こんにちは、アメリカで駐在妻をしているミイです。
私は9年前の2015年に夫の赴任帯同でニューヨークに引っ越しましたが、
「これは日本にしか売ってないだろうから持っていこう!」
と思って荷物に詰めたものが現地のスーパーに普通に売っていたり、逆に、
「これは使わないだろうし、かさばるからいいや・・・」
と思って置いて来たものがどうしても欲しくなって、わざわざ輸送費を数万円かけて日本から取り寄せたり・・・ということが度々ありました。
そこでこの記事では、駐在妻7年目の私が自信を持って、
「これは海外赴任に持って行った方がいいよ!」
とおすすめできる日本の便利グッズをリストにしてご紹介したいと思います。
日本からアメリカに持って行くべきものリスト120選
それでは、早速項目ごとに、日本からアメリカ赴任に持っていくべきものをご紹介していきます。
キッチン用品・調理家電
アメリカは外食代が高く、おいしいお惣菜や冷凍食品もないので、必然的に自炊することが多くなります。
料理が嫌いな人ほど、少しでも負担を減らすために調理家電・時短グッズを揃えていくことをおすすめします。
フードプロセッサー
包丁を使うのが苦手な人の救世主。みじん切り、薄切り、千切り、なんでも対応してくれます。
ハンバーグ、薄切りれんこんのきんぴら、大根の千切りサラダなど、私の得意料理の大半はフードプロセッサーがないと調理時間が倍以上になります。
先日、8年使った一代目が壊れてしまい、1万円以上の送料を払って新しいものを日本から取り寄せました。
最初はアメリカで売っているもので我慢しようとBRAUNのものを買ったのですが、やっぱり性能に満足できず、返品して日本のパナソニックのものを買い直しました。
もし今お持ちのものを買ったのが数年前なら、駐在に行く前に新品を買って持って行った方がいいかもしれません。
ホットクック
材料を入れるだけでカレー、煮物、タンドリーチキンなどを作ってくれる主婦の味方。アメリカはキッチン収納も広いので、大きめ2.4Lタイプの方をおすすめします。
ホームベーカリー
日本クオリティの食パンを毎朝食べたいなら、ホームベーカリーもマストです。切り餅がお高いので、餅つき機能がある機種だとお正月に便利です。
炊飯器
炊飯器はアメリカでも売ってはいますが、炊き込みご飯モードがないなど、使い勝手はいまいちです。日本でいいものを安く買って持ってくる方がいいでしょう。
ホットプレート
たこ焼きパーティーやお好み焼きパーティーはアメリカ人に大ウケします。マストではないがおすすめ。
変圧器
アメリカで日本の家電を長く使い続けたいなら、必ず変圧器を使いましょう。
消費電力が高めのホットプレートと炊飯器がだいたい1300Wなので、1500Wまで対応するものを用意すればOK。
ハンドミキサー
ミキサーは、私は日本から持って行かずにアメリカで買ったのですが、重くて大きくて使いづらく、日本の軽量のものが恋しいです。羽根がしまえる収納ケースが付いてくるのも日本製ならではのメリットです。
クッキングスケール
ホームベーカリーでパンを焼くなら、0.1g単位で測れるクッキングスケールを持っていると便利です。
しゃもじ
しゃもじは一年に一回くらい紛失して大騒動になります。スペアを1個くらい持っておくと安心。
スライサー
スライサーはアメリカにはやたら嵩張るもの・洗いにくいものしかありません。絶対に日本製の方が良いです。
大根おろし
大根おろしのような、程よく粗くおろせるようなおろし器はアメリカにはありません。
薬味おろし
にんにくや生姜をおろす用の小さなおろし器もあると何かと便利。アメリカにコンパクトサイズはありません。
計量カップ
10ml単位のメモリがある小さな計量カップがあると、大さじ(15ml)小さじ(5ml)を使わずに調味料を量れて便利です。
菜箸
菜箸もアメリカではお高いです。折れた時用の替えを日本から持っていくといいでしょう。
調味料ポット
アメリカの家はよく虫が出るので、砂糖など調味料は密封容器に入れて保存すると安心です。
マーナの調味料ポットは手前が開いて使いやすく、計量スプーンのすり切りも簡単、密封設計で言うことなしです。
調理バサミ
アメリカの食品パッケージは親切設計ではなく、手で開けられないものが多いのでキッチンバサミ必須です。
ポリ袋ホルダー
アメリカにはキッチンシンク用の三角コーナーが売っていません。私は代わりにこのポリ袋ホルダーにゴミ袋を広げてシンク脇に置いています。
お弁当箱
お弁当箱もアメリカでは良いものは手に入りません。夫は立ててもこぼれないフードマンのお弁当箱を愛用しています。
レゴ好きの息子はレゴっぽい下記のものを使っています。
ランチバンド
お弁当箱のゴム製のランチバンドはたまに無くされるので、予備を持っておくと安心です。
お弁当箸
お弁当箸もアメリカでは手に入りにくいです。
保冷ランチバッグ
お弁当箱を入れる保冷バッグも忘れずに。
卵焼き機
お弁当作りに必須の卵焼き機もアメリカにはありません。
小さなまな板
小回りのきく小さなまな板もアメリカにはありません。
水切りラック
アメリカの水切りラックは、フォークやお箸を立てて入れるデザインで、カップに水が溜まりやすく不衛生です。
日本の水切りラックはフォークやお箸を寝せて乾かせるのが便利で羨ましいです。HIBARIのラックはスライドして大きさ調整可能で、どんなキッチンにも適応します。
米びつ
米びつもアメリカにはありません。アメリカでここまで大きな密封容器を買おうとするとかなり値が張ります。
嵩張るので一時帰国で買って帰るのも難しく、最初の会社負担の船便の時に確実に入れておきたいアイテムです。
ラップ
アメリカのラップはみよーんと伸びて、日本のラップとはかなり使用感が異なります。
何年海外に住んでも、サランラップだけは日本のものじゃないと無理!という方はけっこう多いです。
小分け用ジップバッグ
お子さんがいるご家庭では、お菓子をお友達にお裾分けする時などにジップバッグがあると重宝します。
アメリカではなかなか可愛いものが売っておらず、値段も高いです。
食器
お箸
お箸は私は柄を揃えるのが面倒なので、下記のシンプルな木製のものを10膳持っています。
醤油皿
薄くて小さな醤油皿もアメリカではまず手に入りません。
小さな取り分け皿
アメリカでは取り分け皿サイズもなかなか見つからず、あったとしても分厚くて重いです。
小さなコップ
200ml程度の小さなコップって、我が家は重宝するのですがどうでしょう?
とにかくアメリカでは何でも小さいサイズのものがないと覚えておいてください。
お茶碗
お茶碗もマストです。
どんぶり
深さのあるどんぶりもアメリカでは探すのが難しいです。
丼ものやうどんはズボラ主婦の強い味方なので、家族の人数分は揃えていきたいです。
味噌汁茶碗
お味噌汁用の茶碗もアメリカにないですが、やや汎用性に欠けるので、マグカップで代用でも良いかもしれません。
れんげ
れんげもないですが、我が家は大きめスプーンで代用しています。
デザートフォーク・スプーン
ケーキやアイスクリームを食べる時に使うような、小さめのスプーンやフォークも日本から持ってくるといいでしょう。
こどもばし
小さいお子さんがいるご家庭では、次の一時帰国のタイミングで子供ばしを買ってくると安心です。
お風呂・トイレ用品
フェイスタオル
アメリカにフェイスタオルはあるにはありますが、日本の方が圧倒的に安くてクオリティも高いので船便に沢山入れておくと良いです。
アメリカの洗濯乾燥機を使うとすぐボロボロになるので、予備も含めて多目がおすすめです。
バスタオル
アメリカのバスタオルは大きく重く、洗濯するのも大変です。
日本サイズのバスタオルは大変貴重なので、こちらも多めに持っていくと安心です。
体を洗うタオル
体を洗うタオルもアメリカではメジャーではありません。日本製が一番です。
綿棒
アメリカの綿棒は綿がボワボワかさばって使いにくいです。耳の穴が小さい人は日本のものを買っていくと良いでしょう。幼児用の細い綿棒もないので注意。
シャンプー・コンディショナー
アメリカのシャンプーは洗い上がりがゴワゴワになります。西洋人は髪が少なくボリュームを出したがるので、日本人が求めるサラツヤしっとりに特化したシャンプーがそもそもありません。
歯ブラシ
アメリカの歯ブラシはとても大きいです。お口が小さめの人は日本からたくさん持っていきましょう。
子供歯磨き粉
味がアメリカンすぎて美味しくないのか、息子の友人は日本の歯磨き粉を使っていることが多いです。
大人用は普通のミント味があり、わざわざ日本から持ってくる必要は感じません。
生理用品
生理用ナプキンの使い心地は圧倒的に日本のものの方が良いです。私は一時帰国するたびに緩衝材代わりににスーツケースに押し込んでいます。
便座シート
アメリカで日本人家庭に遊びにいくと、便座シートが貼ってあることが多いです。
日本の温座トイレに慣れていると、冷たいアメリカの便座が辛いとのこと。
洗濯用品
物干しスタンド
アメリカでは洗濯物の外干しは法律で禁じられています。
乾燥機にかけたくない衣類は物干しスタンドで乾かしましょう。
ピンチで留められるタイプも持っておくと、お気に入りの下着や小物を干すのに重宝します。
洗濯ネット
洗濯ネットもアメリカのものは高くてクオリティが低いです。荒い洗濯機に酷使されてボロボロになっていくので、沢山持っていくと良いでしょう。
洗濯桶
子供が醤油など食べこぼして予洗いが必要になったときなど、洗面器大の洗い桶があると便利ですよね。
しかし使う頻度は低いので、折りたためて収納できればベスト。
そういう「そうそう、こういうの欲しかったんだよ!」という商品がアメリカには皆無です。日本で買っておきましょう。
ランドリーバスケット
こういう、「軽くて持ち運びやすいランドリーバスケット」もアメリカにないんです・・・。苦労して見つけたとしても高いんです・・・。
掃除用品
お風呂掃除ブラシ
私はお風呂掃除はスポンジよりブラシ派なのですが、これも日本から持ってくる必要があります。
お風呂洗剤
アメリカのお風呂洗剤は、泡で出てこなかったり、匂いが微妙だったりしてなかなか「これ!」というものがありません。
マストではありませんが、船便に何個か入れておくと重宝します。
カビハイター
アメリカにもカビ取り塩素系洗剤はあるのですが、日本のカビハイターの方が効きが良いです。
運送会社によっては塩素系洗剤は受け付けてもらえないこともあるので、事前に確認しておくと安心です。
ゴム手袋
手が小さい方は、日本でSサイズのゴム手袋をまとめ買いして持ってくることをおすすめします。
アメリカは空気が乾燥しており手荒れしやすいので、掃除や皿洗いの時こまめにゴム手袋をすると良いです。
下記のプリティーネ手袋は絞りが入っていてずり落ちにくく、使いやすいです。
洋服・ファッション
サングラス
アメリカの日差しは日本よりも数倍強く、特に明け方と夕暮れはサングラスがないと眩しくて運転できません。
スリッパ
私の知り合いの日本人家庭では、アメリカでも靴を脱いで生活しているところがほとんどです。
そうなると必要になってくるのが、室内ばきのスリッパ。日本人のお家にお邪魔すると、ほぼ100%の確率で素敵なスリッパを出してもらえます。
しかしこのスリッパ、アメリカにはない文化なので、アメリカでは買えません。
必要な方は、自分と家族用にリラックスできるものを、お客様用に見栄えのするものを、それぞれ揃えておくと良いでしょう。
子供のパジャマ
アメリカでは大人のパジャマは普通に売っているのですが、子供用のパジャマはどれもピタッとタイトすぎて、うちの子達はあまり好きではありません。パジャマは日本のユニクロなどで調達しています。
甚兵衛
小学校の異文化学習などで、民族的な服を来ていく機会が意外とあります。
浴衣は子供達が歩きづらがるので、甚兵衛を持っておくと便利です。
ウインドブレーカー
アメリカでは、少々の雨が降っていてもあまり傘を差しません。降っているかいないか微妙なほんのちょっとの小雨の日も多いです。
はっきりしない天気の日は、念のため子供に撥水加工のあるウインドブレーカーを着せておくと安心です。
レディース水着
海外赴任中は旅行に行く機会も増え、水着が必要になるときもしばしば。そして日本で主流のカバー面積の広いレディース水着がありません。日本にいるうちに買っておきましょう。
手袋
真冬のニューヨークは、外出時は手袋がないと厳しいです。落として無くす可能性も大なので、手頃な価格のものを使うと気楽です。(私は革手袋をなくして半泣きになったことがあります・・・)
帽子
ニューヨークの真冬は帽子も被らないと耳が痛くなります。
腹巻き
海外の夏は冷房の効き過ぎで冷えやすく、薄手の腹巻きがあるとお腹を守れます。アメリカには売っていないので、必要な方は忘れずに日本で買っておきましょう。
ボディケア・美容
ヘアワックス
特に男性用は日本製の方が使いやすく、一時帰国のたびに買って帰る方が多いです。
くるくるドライヤー
ドライヤーの先に櫛を取り付けられるタイプはアメリカに売っていません。
お湯でオフのマスカラ・アイライナー
アメリカにはお湯でオフできるマスカラやアイライナーは売っていません。買いだめして持っていきましょう。
爪切り
日本製の方がコンパクトで手に馴染み、仕上がりも滑らかです。
耳かき
アメリカでは耳かきをする習慣がなく、買うことができません。
うちの子は二人とも耳垢が溜まりやすく、耳掃除のために定期的に耳鼻科に行っていたのですが、下記のライト付きの耳かきとピンセットのセットを買ってから私が耳掃除してあげられるようになりました。
ヘアカット用はさみ
アメリカで良い美容院を見つけることは難しく、特に男性は現地の美容師さんにお願いするより家族に切ってもらう方がましなこともしばしば。ヘアカット用品はアメリカでも買えますが、日本のものの方が質がいいです。
バリカン
男の子がいるご家庭におすすめ。ハサミでチョキチョキやるより断然早いです。
私は今までアメリカ製を使っていたのですが、下記のパナソニックのものの方が段違いに自然な仕上がりになります。
体重計
キログラム単位で体重を測りたい方は日本で体重計を買っておきましょう。
寝具・ダニ対策グッズ
掛け布団
掛け布団は、アメリカでは「comforter」という名前で売っています。
しかし、アメリカの掛け布団は、ベッドからちょっとはみ出て引きずる前提のサイズ感のため、日本人にとっては大きすぎて扱いづらいです。日本から使いやすいものを持ってくることをおすすめします。
敷布団
敷布団は子供が生まれてから重宝します。寝相の悪い幼児を安心して寝かせられます。硬いフローリングに敷くことも考慮して、分厚めのものを持っていくと良いです。
逆に、小さな子供のいないご家庭ではお荷物になりがち。来客布団はエアーベッドで代用すると収納スペースを食いません。
毛布
西川の高級毛布級のふわふわ毛布をご所望の場合は、日本で買って持って行きましょう。
防ダニ布団カバー
日本以外の国(特に欧米)では、街の景観を損ねるという理由で、ベランダに洗濯物や布団を干すことは禁じられていることが多いです。
そこで役に立つのが、ダニやホコリが布団の中に入り込むのを防ぐ布団カバーです。
ベッドのマットレスカバーについては、日本と海外ではベッドのサイズ規格が違うので現地で調達した方がいいと思いますが、日本の掛け布団のカバーは日本でしか手に入りません。
防ダニ枕カバー
ダニ取りシート
ベッドやソファーなど、大物の布製家具が多い海外の家に、あると便利なのがダニ取りシートです。
マットレスの隙間にこのシートを潜り込ませておくと、誘発剤でダニをおびき寄せて乾燥させ、シートの中に閉じ込めてくれます。持続効果は3ヶ月です。
これ、日本だと安価で買えるのに、今のところアメリカでは売っているのを見たことがありません。日本から海外赴任にくる前に、まとめ買いしておくことをおすすめします。
布団乾燥機
布団乾燥機をかけてから布団を掃除機で吸うと、埃アレルギーの人は鼻がスッと通るようになります。
下のアイリスオーヤマの製品は、専用の袋に布団を入れて密封した上でダニを根絶やしにするタイプで、強力です。
布団掃除機
布団乾燥機をかけた後は、掃除機でダニの死骸を吸ってきれいにする必要があります。
普通の掃除機に布団ノズルを付けて吸っても良いのですが、専用の布団掃除機を使うと手が疲れません。
防ダニ布団入れ
ダニが通れない不織布でできた布団入れがあると、夏の間も羽毛布団や毛布などを安全にしまっておけます。
薬・健康対策
空気清浄機
私はそこまで清潔好きなタイプではないので、空気清浄機は、「絶対いらないだろ〜」と思って海外赴任当初は持っていきませんでした。しかし、
- 海外の家の床はじゅうたん張りなことが多い
- 海外の家は網戸とサッシの間に隙間があいており、窓を開けると容赦なく虫が入ってくる
という2点の問題により、ホコリが溜まりやすいのに換気をしておらず、駐在2年目で見事にダニ・ホコリアレルギーと慢性副鼻腔炎を発症しました。ちょっとした風邪をすぐこじらせて寝込んでしまうので嫌になります。
そんな中、たまたま日本に帰任する赴任者からシャープの空気清浄機を譲り受け、使ってみたら鼻詰まりが良くなりました。そして使用して1ヶ月後のフィルターの汚れ具合にドン引きしました。
また、アメリカでは夏に大規模が森林火災が起こることがあり、ひどい大気汚染が2-3日続くことがあります(空が真っ黄色になって世紀末感がすごいです)。そんな時にも空気清浄機があると安心です。
アメリカでもシャープの空気清浄機はアマゾンで買えますが、かなり割高なので日本から安く買って持って行くことをおすすめします。
私のようにアレルギーを発症してからでは遅いので、少々かさばりますがぜひご検討ください。
ウナクール
ウナクールのような蚊に刺され専用の薬はアメリカで見かけません。旅行にも持っていきやすい小さなものがお勧めです。
ホッカイロ
暖かい地域ならホッカイロは不要ですが、私の住むニューヨークでは、あると何かと重宝します。
生理中や体調が悪い日に、お腹にホッカイロを貼っておくと回復が早いです。また、息子を出産した時にとても役に立ちました(温めて血流が良くなるとお産がスムーズになる)。
アメリカのアマゾンでも中国製のホッカイロが手に入りますが、変な匂いがするしすぐ効果が切れるしで、正直期待はずれでした。
重いしかさばるので、スーツケースに入れて持って行くには少々難儀します。駐在に来る時の会社負担の船便で、たくさん持って来ることをおすすめします。
マスク
女性や子供用の小さめのマスクはアメリカでは買えません。柔らかい素材のものもないので、敏感肌の人は日本から持ってくると良いでしょう。
ポケットティッシュ
アメリカにもポケットティッシュはありますが、1枚1枚の取り出しやすさ、素材の柔らかさは日本の方が数段上です。船便にたくさん入れていくと何かと便利です。
収納用品
収納ボックス
衣装ケース、文房具入れ、キッチン引き出しの仕切りなど、収納グッズと名のつくものは、日本製が圧倒的にコスパが良く、高品質です。
船便を出す前に、100均やニトリで揃えられるだけ揃えましょう。衣類は衣裳ケースに入れて送ると、梱包と開梱がのとき大幅時短になります。
文房具・子供の補習校グッズ
はさみ
アメリカのハサミは大ぶりで、仕舞うのにも嵩張ります。特に手が小さい人は日本の使い慣れたはさみを持っていきましょう。
カッター
カッターも同様で、日本のものの方がスリムです。
ノート
日本人学校に入学すると、1年生から国語と算数のノートが必要になります。
ニューヨークでは日本スーパーに行けば売っていますが割高です。
2Bのえんぴつ
1年生、2年生の間は、えんぴつは2Bを指定されます。こちらも日本スーパーでしか売っていません。日本からまとめて買っていくと良いでしょう。
3色ボールペン
補習校の宿題の丸つけ用に、赤ペンと青ペンが必要になります。
1本で済ませられる3色ボールペンがあると便利です。
勉強ドリル
うちの長男(アメリカ生まれ)は、一年生の春に早くも補修校の国語についていけなくなり、夏休みにうんこドリルをやらせてなんとか挽回しました。
夏休みは補修校の宿題があまり出ず、放っておくと習ったことを忘れてしまうので、夏休み用に日本のドリルを用意しておくことをおすすめします。
書道セット
ニューヨークの補習校では、毎年、年初に書き初めをします。
必要になってから取り寄せをすると硯などが重くて送料が高くなるので、会社負担の船便に入るうちに入れておくと良いです。
入学式用のフォーマル服
アメリカの小学校では、卒業時にしかフォーマル服は要りませんが、日本人学校では入学式・卒業式の両方にフォーマル服が必要です。
両親も同様なので、ママのフォーマル服も駐在に来る時に準備しておくと良いでしょう。いわゆる入学式っぽい女性服はアメリカでは買えません。
ちなみに私は、
「アメリカだし、あるものを着ていけばいいでしょ〜」
と気楽に息子の幼児部卒業式に行ったら、皆さんめちゃめちゃカチッとしていて大変気まずい思いをしました・・・。会社用のスーツを着れば良い夫が羨ましかったです。
英語対策
一億人の英文法
日本で習った学校英語をおさらいしつつ、ナチュラルな英語に落とし込んでくれる良書。
「受動態や現在完了の文の作り方は知っているけど、どういうシチュエーションで使うべきなのかは知らない」
という人に役立ちます。
英会話1000本ノック
1000個の英語の質問を受けて、自分の言いたいことを英語で言う練習ができる英会話本。
これを真面目にやれば確実にスピーキング力は伸びます。
食品
日本からアメリカへの引越便には、航空便にも船便にも、食品は入れられません。
食品は渡米の際スーツケースに入れて持ち込むか、自腹で送料を払って日本からアメリカに送る必要があります。
和風だし
茅乃舎だしはアメリカでも通販で買えますが、値段は日本の2倍くらいです。
スーツケースに余裕があればで1,2袋くらい持っていくと重宝します。
スパイス
お肉に振って焼くだけで一品出来上がるスパイス調味料は、自炊せざるを得ないアメリカ生活での強い味方になります。
我が家では下記の黒瀬スパイスを一時帰国のたびに買い足して常備しています。
ただし、牛・豚・鶏エキスが入っているものは運が悪いと検疫で没収されます。原材料はよく確認しましょう。
ふりかけ
ニューヨークではゆかりに似ている中国のふりかけはよく売っていますが、本物のゆかりにはなかなか出会えません。
ポカリの粉
風邪をこじらせて食欲がなくなったとき、ポカリがあると助かりますよね。
アメリカにもゲータレードという似たような飲み物がありますが、甘すぎて全く美味しくありません。
ポカリの粉末があると、いざという時安心です。
梅干し
梅干しも、塩辛いものは売っていますが、ふっくら美味しいはちみつ南高梅はありません。
我が家はお腹を壊したら梅干しを食べて治すので、日本から取り寄せて常備しています。
ドレッシング
私はアメリカ現地の市販ドレッシングで当たりに出会ったことがありません。
そしてニューヨークの日本スーパーでは、ドレッシングはオーソドックスなキューピーのものか、ピエトロくらいしかありません。
なので食にこだわる駐在妻は、みんな仕方なくドレッシングを手作りしています(泣)。
我が家はローストビーフのタレになりそうな飴色玉ねぎドレッシングが好きなので、一時帰国のたびに買って帰って大事に食べています。
ようかん(非常食)
アメリカの非常食(ボソボソしたパン)はとてもまずいので、とらやの小形羊羹(賞味期限は1年)を非常食として防災バッグに入れている方は意外に多いです。
貴重な日本のお菓子でもあるので、余ったらお土産として日本人に渡すと喜ばれます。
カンパンもあると安心です。
その他日用品
ビニール傘
日本からの船便に絶対に入れておきたいのがビニール傘です。アメリカの傘は大きくて重いので、小柄な女性には扱いづらいです。
風が強い日が多いアメリカでは壊れることも度々あり、高級傘はおすすめしません。安いビニール傘を家族分プラスアルファで持っていくと良いです。
子供傘も、幼児用はアマゾンで買えるのですが、小学生用くらいの大きさはなかなか見つかりません。
折り畳み傘
アメリカにも折り畳み傘はありますが、日本のような超小型&超軽量のものはまず手に入りません。
レジャーシート
アメリカの小学校では年度末にピクニックをする習慣があり、レジャーシートが必要になります。
アメリカ製はやたら嵩張るので、日本製をひとつ持っていると重宝します。
インチ・センチ両対応メジャー
アメリカで家を借りる時や家具を買う時、インチとセンチが表裏になったメジャーを持っていると何かと役に立ちます。
アメリカアマゾンでも買えますが、渡米してすぐアパートの物件探しに行くことになるので、日本から持って行っておくとスムーズです。
首に巻くアイスノン
アメリカ駐在中、夏休みにグランドキャニオンやディズニーランドなどへ旅行に行くこともあると思います。
熱中症対策に、首に巻くタイプのアイスノンを持っていると便利です。今のところ、アメリカで売っているのは見たことがありません。
海外赴任に持って行くべき日本のものリスト:まとめ
さて、ここまでで、海外赴任が決まったら船便で持っていきたい日本のものについてご紹介して来ました。
結構私の独断と偏見で、他のサイトさんでは全く紹介されていないアイテムもたくさん載せてしまいましたが、
「何を持っていけばいいか全然わからーん!」
と困っている方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
皆さんが、どきどきわくわくの海外生活を快適にスタートできるよう祈っています!