こんにちは、ニューヨークの片隅で駐妻をしているミイです。
日本からアメリカに越してくると、
「わあ、広い家! 広いキッチン!!」
と、かなりテンションが上がりますよね。
スパイスやチーズ、フィレ肉など、日本だとちょっと高級な食材もアメリカだと安く手に入るので、新しいレシピに挑戦するのにももってこいです。
そこで今回は、アメリカでのお料理をより便利に!快適に!するための、アメリカならではのおすすめのキッチン用品やキッチン収納グッズをご紹介します。
目次
食器洗いスポンジ・・・ではなくクロス!
私の中で、アメリカならではのキッチン用品の代表格といえば、食器洗いクロスです。
アメリカのキッチンには全自動の食器洗い機が付いているとはいえ、かなり大きいので、ちょっとお茶を飲んだ後のマグカップなどは手で洗ったりしますよね?
そんな時、スポンジの代わりに私が使うのが、この食器洗いクロスです。
アメリカの食器スポンジは、無駄に大きくて細かいところが洗えないし、触り心地が悪いし、日本のハンディで可愛いスポンジと比べるとどうしても見劣りしますよね。
そこで、何か良い代替品はないかなーと探して見つけたのがこの食器クロスで、使って見るとむしろ日本のスポンジよりも使いやすいです。
- 食器やキッチンツールの細かい隙間やミゾにも届く
- すぐ乾くのでスポンジよりも衛生的
というのがポイントで、初めは違和感がありましたが、慣れるとスポンジよりも断然こっちの方がいいです。
- スポンジより泡立ちが悪く、洗剤をたくさん使ってしまう
というデメリットもありますが、アメリカの洗剤は泡立ちが良く安いので、そこが気にならない方はぜひ使ってみてください。
上で紹介したものはちょっといいやつ(他のものより泡立ちが良い)でお高めですが、韓国製でOKなら3枚で5ドルの安価なものもあります。
アメリカのキッチンシンクにはない!包丁収納
私がアメリカの家で面食らったことの一つとして、
「キッチンシンクの扉に包丁立てがない!」
ということでした(笑)。
仕方がないので、シンク横の引き出しをタッパーなどで区切って収納していたのですが、ちょっと危なくてヒヤヒヤしますよね。
そこで導入したのが、竹でできた包丁立てです。
これを引き出しに入れて、包丁を収納しています。
なんでも、竹は乾燥しやすいのでちょっと濡れた包丁を入れても大丈夫なのだそうです。
この製品の他にも、色々な高さや幅のものがあるのですが、私は包丁を5丁しか持っていないので、小さめでかさばらないものにしました。
ちなみに大きさは、ヨコ14cm×タテ42cm×高さ5cmです。
ただし包丁を置くと柄の部分がちょっと高くなるので、引き出しの高さは6cm必要です。
見せる収納!スパイス棚
アメリカで料理をする醍醐味といえば、ハーブやスパイスをふんだんに使えること!
ローリエやバジル、オレガノ、セージ、タイム・・・日本よりもお手ごろなので、ついつい買ってしまいますが、この小瓶、たくさんあると収納に困るんですよね。
そこでおすすめしたいのが、このスパイス収納ラックです。
このラックも、いろいろなメーカーから多種多様なものが売られているのですが、私がこの商品を選んだポイントは、
「自分の持っているスパイスの小瓶がジャストフィットする!」
という点です。ちゃんとサイズを測って買わないと、
「あと1mm長ければ、小瓶が4個じゃなく5個入ったのに・・・!」
「あと1mm奥行きがあれば、手前と奥に2個並べられたのに・・・!」
という事態が生じ、ムダなスペースができてしまいます。
私がメインで持っているのは、Simply Organicというブランドのスパイス(Whole FoodsやFairwayで売ってる)なのですが、上で紹介したラックだと、この小瓶が1段に10個入ります。

スパイスを引き出しに収納する方法もありますが、それだとこぼれたスパイスをふき取ったりする掃除が大変なので、私はラックで立てて収納しています。
グラム・ポンドに対応した量り
アメリカでは、大抵のものの単位が日本とは違います。
料理のレシピも、グラムではなくポンド、ミリではなくオンスで分量が書いてあるので、アメリカのレシピ本をみて料理したい場合はいちいち換算するのが面倒です。
そこで、このグラム、ポンド、ミリ、オンスが全て測れる自動量りが大活躍します。
Unitというボタンを押すと単位を切り替えられてとても便利です。
実用的すぎてあんまり可愛くないデザインですが、もう少し幅が大きくなってもよければ、透明感のあるおしゃれなバージョンもあります。
ちなみに、日本とアメリカの単位の違いについてもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
アメリカの単位換算表|長さ(身長)・重さの役立つ知識と省略形まとめ
食材をピッチリ収納!OXOの密封タッパー
アメリカの家で私が一番嫌いなところ・・・それは、窓や網戸、玄関ドアに微妙に隙間が空いていることです!
このせいで、冬は隙間風が寒いですし、夏は虫が入り込みやすいです。
私は日本からアメリカに来てしばらくは、小麦粉や片栗粉は袋の口をクリップで留めてジップロックに入れて保存していました。
するとなんと、小さなシバンムシという縦長の虫が、ジップロックを食い破って入り込み、中で繁栄してしまったのです!(涙)
また、私は日本から持って来た米びつを使っているのですが、アメリカのお米の一袋は日本より大きいので、いつも米びつに入りきらず少し余ってしまいます。
その余ったお米は、COSTCOで買った安いタッパーに入れて保存していると・・・これまたシバンムシが発生してしまいました。
そこでえらいこっちゃと思った私は、少々お高くても密封性が高い収納容器を買うことにしました。それがこちらです。
前々からBed Bath & Beyondで見かけて「わーオシャレー!でも高いー!」と思っていたOXOのフードコンテナ。
少々お財布はさみしくなりましたが、これを使い始めてから、今の所まだ虫さんとは遭遇していないので、買ってよかったです。
私と同じように虫が苦手な方に、超オススメです。
アメリカの便利なキッチン用品・収納グッズ:まとめ
さて、ここまでで、日本ではあまり馴染みがない、アメリカならではのキッチン用品やキッチン収納グッズをご紹介しました。
- 食器洗いクロス
- 包丁収納
- スパイス棚
- グラムとポンド対応量り
- 密封タッパー
コロナの影響であまり外に出られない今こそ、家の収納を見直したり、新しい便利グッズを試してみるチャンスだと思います。
どれもそこまで高いものではないので、もし気になるものがあったら、この機会に取り入れてみてくださいね。