こんにちは、アメリカ在住6年のニューヨーク駐在妻ミイです。
最近はニューヨークもやっと春らしく暖かくなってきましたので、先週末に家族でブロンクス動物園(Bronx Zoo)に行ってきました。
コロナ後は、チケットが完全予約制だったり、一部の駐車場の入り口が閉まっていたりと色々変わった面も多かったので、この記事では、
- コロナ後にブロンクス動物園を100%楽しむ方法
- チケットはどれを選んだら一番お得?
- 一般客が停められる駐車場までの行き方
- 周辺の治安
についてご紹介しようと思います。
ブロンクス動物園のチケットは完全予約制!
2021年4月現在、ブロンクス動物園のチケットは完全予約制になっています。
動物園のホームページでチケットを事前購入する必要があるのですが、コロナで入場者数を制限していることで、とってもチケットが取りづらい状況です・・・。
土日は特に競争率が激しく、行く日の2週間前にホームページを見ても、すでに完売していることもあります。
さらに困るのが、
「まだ天気予報もわからない2週間以上先のチケットを取って、当日雨が降ったらどうする?」
という問題です。
ほぼずっと外を歩きっぱなしの動物園で雨が降ると本当に困りますし、天気が悪いと動物たちも活発な姿を見せてくれません。
しかもブロンクス動物園のチケットは、雨が降ろうと槍が降ろうと基本的にキャンセル不可で、払い戻しは受け付けてもらえません。
そこで、そんな超大リスクを回避する方法として提案したいのが、
- いっそ年パスを買う!
という裏技です。
ブロンクス動物園の入場料・駐車場は以下の表の通りで、たとえば大人2人と子供1人で車で動物園に行った場合、シンプルな入場だけのチケットを買ったとしても83.85ドルかかります(高い・・・)。
大人(13歳以上) | 子供(3-12歳) | |
入場料 | $24.95 | $16.95 |
アトラクション付き入場料 | $34.95 | $24.95 |
駐車場代 | $17 | なし |
これが年パスだと、170ドルで、大人2人と子供4人までが1年間行き放題になります。
また、アドオンの30ドルを付け足し、合計200ドルを払うことで、車も1年間タダで駐車場に停められるようになります。
なので、親子3人家族の場合、年に3回以上ブロンクス動物園に行けば、年パスの元を取れるという計算です。
また、取ったチケットの日の天候が悪くても、いくらでもリスケできるというメリットも付いてきます。
我が家はこのことから、来月第二子が生まれる予定にも関わらず(笑)、年パスを取得しました。
なお、年パスには、フードやお土産が10%引きになるという嬉しい特典もあります。
ブロンクス動物園の駐車場までの行き方
ブロンクス動物園の駐車場の場所は、はっきり言ってめちゃめちゃ分かりにくいです。
- Southern Boulevard Parking
- Bronx River Parking
- Asia Parking
- Fordham Road Gate(通常、一般者には開放されない)
と、全部で4つのパーキングがあり、たいていの場合は一番大きなSouthern Boulevard Parkingに行けば良いのですが(Google MapにBronx zooと入れると、この駐車場に行くナビが出る)、どの駐車場が開いているかはその日によって違います。
現に、私たちが先週末行った時はSouthern Boulevard Parkingの門が閉まっていて、
「え!? どうすんの? どこに行けば入れるの?」
と焦りながらグルグル園の周りを回る羽目になりました。
そして当てずっぽうにForm Road Gateに入ってみると、そこで職員さんに、
「ここには停められないから、Bronx River Parkingに行って。ここを出て右折したらすぐ高速に入るから、6番出口で降りてその目の前よ」
と案内されました。
しかし、私のような方向音痴&リスニング苦手な方は、早口の英語でペラペラッと道案内をされても全くわからないと思うので(笑)、このブログ記事に各駐車場の地図を載せておきますね。
Southern Boulevard Parking
ブロンクス動物園のメイン駐車場で、Southern Boulevardという大通りの真ん中にあります。
まずブロンクス動物園に車で行くなら、まずここを目指すと良いでしょう。
Bronx River Parking
ブロンクス動物園で2番目に大きい駐車場です。
高速道路の6番出口を出てすぐのところにあります。
Asia Parking
ブロンクス動物園で一番小さな駐車場です。電気自動車のチャージステーションがあります。
ここに通されることは滅多にないでしょう。
ブロンクス動物園周辺の治安
ブロンクス動物園のあるブロンクス地域は、正直言って、治安があまり良くありません。
高速を降りて街を運転していると、壁に暴走族っぽい落書きがあったり、道がでこぼこしていたり、路上駐車している車が思いっきり隣のレーンまではみ出ていたり、なんだか殺伐とした雰囲気です。
ただし、一度ブロンクス動物園の駐車場に入ってしまえば、ガラッと自然豊かな憩いの空間に早変わりするので、車で行く予定の方はあまり心配しなくても大丈夫です。
ブロンクス動物園のアトラクション
2021年4月現在、ブロンクス動物園の目玉のアトラクションである、「Wild Asia Monorail」は休業中です(涙)。
5-10月限定のアトラクションなので、乗りたい方は時期を考慮してチケットを取ると良いでしょう。
初夏〜初秋のニューヨークの一番気候のいい時期に、窓なしのモノレールでそよそよ風を感じながら走るのはそれだけで楽しいですし、檻なしで自由に闊歩するゾウやサイは見応えがあります。
ただし、一番安いチケットor一番安い年パスで入場した場合は、一人6ドルの追加料金がかかるので注意です。
また、園内を歩き疲れたときに重宝する「Zoo Shuttle」は、
Asia Parking → Tiger Mountain → Zoo Center
という三つの停留所をグルグル巡回しているシャトルバス(トロリー)で、東京ディズニーランドとディズニーシーを足した面積よりも広いブロンクス動物園をくまなく見て回るには欠かせません。
ただし、こちらも4-8月は毎日運行していますが、9-10月は時々運行、11-3月は休止となっています。また、雨天の場合は中止になることもあるので注意です。
乗車料金は、プレミアムチケットを持っていない場合は一人6ドルです。
その他、メリーゴーランドやネイチャートレック(アスレチック遊具。3歳以上から)など、幼児〜小学生くらいが楽しめる魅力的なアトラクションがあります。
いずれも6ドルの追加料金はかかりますが、子連れで丸一日遊ぶにはもってこいのラインナップとなっており、
「休日何しよう・・・」
と頭を抱えているパパママは、とりあえずブロンクス動物園に行くと悩みが解決します。
ブロンクス動物園のフードコート
ブロンクス動物園は広大ですが、要所要所にちょこちょこフードコートがあるため、お昼ご飯を食べるには事欠きません。
私たちはお昼を食べて14時から動物園に行ったので、Southern Boulevard Parkingの近くのDancing Crane Cafeというフードコートでおやつにアイスを買いました。
ここは言ってみれば映画館の売店のような雰囲気で、ホットドッグやフライドチキンなどの軽食を売っていました。
アイスは、なんとハーゲンダッツの棒アイスとミニッツメイドのシャーベットが売っていて、我が家はストロベリーレモネードのシャーベットを買いました。
歩き疲れた体に自然な甘さがスッと染み入って、大変おいしかったです。
ブロンクス動物園の園内にはなんと鳥が放し飼いにされていて、フードコートにはクジャクが歩いていました(笑)。
お客さんの落としたフライドポテトなどをスズメの隣でついばんでおり、クジャクなのに庶民的な感じで面白かったです。
カフェのとなりにはお土産ショップもあり、ぬいぐるみや知育玩具、Tシャツなどが売っていました。
年パスを持っていると、フードやお土産が10%引きになるので、必ずメンバーIDをレジで見せるようにしましょう。
ブロンクス動物園の入場料・見どころ・駐車場:まとめ
さて、ここまでで、ニューヨーク1大きなブロンクス動物園について、
- コロナ後のブロンクス動物園は年パスがお得
- 駐車場の場所はややこしいから気をつけよう
- 園内は雰囲気がいいが、周辺は少し治安が悪い
- モノレールやメリーゴーランドなどのアトラクションがある
- 春夏にしか開かないアトラクションもあるので注意
- とても広いのでズーシャトルを使わないと疲れる
- フードコートは園内の至るところにある
という点をご紹介しました。
コロナ後はレジャー施設にも行きづらくなり、特に小さなお子さんがいるご家庭は、
「この週末、何しよう・・・」
と毎週頭を抱えていると思います。
そんな中、ほぼずっと屋外で、入場者制限もされているブロンクス動物園はなかなか良い候補だと思うので、興味のある方はぜひご検討くださいね。