アメリカのおすすめスーパーマーケット格付けランキング|一覧と特徴

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目次

アジア食材が安く揃う! H-Mart

H-Martは韓国系の大型スーパーで、アジア系食材が一通り揃います。

品揃え品質価格店内の雰囲気顧客対応セルフレジ
H-Martふつうアジアン×

生鮮食品から日用雑貨まで品揃えも豊富なので、

「H-Martに行くだけで全ての買い物が一度で済む」

というのが最大のメリットです。

メリット1:アジア食品含め豊富な品揃え

H-Martでは、アジア系の食材、たとえば、

  • 大根などのアジア野菜
  • 納豆などの日本食品
  • 麺つゆやごま油といった調味料
  • アジア人に馴染み深いお魚や貝類

などが売っています。それと並行して、小麦粉や卵などの普通の食材も売っているので、

「H-Martに行くだけで買いたいものが全て揃う」

というのが最大のメリットです。

ただし高級スーパーではないので、オーガニック系の食品は基本的に置いてありません。

特にお肉の質は、ホールフーズやトレジョと比べると一段落ちます(そのぶんお手頃ではある)。

メリット2:ポイントカードを作れる

これはあまり知られていませんが、H-Martではスーパーのポイントカードを作ることができます。

レジの横にサービスカウンターがあるので、そこでカードを作りたい旨を伝えましょう。

毎回レジのたびにカードを提示するとポイントを貯めることができ、1000ポイントで10ドルのクーポン券をもらえます(サービスカウンターで発券の必要あり) 。

今自分のカードに何ポイント溜まっているかは、買い物のときにもらうレシートで確認することができます。

デメリット1:セルフレジ未対応

Hマート最大のデメリットは、セルフレジがなく、混雑している時は結構レジ待ちの時間が長いということです。

レジの店員さんの接客もそこそこで、愛想やサービス精神はあまり期待できません。

英語がそこまで上手くない外国人の店員さんも多いので、込み入った話をする時は困ることもあります。

(ただし、同じ英語が喋れない者同士、お互いカタコトでなんとなく上手く通じるときもある:笑)

デメリット2:日本食材が不当に高価なときがある

Hマートには日本人向けの日本食材も売っていてとても助かる反面、日系スーパーに行けば安い商品になぜか凄まじい高値がついていることがあります(あくまでたまにですが)。

なのでHマートで買い物をする時は、

「ひとつひとつ商品の値段を面倒がらずにチェックする」

ことが非常に重要です。

中には値段シールがついておらず、価格が確認できないものも多いのですが、そういう商品を買いたい時は、高値を払うことを覚悟するか、その商品だけカゴの中で分けて置いて、会計前にレジの人に値段を確認する手間が必要です。

日用品を買うならここ! Target

Targetは純粋なスーパーというよりは、イトーヨーカドーのような庶民的なデパートといった位置付けです。

なので、日用品の品揃えは群を抜いて良いですが、食品、特に生鮮食品に期待してはいけません。

品揃え品質価格店内の雰囲気顧客対応セルフレジ
Targetお手頃ふつう×

メリット1:日用雑貨が安く揃う

Targetの一番のメリットは、お手ごろ価格でそこそこ良い日用雑貨が買える点です。

雑貨系で必要なものがでてきたら、とりあえずTargetに行くと大抵なんとかなります。

例えば私は、

  • 収納ボックス
  • ベビー用品
  • 子供服
  • シャワーカーテン
  • 筆記用具
  • 季節のデコレーション(ツリーのオナメントやハロウィンの仮装など)

あたりはTargetで買っています。また消耗品に関しても、

  • トイレットペーパー
  • ジップロック
  • 洗濯洗剤

などが大容量で安くまとめ買いできるので便利です。

逆に、使い勝手の良い少量パッケージは売っていないので、家の収納に余裕がない方や、いろいろな商品をちょこちょこ使ってみたい方にはあまり向きません。

(割高でも少量がいい!という方は、消耗品はアマゾンかドラッグストアで買うと良いですよ)

また、 Targetには店舗の中に薬局が併設されており、処方薬はの受付はもちろん、カウンタードラッグ(処方箋なしで買える薬)の種類も豊富です。

メリット2:レッドカードで5%オフ

TargetではRed Cardというクレジットカードを作ることができ、そのカードでTargetで買い物をすると全品5%引きとなります。

ようはホールフーズのAmazon Cardと一緒ですね。

年会費無料の使い勝手のいいカードで、アメリカに長く住むなら作っておくと何かと便利ですが、カード開通のための手続きがなかなか煩雑です。

サービスカウンターで「Red Cardを作りたい」と言うとその場でカードを発行してくれるのですが、カウンターで登録するのはあくまで名前やメールアドレスといった基本的な情報だけで、肝心の銀行の自動引き落とし設定は家でネットでやることになります。

その銀行口座との紐付けや、毎月の支払い設定(リボ払いにしない、クレジットはいくらまで借りられる、など)がすごくわかりにくくて面倒臭いので、時間に余裕があるときに一気にやると良いでしょう。

ちなみにうちの夫も、私と同じタイミングでRed Cardを作ったのですが、設定が面倒すぎてずっと放ったらかしのままです。なのにうっかりカードを使って支払い期限を過ぎてしまい、遅延ペナルティを払わされていました。

皆さんはそのようなことがないように、面倒な設定をがんばる余力があるときにカード発行してくださいね。

デメリット1:食品は期待はずれ

Targetの一番残念なところは、食品の品揃えがあまりないところです。

缶詰や小麦粉、お菓子などは豊富なのですが、

  • 野菜・果物
  • お肉
  • お魚

は壊滅的です。特に魚は全くありません。

しかしビールの種類だけはとても豊富で、珍しいフルーツビールなどもあって見て回るのが楽しいですよ。

デメリット2:カスタマーサービスは悪い

Targetでは、品物のエリアで店員さんを滅多に見かけません。なので何がどこにあるか聞きたくても、まず店員さんを見つけるのに苦労します。

そしてやっと誰かを捕まえても、質問に答えられず「ごめんね、知らないの」で済まされることも多いです。

また、電気機器のコーナーでは、高額な商品が盗難防止のガラスケースに入っており、それが欲しい場合は店員さんにお願いして取ってもらわなければいけません。

しかし、

  • 店員さんがそもそも捕まらない
  • 捕まえてもその人にケースを開ける権限がない

などでスムーズにいかず、けっこう待たされることが多いです。

電気機器のカウンターに行くと写真の現像もできるのですが、これも、

  • 頼んでから出来上がるまで時間がかかる
  • 散々待った挙句「機械の故障で今日はできない」と言われる

などのトラブルが多く、Targetの写真現像サービスはあまりオススメしません。

写真を焼くなら、Walgreenなどのドラッグストアかコストコに行くといいですよ。

(子供が幼稚園に通い始めると、やれファミリーフォトを持ってこいだのお気に入りのテディとの一枚が要るだの、何かと写真を要求されるようになります)

Walmart

WalmartはTargetとよく似たイトーヨーカドー型の何でもモールですが、Targetよりさらに安価で、低所得者向けです。

うちの近くの店舗に行くと、客層は見事にラティーノと黒人ばかりで、アメリカの格差社会ぶりを如実に感じます。

品揃え品質価格店内の雰囲気顧客対応セルフレジ
Walmart格安低所得者向け×

普段使いは勧めませんが、ハロウィンのバラマキ用お菓子や、一度しか使わないイベント用商品の調達、または消耗品をまとめ買いしたいときなどに重宝します。

メリット1:とにかく安い

Walmartは何でも格安です。なので、

  • ジップロックなどのどこでも売っている定番商品
  • イベントなどで一度しか使わないとわかっているもの
  • 短期間しかアメリカに住まない人の生活用品

などを買うときに役立ちます。

私は過去、

  • 息子の幼稚園でのストック衣類(汚れたとき着替えさせる用)
  • ハロウィンのTrick or Treatバッグ(一回使ったら大抵壊れるし、年一のために家に取っておくのが嫌)

などをWalmartで調達しました。

デメリット1:レジで長時間待たされる

Walmartは低所得者向けのスーパーなので、クレジットカードを持っておらず現金払いするお客さんもちらほらいます。

そしてアメリカの店員さんは、ほとんどの場合小銭の計算が苦手です(お客が出した複数のコインが合計何セントか数えられない)。

なので、

「あっ、この列一人しか並んでいない! ラッキー!」

と思ってレジの列に並んでも、そのたった一人が現金払いをするだけでどんどん隣の列の人に抜かされていきます(涙)。

今はWalmartでもセルフレジが使えるらしいのですが、うちの近くの店舗では見つけられず、早く導入して欲しいと願うばかりです。

デメリット2:治安が悪い

私は一度、平日昼間の空いているWalmartで詐欺に遭いかけたことがあります。

化粧品売り場をウロウロしていると、東南アジアっぽい見た目のお兄さんにいきなり、

「Hi!」

と愛想よく話しかけられ、

「どこ出身?」

「あ、日本? 僕ラーメン好きだよ」

などと軽い世間話をしました。その後、

「フィリピンの恵まれない子供達のために学校を建てるチャリティーをやってるんだけど、寄付してくれない?」

と、寄付のチラシを見せられました。

そこで「なんか怪しい・・・」と思った私は断って立ち去ろうとしたのですが、その後もしつこく、

「日本人もいっぱい寄付してくれてるよ。ほら、これリスト(日本人は“みんなやってるよ”に弱いと見抜かれている)」

「みんな10ドル寄付してくれてるけど、お金ないなら5ドルでいいよ」

などと付きまとわれて、最終的には英語がわからないふりをして振り切りました。

その間、店員さんが一人通り掛かりましたが、しれっと素通りされ、

「あ、ここの店員を当てにしてはいけないんだな」

と学びました。

その後、もらった寄付チラシの情報をもとにネットで情報を調べてみましたが、やはり詐欺でした。

ちょっと怖かったですが、

「ここは日本じゃなくてアメリカなんだ。自分の身は自分で守らなきゃ」

と、防犯を意識するようになる良いきっかけとなりました。

皆さんも、初めてのエリアやお店に行くときは、

「ここの客層はどんなかな」

「周りの人は何語を喋っているかな」

「人通りは多いかな」

と気にする癖をつけて見てくださいね。

特にWalmartや、Doller Treeなどの1ドル均一ショップは要注意です。

COSTCO

日本でも有名なCOSTCOは、品質も価格も◎の最高のコスパを誇る超優秀スーパーです。

特に食品は、COSTCOにしか売っていない美味しいものがたくさんあります。

ただし、1パッケージあたりの量がとんでもなく多く、使い切るのが大変です。

品揃え品質価格店内の雰囲気顧客対応セルフレジ
COSTCO格安ふつう×
  • 十分な収納スペースがある
  • 食品を大量買いしても食べきるだけの管理能力がある

以上の条件を満たしている方は、会員登録を検討すると良いでしょう。

メリット1:高品質で魅力的な商品

COSTCOには高品質で魅力的な商品がたくさんあります。

特に私の一押しはベーカリーで、冷凍させてもオーブンで焼けばサクサクもっちりが復活するクロワッサンはぜひ食べていただきたい至高の名品です。

また食品以外も、日用品からジュエリーまで何でも売っています。

中でも侮れないのが型落ちの家電で、私は今までに、

  • ダイソンの掃除機
  • ルンバ
  • 象印の炊飯器

を見かけたことがあります。どれもアマゾンやBEST BUYなどと比べるとかなりお得なので、買い替えを検討の方はまずCOSTCOをチェックすると良いでしょう。

メリット2:安い

COSTCOの次のメリットは、とにかく安いこと。

あまりに安すぎるので、ついつい買いすぎて翌日後悔します(笑)。

何を買ってもたいてい他の店よりも安いので、値段をあまり気にせず欲しいものをポイポイカートに入れてしまいがちです。

デメリット1:会員料金が高い

COSTCO会員になるには、年に一度の会員費を払う必要があります。

会員には、普通会員($60)とプレミアム会員($120)の2種類がありますが、レストラン経営者でもないかぎり普通会員の方がお得です。

以前、「どれくらい買えばCOSTCO会員費の元を取れるか?」という計算をしたことがあるので、興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

デメリット2:ついつい買いすぎる

COSTCOで買い物をする最大のデメリットは、

「得をしようと要らないものまで買いすぎてしまう」

ことです。

  • 高い年会費を払っているんだから、沢山買わないと損
  • どうせ安いんだから、いっぱい買っておこう
  • 激混みでもう一度くるのは手間だし、今買っておこう

という心理が働き、気づいたらカートの中に商品が溢れかえっています。

「沢山買ったのに、結局半分以上使わなかった・・・」

という無駄を防ぐための一番の方法は、当たり前ですが、

「絶対に使うと分かっているもの以外買わないこと」

です。

COSTCOの年会費のもとを取るのは実はそんなに難しくないので、そこにはあまり拘らず、お肉や洗剤などの自分なりのお気に入りが定着しているものに絞って買い物すると良いでしょう。

デメリット3:いつ行っても激混み

COSTCOは、特に土日は混雑します。

しかし大量バルクの商品をカートから車のトランクに移し、さらに車から家まで持って帰るには、どうしても夫のいる土日が便利なんですよね。

もうこれは仕方のないことなので、レジで待つのは当たり前と思って暇つぶし用の本や動画をスマホに用意しておくと良いです。

アメリカのおすすめスーパーマーケット一覧と特徴|まとめ

さて、今回も長い記事になりましたが(なんと一万字超え!:笑)、アメリカの以下のスーパーマーケットについて、格付け付き一覧表の作成とメリット・デメリットの考察を行いました。

  • Whole Foods Market
  • Trader’s Joe
  • H-Mart
  • Target
  • Walmart
  • COSTCO

このうち、食材が比較的なんでも揃っていて使い勝手がいいのは、やはりWhole Foods MarketとH-Martです。

二店とも、工夫次第で割引やポイント付与のサービスを受けられるので、賢く買い物してお金を節約してくださいね。

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