グルメ・観光

エルパソ旅行(テキサス州)が予想外に良かった件 グルメと砂漠と洞窟探検の旅

アメリカ赴任生活を始めて2カ月目の2016年1月に、メキシコとの国境の街、テキサス州エルパソに2泊3日で旅行してきました

まだまだこちらの生活に慣れていないうちからの旅行に少し不安もありましたが、観光・グルメともに大満足で、思い切って行ってみて本当に良かったです。

特に、グルメは毎食ほぼすべて期待を上回る美味しさで、「このメニューを食べるためだけにまたエルパソに来たい!」と何度も思ったほどです

エルパソは日本人には馴染みのない、旅行先としてはややマイナーな場所ですので、きっと旅行に行きたくてもなかなか情報も集めにくいと思います。そこで、この記事でおすすめの観光スポットとレストランとを紹介し、エルパソの良さを紹介したいと思います。

  • アメリカのマイナーどころの観光地に興味がある
  • エルパソを実際に旅行した人にどうだったか聞きたい
  • エルパソの絶対に外さないレストランを知りたい

以上のような方にオススメの記事となります。

エルパソのおすすめ観光スポット

エルパソには、以下の3つの大きな観光スポットがあります。

  • ホワイトサンズ国定公園(White Sands National Monument)
  • カールスバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park)
  • シーニックドライブ(Scenic Drive)

これからひとつひとつ順番に、それぞれの特徴や見所、観光する時に注意するべきポイントなどを説明していきますね。

実際に旅行してみた経験を踏まえて、それぞれの観光スポットを120%楽しむ方法をお伝えしていきます。

ホワイトサンズ国定公園 (White Sands National Monument)

ホワイトサンズ国立公園

ホワイトサンズ国定公園は、エルパソの街から州をまたいで車で2時間ほどの場所にある、世界でも珍しい石膏でできた砂丘です。成分の特性上、真夏でも砂が熱くならず、さらに粒子がとても細かく柔らかいので、裸足で歩いたり寝転んだりしても痛くならないのが嬉しいところ。

公園内は広大で、いくつかのハイキングコースの中から好きなものを選び、その入り口まで車で行く必要があります。コースを歩き始めると視界は360°全て真っ白の砂で埋め尽くされ、その圧倒的なスケールに大抵の悩みはどうでも良くなります。砂以外のものは、ごくたまに見かける根性のある植物程度です。

アップダウンが激しく、勢いと度胸をつけないと登れない・降りれない坂がいくつかありますが、転んでも柔らかい砂なのでダメージはそんなにありません。そりをレンタルすることもでき、童心に帰って砂の斜面を滑り降りるのも楽しいです。

ついつい時間を忘れて遊んでしまいますが、ここでは電灯は一切なく、携帯も圏外です。帰る方角を見失わず、必ず日が暮れる前に車に戻るようしてください。また、周囲一帯はレストランが全くありません。事前の腹ごしらえを忘れずに。

カールスバッド洞窟群国立公園 (Carlsbad Caverns National Park)

カールスバッド洞窟

こちらもエルパソ市街から車で2時間ほどで到着します。名前のとおり、100以上の洞窟群からなる国立公園で、その中でも最大の洞窟、全米最深のレチュア・ケーブの中に入って見学することができます。

見学、と言っても 、なにしろ深さ489m、大きさホワイトハウス2個分の超巨大洞窟を降りたり登ったりする訳なので、ちょっとした山をハイキングするくらいの覚悟で臨みましょう。運動靴、動きやすい服、ミネラルウォーター、平均並みの体力(ない場合は根性)は必須です。ただ、手すり付きの道や階段がきちんと整備されているので、山登りよりは滑って転ぶ危険は少ないです。

また、洞窟内の気温は季節に左右されず、年間を通じて13℃ほどです。湿気もあって半袖だと寒いので、夏でも長袖の上着をご準備ください。

インドア派にはなかなかハードな観光地ではありますが、やはり全米最深の洞窟の名は伊達ではなく、見られる光景は圧巻です。ハイキングコースの要所要所に特に綺麗な見どころスポットがあり、 ライオンのしっぽの形のつらら石、青緑色の水を湛えた泉、パルテノンで立派に柱としてやっていけそうな石柱、ボロブドゥールで立派に塔としてやっていけそうな石、摩訶不思議な光景が絶妙な角度でライトアップされています。 下に下にと進むうちに、「ここは・・・本当に現世か?」という気持ちになってくるくらい神秘的です。

また、レンジャーツアーに参加すれば、特別に非公開区域をガイドさんに案内してもらえます。懐中電灯付きヘルメットと軍手を装備し、時には狭いトンネルを匍匐前進するような、本格的な探検のようです。ツアーはかなり人気で、事前予約はほぼ必須。私は前日に電話して、すでに予約が満杯と言われてあえなく断念しました。

洞窟の浅い部分には100万匹もの蝙蝠が生息しており、夕方になるとエサを求めて一斉に外へ飛び立つすごい光景が見られるようです。ただし冬は越冬のため、蝙蝠がメキシコに渡ってしまい見られません。

食べ物の持ち込みは禁止ですが、洞窟最深部には小さなカフェがあります。が、入口のお土産ショップ横にあるカフェの方がレベルが高いので、そちらで腹ごしらえをしてから洞窟に繰り出すことをおすすめします。

以上、くどくどと注意を書きましたが、オンシーズンであれば地上~観光者が行ける最深部の直通エレベーターがあります。これさえあれば、ちょっと肌寒いな、足が痛いな、と思ってもエレベーターで気軽に地上に帰れます。ただし、洞窟内の素敵フォトスポットの多くは最深部に行く途中の通路にあること、さらに、ミイが訪れた2016年1月中旬はエレベーターが運休していたということも併せて記しておきます。

ということで、寒いし、蝙蝠もいないし、エレベーターもやっていない1月(完璧にオフシーズン)に私はカールスバッドに行った訳ですが、それでも思った以上に満足できたので、皆さんもきっとどの時期に行っても楽しめると思います。

シーニック・ドライブ

私は夜景に関しては函館・長崎で審美眼を磨いてきており、並大抵のレベルでは感動しない自信があります。このシーニック・ドライブも、地元では有名な展望台なのですが、住宅地の真ん中のちょっとした丘にあるという前情報から、大したことはないだろうと高をくくっていました。

「せっかくエルパソに来たし、一応見に行くか」程度のノリで足を運び、そして・・・完璧にやられました(笑)。

まず、エルパソの街はそもそも平らで高低が少なく、さらに1,2階建ての低層の建物ばかりのため、高度がそこそこの丘でも見晴らしがとても良いです。町全体が一望できるのはもちろん、地平線の丸みまでくっきりと見え、圧巻です。そして何より、街を彩る明かりのほとんどが温かみのあるオレンジ色というのが素晴らしい。都会のきらびやかな夜景とは一味違う、アロマキャンドルのようなノスタルジックな色合いが、視界いっぱいに広がります

寒暖の差が激しく、夜は風が冷たいエルパソですが、その寒さに凍えつつも「もうちょっと眺めていたいな」と思わせられる素敵な夜景でした。あんまり気に入りすぎて、昼にも上ってみましたが、昼は特にパッとしませんでした。断然夜がおすすめです

こちらの住所をGoogle Mapに入れて車を運転すると着きます。

1203 East Schuster Ave (Rim Road), El PasoTX 79902

本当に住宅街の真ん中にあって、 運転中に「本当にこの道で合ってる?」と不安になりますが、大丈夫です。展望台の近くに駐車場もあります(台数はそんなにありませんが、展望台では景色を見る以外なにもすることがなく、満車でも待っていればすぐに空きが出ます)。



エルパソのおすすめレストラン

エルパソ旅行の最大の魅力は、何と言っても美味しいグルメ(、とミイは勝手に思っています)。日本でもなかなかないレベルの珍しくて美味しいお料理を、良心価格で味わえます。

私は2泊3日で旅行しましたが、行ってみたレストランの全てが当たりでした。これから、特に美味しかった以下の4軒についてご紹介していきたいと思います。

  • お洒落タパスが美味しいスペインバル
  • コスパも味も大満足のテキサス風メキシカンのお店
  • ジューシーお肉の天国 エルパソならではの南部BBQのお店
  • お腹にやさしいほっこりフォーの店

どのお店も、私が住んでいるニューヨークではまずお目にかかれないようなエキゾチックなところばかりで、自信を持っておすすめできます!

お洒落タパスのお店 Tabla

エルパソ中心部にあるタパス(スペイン風小皿料理)のお店です。食べ始めると止まらなくなる美味しさ、繊細かつ鮮やかな盛り付け、シックな内装、フレンドリーな店員、お財布にやさしい価格設定。どれをとっても満点で、表参道でも人気店になれるレベルです。

おすすめメニューはMushroom Tart。サクサクのパイ生地に濃厚なマッシュルームラグーソースが絡む絶品です。

住所: 115 S Durango St El Paso, TX 79901

質も量も最高の大衆メキシカン L & J Cafe

ミイ史上最高のTex-Mex(テキサス風メキシカン)レストランが、こちらのL&J Cafeです。

どのテーブルも大きなジョッキを片手にワイワイと盛り上がり、にぎやかで気さくな雰囲気です。

お値段もかなり気さくなので、一皿が小さいのかと勘違いしてたくさん頼んだらすごい量が来てしまいました(笑)。このお店では、まずは3-4皿くらいを頼んで様子見することをおすすめします。

イチオシのおすすめはメニューはChile con quesoで、メキシコ版チーズフォンデュといったところです。とろーりチーズソースの中にあまり辛くない青唐辛子が沈んでいて、これにナチョスチップスをディップして食べるとまさに後を引くおいしさです。冷めるとチーズが固くなってしまうので、熱いうちにどうぞ。

住所: 3622 E Missouri Ave El Paso, TX 79903

お肉のパラダイス Rudy’s Country Store And Bar-B-Q

テキサスと言えばBBQ。ウエスタンな情緒漂う木造りのお店です。こちらも雰囲気はワイワイ系です。カウンターで注文し、お金を払ってから席で料理を待つスタイルです。

コールスローサラダ等、付け合わせは正直大したことないので、ひたすらお肉に集中することをおすすめします。

2人で行くなら、とりあえずPork ribとBrisketはハーフポンドずつ頼んでください。柔らかくてジューシーで生きてて良かったと思わせてくれます。おなかに余裕があれば、チキンとソーセージもぜひ。

住所: 14620 NW Fwy Houston, TX 77040

ほっこりフォーでひと休憩 Pho Tre Bien

ガッツリ系の食事が続き、ちょっと箸休めしたくなって訪れたベトナムフォーのお店がこちら。店内に、なぜか日本風の池があって鯉が泳いでいます。

甘めのナンプラーソースでいただく生春巻きが美味しいです。フォーはスープたっぷりでアッサリまろやか。自称グルメハンター:ミイをトレビアンと言わしめるには少し独創性が足りませんが、五臓六腑に染みわたる、ほっとする味です。

住所: 6946 Gateway E El Paso, TX 79915

エルパソ旅行のおすすめ観光地・グルメ:まとめ

いかがだったでしょうか?

エルパソは、日本に住んでいる人は絶対に旅行に来ないような超マイナー観光地ですが、その魅力はアメリカの他の観光地と比べてピカイチです。アメリカに住んでいるうちに、ぜひ訪れてみてください。

以下、簡単に記事をまとめてみます。

  • エルパソ旅行は2泊3日くらいが丁度いい
  • 1月は閑散期で空いている
  • 来て良かった!と思える観光スポットが3つある
  • とにかくごはんが文句なしに美味しい
  • エルパソならではのTex-Mexは絶対に食べるべし

この記事で、少しでもエルパソに興味を持っていただけたら嬉しいです!

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