ニューヨークで運転を安全にこなすコツ7つ

車の運転席
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ニューヨークは、アメリカの中でも特に無茶なドライバーが多い地域です。

運転中に危ない目に遭ったという話は耳にタコができるくらいよく聞きますし、私自身も、車同士の軽い接触事故を2回経験しています。

しかし、残念ながら、車がないとどこへも行けないアメリカでは、危険だからといって運転を全くしないわけにもいきません。

そこでこの記事では、私自身の苦い経験をもとに、無茶苦茶なドライバーから身を守るためのコツをまとめてみました。

よろしければ参考にしてみてください。

目次

なるべく真ん中の車線を走る

ニューヨークの道路は、右折専用車線と左折専用車線がとても多いです。

しかも、その車線が右左折専用であるという標識も、交差点の直前まで行かないとありません。

つまり、まっすぐ行くつもりで外側の車線を走っていたのに、あるとき突然、強制的に曲がらなくてはいけなくなる、ということが頻繁に起こります。

「えっ?ここ曲がらなきゃいけないの?どうしよう〜曲がる前になんとか車線変更できないかな?」

なんてワタワタ焦っていると、注意力散漫になって大変危険です。

これを防ぐには、とにかくまっすぐ行きたいときは真ん中の車線を走ることです。

さらに、真ん中を走れば、前の車が右左折のために速度を落としたり止まったりするのを後ろで待つこともなくなるので、一石二鳥です。

車線変更してきそうな車を察知する

ニューヨークのドライバーの3割近くは、方向指示器を出さずに車線変更してきます。

しかも、死角を目視せずに車線変更してくる人もいます。

「なんだか隣の車、だんだんこっちに接近してきてる?」

と思ったときは、速度を落として様子を見ましょう。その車は、貴方の車に気づかないまま車線変更を始めている可能性があります。

(下手なドライバーほど、周りの車が避けてくれることを期待してノロノロ車線変更します)

そして、

「この隣の車、早く前に進めば良いのに、わざと私に速度を合わせてノロノロ走ってる?」

と思った場合、その車は貴方の存在に気づいているので、心優しく迎え入れてあげる必要まではありません。

しかし、貴方が避けることを期待して強気で割り込んでくることもあるのであくまで慎重に。

高速では、一番右の車線を避ける

高速で一番事故が多い車線は、一番右の車線です。

  • 高速を出る車
  • 高速に入る車
  • 出口を通り過ぎる車

の3つの車が入り乱れるので、衝突しやすくなります。

特にアメリカでは、加速(減速)レーンが極端に短い高速があり、日本よりも危険です。

私はいつも、高速に乗ったらすぐ真ん中の車線に入り、出口まであと2マイルになったところで右の車線に戻るようにしています。

高速では、加速(減速)レーンに行く前から加速(減速)しておく

繰り返しになりますが、アメリカでは、加速(減速)レーンが極端に短い高速があります。

そんな高速をスムーズに出入りするには、加速(減速)レーンに到達するまでにある程度加速(減速)しておくしかありません。

しかし、高速を降りる時、いきなり減速すると後ろの車に追突される可能性があります。降りる出口が近くなったら、右に指示器を出して後続の車に知らせ、ゆるやかに減速することを心がけましょう。

大通りを左折するときは、交差点の中央ではなく手前で待つ

アメリカに限らず、日本の教習所でも、左折する時は交差点の中央で待つようにと習いますよね。

しかし、青矢印が出るような大きな交差点では、交差点の中央でなく、停止線の前で信号を待ったほうが安全です。

なぜなら、青矢印が出るより先に、信号が赤になってしまうことがあるからです。

日本の信号は、「赤→青→青矢印→赤」の順番に変わりますが、アメリカでは、「赤→青矢印→青→赤」となる場合があるのです。

もし万が一、左折のタイミングが掴めないまま赤になってしまったら、対向車がもう来ないことを確認してから、すぐに左折するようにしましょう。

広い道路に出るとき、無理に左折はしない

駐車場などから片側3車線以上の広い道路に入るときは、たとえ左に行きたくても、まずは右に出て、どこかでUターンしたほうが無難です。

というのも、私自身が、片側4車線の激混みの道路を左に行こうとして、左から来た車と衝突したことがあるからです。

一番私に近い車線の車が私を渡らせてくれようと止まったので、ありがたく思いつつちょっと進んでみたら、奥の車線を走っていた車とぶつかりました。

今思うと、あんなに広く混んでいる道路を横切ろうとしたこと自体、無謀だったと思います。。。

幸い、私も相手も怪我はありませんでしたが、凹んだ車の修理に$500かかり、さらに翌年の自動車保険料が年間$700も値上がりしてしまいました。

皆様も、どうかお気をつけくださいね。

渋滞している高速に入るときは、加速レーンの終わりまで行ってから入って良い

最後は、日本にはない、アメリカならではの良いルールで締めたいと思います。

アメリカでは、渋滞している高速に入るときは、加速レーンの終わりギリギリまでスーッと進んで、加速レーンが終わってから左にちゃっかり割り込んでも誰も怒りません。

なぜなら、みんなそうやっているからです。そういうルールなのです。

しかし、少しでも割り込むのを躊躇したり、どの車の前に入ろうか思案していると、誰も貴方を入れてくれなくなります。

コツは、遠慮なくグイグイと車の頭を割り込ませて、「貴方の前に入らせていただきますよ」と明確に意思表示することです。

相手の優しさを期待した遠慮や曖昧さはダメだなんて、なんだか英会話と一緒ですね。

ニューヨークでの安全運転のコツ:まとめ

さて、ここまで、ニューヨークで安全に車を運転するコツを7つご紹介しました。

まとめると、以下の通りです。

  • なるべく真ん中の車線を走る
  • 車線変更しそうな車を察知する
  • 高速では一番右の車線を避ける
  • 高速では、加速(減速)レーンに行く前から加速(減速)しておく
  • 大通りを左折するときは、交差点の中央ではなく手前で待つ
  • 広い道路に出るとき、無理に左折はしない
  • 渋滞している高速に入るときは、加速レーンの終わりまで行ってから入って良い

ニューヨークでの運転は、日本よりもスピードが速く、はじめは戸惑うかと思いますが、慣れれば上手に運転できるようになります。

ただし、少し慣れて余裕が出てきたころが一番事故を起こしやすいので、初心を忘れずに安全運転を心がけてみてくださいね。

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