業は、とにかく大変です。

それをしなくて良い沐浴剤は、ベビーソープと比べ洗浄力がやや劣るとはいえ、買っておく価値はあります。

私は普段はベビーソープを使い、どうしても疲れた時だけ沐浴剤でラクをしていました。

ベビーソープは、もともとアメリカのBabyganics Baby Shampoo and Body Washを使っていたのですが、生後5ヶ月ごろから乾燥で肌がカサカサするようになってしまいました。

そこで、試しにピジョンの全身泡ソープ(しっとりタイプ)を使ってみたら劇的に改善されたので、それからは日本のものを使うようにしています。

同じ泡で出てくるタイプでも、ピジョンの方が泡がきめ細かく、弾力性があります。また、すすぎ後も少しぬるっとして、保湿成分が肌に残るような使用感です。

日本語のねんねトレーニング本

うちの息子は、新生児の頃からとにかく寝ない子で、賛否両論あるとは思いますが私は生後2ヶ月からねんねトレーニングを始めました。

紆余曲折の末、生後3ヶ月から毎晩夜の7時にぐずらずに寝てくれるようになり、生後5ヶ月で夜中起きる回数が1〜3回まで減りました。

生後10ヶ月からは、夜の7時から朝の7時まで夜通し寝てくれるようになり、本当に助かっています。

下記の2つのねんねトレーニング本を参考にしましたが、

圧倒的に、カリスマ・ナニーの方が役に立ちました。

『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』では、いわゆるジーナ式という、毎日決まったスケジュールに沿って授乳やねんねができるよう赤ちゃんを導く方法が紹介されています。

スケジュール通りに規則正しい生活を送ることで、赤ちゃんのお腹が減るタイミングや眠くなるタイミングが一定になり、ちょうど飲みたいときに授乳をしてあげ、眠たい時にねんねさせてあげることができます。

欲しい時に欲しいものがもらえるので、赤ちゃんはニコニコ機嫌がよくなり、お世話がとてもラクになります。

また、ねんねトレーニング以外にも、黄昏泣きへの対処法や、赤ちゃんが眠いのに寝付けず大泣きしてしまう時の対処法など、赤ちゃんのお世話に関する実践的なアドバイスがたくさん書かれており、本当に頼りになる一冊です。

残念ながら、この記事を書いている2019年夏時点では、まだこの本は電子書籍化されていないので、興味がある場合は紙の本を日本から取り寄せる必要があります。

産後はバタバタしてなかなか読む時間が取れないため、まず産前にひととおり目を通して重要な部分に付箋をしておき、産後は必要に応じて辞書のように拾い読みするのがベストです。

なお、この本やジーナ式のネントレについて、もしご興味がありましたら、こちらのジーナ式体験記事がお役にたてるかもしれません。

ジーナ式ネントレ成功記 寝かしつけなしで朝までぐっすりな子に!


赤ちゃんの向きぐせ防止クッション

うちの息子は生後1ヶ月あたりから左を向いて寝る癖がつき、頭の側面が片側だけ絶壁になってしまっていました。

ベッドに寝かせる時に仰向けや右向きにしても、いつの間にかもぞもぞ動いて左が下になっています。。。

ネットで調べた、「右向きに寝かせ、ぐるぐる巻きにしたバスタオルを背中に当てて固定する」という方法を試しても、力が強く寝相も悪い息子はすぐにバスタオルをどかしてしまいました。

そこで急きょ日本から取り寄せたのが、トコちゃんベルトの青葉の向きぐせ防止クッション。バスタオルと違って底辺にゴムのような滑り止めがついているため、赤ちゃんが押してもどかすことができません。

また、そばがら枕のような硬い素材が中に詰まっているため、赤ちゃんの顔が枕に埋もれて窒息死する心配もありません。

うちの場合、生後4ヶ月ごろにはコロコロ寝返りするようになって全く使う意味がなくなってしまいましたが、まだ首が座っていない0〜3ヶ月の時期こそ、床に頭をつけている時間が長く絶壁になりやすいのではないかと思います。

向きぐせは時間がたつにつれ、どんどん治りにくく頑固になります。そうなる前に、そしてクッションを使う意味がある低月齢のうちに、さっと直してあげられるメリットを考えると、産前に日本から取り寄せておいても良いのではないでしょうか。

また、アメリカには、頭蓋骨の歪みを矯正することで発達障害の症状を改善させる頭蓋仙骨療法(クレニオセイクラル・セラピー)という治療法があります。

これは逆を言えば、赤ちゃんのうちから綺麗な頭の形になるように気をつけてあげれば、発達障害を未然に防ぐことができるかもしれないということです。

私は専門家ではないのであくまで推測の域を出ませんが、3780円で子供の発達障害リスクを少しでも減らせるなら、少し高い買い物だけれどやってみる価値はあると思います。

napnapの軽くてコンパクトな抱っこ紐

日本では、抱っこ紐と言えばエルゴ。むしろ、エルゴ以外の抱っこ紐を使っている人の方が少ないと聞いています。

このエルゴ、もちろんアメリカでも売っており、Amazonで$100ちょいで手に入ります。しかし、私はnapnapのCOMPACTシリーズをわざわざ日本から取り寄せました。


napnapを選んだ理由は、この2点です。

  • 身長146cmの超小柄な私でも、ジャストサイズで使える
  • 畳んでファスナーを締めると、B5サイズ400グラムのポーチ型になり、持ち運びラクラク

実際に、ポーチ型に畳んだ写真がこちらです。サイズ感がつかめるように、後ろにA4のクリアファイルを敷いています。

これだけコンパクトだと、マザーズバッグに入れて、どこにでも手軽に持っていけます。

また、撥水加工のメッシュ生地でできているため、蒸し暑い日でも通気性がよく、雨の日も安心です。洗濯してもすぐ乾きます。

さらに嬉しいのが、ポーチの部分が、抱っこ紐を使用中も小物入れとして使える点。iPhone、鍵、財布、ガーゼくらいなら余裕で入るので、ちょっとそこまでお散歩、お買い物、あるいはゴミ出しに手ぶらで行けて、本当に便利です。

ポーチはジッパーでぴっちり閉められるので、入れたものを屈んで落とす心配もありません。

なお、対応しているサイズ(身長とウエスト)は、下記のとおりです。

身長 ウエスト
エルゴ 152cm~198cm 63cmから
napnap 148cm~198cm 61cmから

ほんの数センチの差ではありますが、身長146cm/ウエスト60cmの私は、ママ友に借りて使ってみたエルゴはゆるすぎ、自前のnapnapは快適に愛用できています。

抱っこひもについては、小柄なママさんは慎重に選ぶことをおすすめします。

ちなみに、気になるお値段は、napnap compactは7,980円で、エルゴの一番安いもの(19,500円)と比べても1万円以上お得です。


赤ちゃんに嫌がられない哺乳瓶と乳首

哺乳瓶と哺乳瓶の乳首は、もちろんアメリカでも売っています。

しかし、母乳育児をしつつ、搾乳した母乳や粉ミルクを哺乳瓶でも飲めるようになってほしいと思うなら、日本からピジョンの母乳実感シリーズを取り寄せることを強くおすすめします。

というのも、赤ちゃんというのはそんなに融通が効くものではなく、お母さんのおっぱいに慣れたら哺乳瓶を嫌がるように、また反対に、哺乳瓶に慣れたらお母さんの乳首を嫌がるようになるからです。

両方から飲んで欲しいと思うなら、お母さんの乳首となるべく似たような哺乳瓶を確保して、両者の使い心地の差を埋める必要があります。

また、お母さんの乳首というのは、赤ちゃんが育つにつれて母乳が出る勢いもだんだん良くなってくるので、その変化に合わせて、哺乳瓶の乳首もバージョンアップさせていかなければなりません。

おっぱいからはちょっと吸っただけでビュービュー出るのに、哺乳瓶からはいくら吸ってもほんのちょっとしか出ない。。。となれば、赤ちゃんは哺乳瓶を嫌がるようになりますし、その逆もまた然りというわけです。

ピジョンの母乳実感シリーズは、新生児用1ヶ月用3ヶ月用6ヶ月用9ヶ月用と五種類の乳首のラインナップがあり、出産までに、3ヶ月用くらいまでを準備しておけば確実かなと思います。

私はちょっとケチって、9ヶ月用は買わずに6ヶ月用のまま卒乳まで押し通しましたが、特に問題ありませんでした。

なお、アメリカでもPHILIPSなど、いちおう月齢ごとに使い分けできるメーカーもありますが、日本のものと比べると明らかに出が良すぎで、これだとむしろお母さんの乳首を嫌がるようになってしまうかも・・・という印象でした。

赤ちゃん用 熱さまシート

赤ちゃん用の熱さまシートは、アメリカでは見たことがありません。対象年齢は0〜2歳で、貼ってから4時間の冷却効果があります。

赤ちゃん用には、大人用やこども用に配合されているメントール成分は入っておらず、安全です。また、赤ちゃんのおでこにちょうど良いサイズになっています。

ただし、うちのかかりつけの小児科の先生によると、おでこよりも首の後ろに貼った方が熱を冷ます効果が高いそうです。

濡れタオルで代用も可能といえば可能ですが、万が一赤ちゃんがタオルに顔を伏せて窒息してしまったらと思うと、ちょっと怖いですよね。

赤ちゃんに熱が出てしまうと、どうしても心配でオロオロしてしまうものですが、お守りの意味で1パックくらい買い置きしておくと、いざという時に安心です。

日本語のベビー絵本

アメリカでも、ニューヨークやロスといった大都市なら紀伊国屋があり、日本語の絵本が買えます。ただし、値段はだいたい日本の2倍です。

なので、日本から荷物を送ってもらえるタイミングを逃さずに、何冊か日本で買って送ってもらうことをおすすめします。

せっかくなので、うちの息子の食いつきが良かった絵本を2つご紹介します。

 

このふたつの絵本は同じシリーズで、ボードブック(ページが全て硬い厚紙になっていて折れ曲がったり破れたりしない)なので赤ちゃんにもめくりやすいです。

息子は、生後4ヶ月から一人でめくって遊んでいました。言葉の勉強にも、手先を動かす練習にもなって良かったです。

3点とも、赤・黒・白などのはっきりした色の大きな絵柄が描かれているため、まだ視力が弱い低月齢のうちから親子で楽しめます。

うちは、生後3ヶ月で、私の膝にお座りができるようになったので、毎日膝に乗せて1〜5冊ほど読むようにしました。

すると、ハイハイができる6ヶ月ごろには、絵本を見せるだけで全速力で私に突進してきて、読んでもらうのを待つようになりました。

こぼれた母乳やよだれを拭くガーゼ

あやうくこれを忘れるところでした。。。赤ちゃんのよだれや吐き戻しを拭くための必需品、ガーゼです。

沐浴やお風呂でも使えますし、離乳食を始めて赤ちゃんに歯が生えてきたら、虫歯予防に濡らしたガーゼで歯の表面を拭き取ってあげるという用途もあります。

この柔らかくて薄手でコットン100%の万能なガーゼ、なぜかアメリカにはありません。似たようなbaby clothはあるけれど、分厚いし大きいしかさばるしで使い勝手はいまいちです。

私はとりあえず安いものを10枚、日本から送ってもらいましたが、息子のよだれ量がすごくてとても洗濯が追いつかず、もう20枚追加で送ってもらいました。

ただ、何度か洗濯するうちにほつれてきて、肌触りも悪くなったので、ケチらずにもっと良いものを買えば良かったと少し後悔しました。

海外出産前に取り寄せるべき日本のベビー用品&ママグッズ:まとめ

さて、ここまでで、海外出産前に取り寄せるべき、日本のベビー&ママ用品を11点ご紹介しました。

  • 母乳トラブルを防ぐハーブティー
  • 授乳中でも飲める風邪薬
  • 赤ちゃん爪切りバサミ
  • 日本人の肌にやさしい沐浴剤&ベビーソープ
  • 日本語のねんねトレーニング本
  • 向きぐせ防止クッション
  • 軽くて携帯しやすい抱っこひも
  • 赤ちゃんに嫌がられない哺乳瓶と乳首
  • 赤ちゃん用 熱さまシート
  • 日本のベビー絵本
  • ガーゼ

おそらくもっと記憶を掘り起こせば、他にも便利な日本グッズを思い出せるはずなので、思い出せ次第また追加していきます!

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