こんにちは、アメリカ駐妻生活もそろそろ5年目に突入しそうなミイです。
私、2018年春にニューヨークからアトランタへ引っ越していたのですが、なんとこの10月、再び夫の異動でニューヨークに戻ってきました。
「あーあ、夏はアトランタの灼熱地獄に耐えて、秋からは極寒のニューヨークに引っ越すなんてツイてない・・・」
と思わなくもないですが、それでも10月に引っ越してこれて、とってもラッキーだったことがひとつあります。
それは、ニューヨークでは毎年秋に、ストウブ鍋のウェアハウスセールがあるということ!
今年(2019年)は11月と12月に二回に分けて行うのですが、鍋に限らず質の良いキッチン用品が20%引きなどの安価で買えるので、普段料理をする方は行って損はないと思います。
ニューヨーク州のSTAUBウェアハウスセールって?
ニューヨーク州には、ストウブ(STAUB)やヘンケル(HENCKEL)などの高級キッチンブランドの親会社、ZWILLINGの大きな倉庫があります。
その倉庫で年一回の棚卸しをして、「この商品はもう処分しないとな」と判断された商品を、お得な割引価格で個人消費者に売ってくれるのです。
「処分品なんて、使えないものばっかりなんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは天下のZWILLINGのすること、大人気のホウロウ鍋やココット、包丁セットなど、
「これ、欲しかったけど高くて買えなかったやつ!」
と主婦の皆さんが思うようなものを、ジャンジャン放出してくれます。
セールに行くと、まず事務所のような部屋に人気お目玉商品が並べられていて、そこにお目当のものがなければ、倉庫の内部に行くこともできます。
倉庫の内部はとても広く、全ての商品をくまなく見ようとすると1時間はかかります。
さらに、このセールは地元民の間でとても有名で、特に土日に行くとレジが半端なく混んでいるので、時間には十分余裕を持って行くといいです。
セールはニューヨークのどこでやってるの?
ZWILLING倉庫セールは、ニューヨークの北のほうの、Pleasantvilleという街でやっています。
たとえばロングアイランドのMineolaからだと、道路が空いていれは1時間、混んでいたら2時間くらいで着きます。
行く時間帯によっては、駐車場が満杯でなかなか入れないこともあるので注意です。
行き帰りにBronxを通るので、子供連れの場合は、帰りにBronx Zooで動物を見て帰ると喜ばれるかもしれません(まあ、ニューヨークの秋は寒いのであまり長居はできませんが・・・)。
2019年のセールの日時は?
2019年のZWILLING倉庫セールの日時は、こんな感じです。
- 11/22 (金) 10:00-19:00
- 11/23 (土) 10:00-17:00
- 11/24 (日) 12:00-17:00
- 12/6 (金) 10:00-19:00
- 12/7 (土) 10:00-17:00
- 12/8 (日) 12:00-17:00
毎年、11月下旬の金土日と、12月頭の金土日に開催されています。
金曜は品揃えが良く、混雑も回避できるので、もし可能であれば金曜に行くのが一番いいです。そして、一番混むのは土曜の午前中です。
私は過去、2017年の11/19(日)のセールに閉店間際(16時ごろ)に駆け込んだことがありますが、それでも入店してすぐはレジに長蛇の列ができていてびっくりしました。
しかし、自分が買い物を終えた17時には列が半分くらいに減っていて15分くらい並んでお会計ができました。
品揃えは、日曜の夕方でも思ったよりは豊富でしたが、中には品薄になっている種類や色もありました。
「この商品のこの色が欲しい!」と、明確に欲しいものがある場合は金曜か土曜の早い時間に、「特に欲しいものはないけどセールがどんなものか見てみたい」という人は日曜にのんびり行くのがおすすめです。
なお、2019年のセールの詳細を知りたい方は、ZWILLINGのウェアハウスセール紹介ページでご確認いただけます。
2020年以降のセールの日時を知りたい方は、10月ごろに「zwilling New York warehouse sale 2020」とグーグルで検索すると出てきますよ〜。
セールのおすすめ商品は?
さて、いよいよ肝心の、ZWILLINGセールで買えるおすすめ商品についてです。
といっても、料理を作る頻度や何を作るかなどは一人一人違うため、「これを買っておけば間違いない!」と言い切るのは難しいので、とりあえず私が店内を吟味して気に入ったものを列挙していきます。
どうぞ、独断と偏見に満ちたおすすめであることをご了承ください(笑)。
ストウブのミニココット(陶器とホウロウ)
まず、万人に(料理をあまりしない人にも)おすすめなのが、こちらの小さなココットです。

写真右の、白い方が陶器製(15ドルくらい)、左の濃紺の方がホウロウ製(35ドルくらい)です。
陶器製は電子レンジOKで直火NG、ホウロウ製が電子レンジNGで直火OKです。
白い方も、買った時はフタがあったのですが、不注意で割ってしまって写真を撮れませんでした。。。
使い道については、何より離乳食作りにとっても重宝します。
大きさがわかりやすいよう、白い方に幼児用スプーンとフォークを入れていますが、ご覧の通り、1歳児の一食分がちょうど収まるようなジャストサイズとなります。
ちなみに、写真だと白い方が大きく見えますが、実際はホウロウ製も同じ大きさです。
私はよく、作り置きした冷凍保存の離乳食を陶器の方に入れて、フタをしてレンジでチンしていました。
また、ほんの少し余った料理をとりあえず陶器の方に入れて、そのまま冷凍室で保存!なんて荒技もよく使っていました(笑)。
深さがあってスープでもご飯でもなんでも入り、さらにずっしり重くて子供にひっくり返されることもなかったので、とても便利でした。
ホウロウの方は、子供にうどんを作るのに便利でした。
日本で買い置きしていた、具やスープとともに茹でればすぐできる即席ベビーうどんと、みじん切りした野菜(みじん切りして炒めたものを冷凍保存していました)、茅野屋だし、そして納豆をタレも入れて1パック入れ、10分くらい煮たものを、うちの息子はバクバク食べてくれて非常にラクでした。
えっ、納豆とうどん!?と思われるかもしれませんが、大人が食べても意外とイケます(笑)。
野菜、タンパク質、炭水化物が揃った完全食なので、このうどんさえ食べさせておけば副菜は作る必要がありません。
またホウロウ鍋は、ちょぴっとだけ揚げ物をしたいときにも重宝しています。1〜2人分の唐揚げくらいなら、このチビ鍋ひとつでできます。
鍋の温度がすぐ上がるので時短になりますし、使う油が少ないので、後片付けも楽です。
ホウロウ製も陶器製も、両方ともお値段が手頃なので、「はるばるセールに来たからとりあえず何か買いたい」という人にぴったりです。
ヘンケルのフライパン3点セット
次に私が買ったのは、ヘンケルのフライパン3点セットです。
小さい方から、直径8インチ、10.5インチ、12インチです。価格は、うろ覚えですみませんが70ドルくらいでした。

ちょうど、普段使いしていた中サイズのフライパンの取っ手が取れたので、新しいものを買おうとしていたのですが、夫の強い意向を受けて、3点セットを買うことにしました。
私(ミニマリストの傾向あり)は当初、
「今まで中サイズしか使っていなかったし、小と大は要らないんじゃ・・・」
と、あまり乗り気ではなかったのですが、実際に今まで2年間使ってみて、
「やっぱり夫は正しかった!」
と考えを改めました。
意外にも、私が一番使っているのが小サイズで、朝ごはん用に目玉焼きを焼くのにぴったりです。
息子がデイケアに通い始めた今、自分用のテキトウな昼ごはんをチャチャッと作るのにも最適です(例:冷凍ギョウザを5個だけ焼く)。
私はひ弱い系ズボラ人間で、中サイズのフライパンを流しで洗うのにさえかなりの気合がいるのですが、小サイズなら片手で楽々持てるので、「パパッと洗って済ませちゃおう!」という気になります。
また、大サイズは、ハンバーグを大量に作って冷凍したい時や、具を作ってさらに麺類を投入する系の料理(パスタや焼きそばなど)を作るときにちょうど良く、使用頻度は低めながらも手放せない存在となっています。
もう2年使っていますが、テフロンの剥げや焦げ付きもなく、綺麗に使えています。取っ手が金属製ですが、触ってアチチ!ということもありません。
ストウブの炊飯用鍋
最近、日本では炊飯器を使わずにホウロウの鍋でご飯を炊くことが流行っていますよね。
私自身は文明の利器の申し子で、「やっぱりボタンひとつで炊けるほうがいいよね!保温もできるし!」と自分を甘やかすタイプなのですが、実はうちの義母と夫は、ホウロウブームが起こる前からの生粋の鍋炊き派だったりします。
なんと義実家でも、夫が独身のときの一人暮らしでも、炊飯器は一度も買ったことがないそうです。(こんな嫁でごめんなさい)
そんな義母が、
「やっぱりこの鍋が一番おいしいのよね」
と愛用しているのが、ストウブのPetite French Ovenシリーズ。ちなみに、同じものが日本だと、「ラ ココット de GOHAN」という名前で売られています。
写真を撮るのを忘れたのでAmazonリンクで恐縮ですが、こんな見た目のやつです。
鍋自体は縦長で、手で掴む取っ手の部分が魚のヒレみたいになっているのが特徴です。
価格は、これまたうろ覚えなのですが、100ドル前後だったと思います。また今年に確認してアップデートします。
一時帰国で義実家のお世話になったときに、このお鍋で炊いたご飯をたくさん食べさせてもらったのですが、たしかに、炊飯器で炊いたご飯よりもお米の粒がシャッキリしていて、弾力がありました。甘みは、そこまで強くは感じませんでした。
食べ応えが出て少量で満足できるので、健康のため炭水化物を減らしたい人に向いていると思います。
作り方は、義母に留守番を任されて一度だけ私が炊いたことがあるのですが、意外と簡単で、誰にでも美味しく炊ける感じでした。
ご参考までに、教わった方法を書いておきますね。
- 3合のお米を研ぎ、カップ3杯+1cmの水とともに鍋に入れる(これでやや固めの仕上がり)
- 鍋の側面から火が少し溢れるくらいの火加減で、フタはせずに沸騰させる
- 沸騰したら(小さな泡が立ってきたら)フタをして、そのまま50秒待つ
- 鍋が噴きこぼれる寸前(フタの隙間から湯気が出て、縁から水滴が垂れはじめたら)一番弱火にし、そこから10分炊く
- 10分たったら火を止め、フタをしたまま10分蒸らす
- 美味しいご飯のできあがり
セールはどれくらいお得なの?
セール商品によって割引率は変わりますが、最大で80%、少なくとも10%は定価から割引になります。
ストウブ定番の大きな鍋は、2017年のセールでは確か60%オフで100ドルくらいになっており、たくさんの人が買っていました。
グレーと白が特に人気で品薄で、濃い赤や青、緑は大量に残っていました。
注意点としては、叩き売りで飛び切り安いぶん、品質管理にはあまり手がかかっていない印象でした。よく吟味して綺麗なものを選ばないと、破損品を買ってしまう恐れがあります。
キズや塗装のハゲ、欠けなどがないかよくチェックして、良品を手に入れてくださいね。
ニューヨーク州のストウブ・ヘンケル倉庫セール:まとめ
さて、ここまで、ニューヨーク州で毎年秋にある、ZWILLINGのウェアハウスセールについてご紹介しました。
アメリカの住宅はキッチンが広く、収納もたくさんあるので、日本ではとても買えないような大きなお鍋を安く買って、駐在中にダイナミックな料理にチャレンジするのも良いですね。
カレーやシチューなどの煮込み料理は、たくさん作れば作るだけ美味しくなりますし!
ちなみに、我が家は自分たち用には鍋は買いませんでしたが、義母にリクエストをもらって赤い大きなお鍋とお揃いの鍋敷きを買って、船便で送ってプレゼントしました。
送料だけで150ドルくらいかかって、
「あれ、これ、日本で定価で買ったほうがかえって安上がりなんじゃ・・・」
とチラッと後悔しましたが(笑)、アメリカでは、なかなか日本の親戚に送れるような気の利いたプレゼントなんて見つかりませんし、息子の出産の時に手伝いに来てもらって大変助けられたので、
「こういうのは、節約うんぬんより、喜んでもらえるものを贈ることが大事!」
と、コスト度外視でスパッと割り切ることにしました。
その後、一時帰国でお世話になったときに愛用してもらえているのを見て、嬉しく思ったのを覚えています。
皆さんも、頻繁に荷物を送ってくれたり、アメリカでの生活を手厚くサポートしてくれる親戚や友人が日本にいらっしゃるなら、思い切って、
「ストウブの鍋、いる? 船便で2ヶ月かかるけど(笑)」
と聞いてみてもいいかもしれません。
そこでもし、「いや、いいよ」と断られても、
「そんな高価で重いものを、わざわざアメリカから贈ってくれようとしたんだなあ」
と、誠意や親しみ、感謝の気持ちは確かに伝わるはずです。