こんにちは、グルメだけれど料理が嫌いなニューヨーク駐妻ミイです。
コロナ禍でレストランに行きづらくなってから、自宅で自炊する機会がぐっと増えましたよね。
私はそれが嫌で嫌で仕方なく、週1でUber EatsやGrub Hubを使ってしまいますが、それでも毎日一度はキッチンで料理を作らなければいけません。
それがあんまり面倒なので、
「どこかにラクで美味しいレシピはないかしら!?」
と、クックパッドをひたすら検索し倒したところ、
- 作るのがラク
- とっても美味しい
- アメリカのスーパーに普通に売っている食材で作れる
の3拍子が揃った素敵レシピをたくさん発掘することができました。
この記事では、健康にもいい「和食」をテーマに、クックパッドで見つけた神レシピを皆さんにどーんとおすそ分けします。
なお、醤油、みりん、白だしなど、アジアスーパーで買える和風調味料を使ったレシピとなりますのでご了承ください。
画像をクリックすると、クックパッドのレシピページに飛びます。

バターが決め手!?無水肉じゃが
じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・牛肉でできる肉じゃがは、海外でも作れる和食の定番ですよね。
「えー、肉じゃがなんて、食べ飽きてるよ!」
とがっかりされる方もいらっしゃると思いますが、こちらの「農家の無水肉じゃが」は、他の肉じゃがとは一味違います。
まず、全く水を使わず、野菜から出る水分だけで調理するので、素材の旨みがぎゅっと濃縮されて、さらに栄養素も逃げません。
また、仕上げにまさかのバターを入れるのですが、このバターが芳醇なコクを生み出してくれて、アメリカの脂身の少ない牛肉の欠点を補ってくれます。
ちなみに、肉じゃがに入れる薄切り肉は、アメリカでは H martやTrader Joe’sで買えますが、そこまで行くのが面倒な場合は、薄切りではなく牛ミンチで作ればOKです。
糸こんにゃくは、「糸こんが入っていない肉じゃがなんてただのカレーのなり損ないよ!」という方は、Hマートか日本スーパーに買いに行くといいです。
が、なくても問題なく食べられます。
もしどうしても糸こんを買いに行くのであれば、ついでにしいたけも買って、4つに切って入れるとさらに旨みがUPして美味しくなります。
味付けにまさかの
- しょうゆ
- 砂糖
- バター
しか使わない超絶シンプルなレシピですが、私はこのレシピに出会ってから、他のレシピで肉じゃがを作る気がしません。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください!
さっぱり食べたい時に 鮭の南蛮漬け
「今日はなんだか食欲がない・・・」
「さっぱりしたものが食べたい・・・」
という時に大活躍するレシピが、この鮭の南蛮漬けです。
アメリカのスーパーでは売っている魚の種類が少ないですが、それでも必ずサーモンは売っています。
そして、南蛮漬けといえば、普通アジで作るのが一般的ですが、サケも作ってみたら割といけますし、小骨がないぶん小さな子供にも安心して食べさせられます(酸っぱい味が嫌いな子は食べないかもですが・・・)。
片栗粉をはたくなど、上の肉じゃがに比べるとやや作る手間は増えますが、それでも私が面倒がらずに作れるくらいなので、じゅうぶん簡単なレシピだと思います(笑)。
夏の暑い日は、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
一度食べるとやみつき コーンの天ぷら
「えーっ! 天ぷらなんて、暑いし油の処理が面倒くさい!」
というそこのあなた! コーンの天ぷらはエビと違ってすごく簡単です!
水で溶いた小麦粉とコーンをスプーンでひとすくい掬って油に入れるだけなので、片手鍋に油を3cmくらい入れればすぐできます。
私が住むニューヨークのロングアイランドはコーンの名産地で、その辺のスーパーで安く売っているコーンがとにかく甘くて美味しいです。
下手なりんごジュースよりも甘く、味が濃厚なので、生のコーンをパラパラとサラダに振りかけるだけで、いつものサラダが劇的に美味しくなります。
そんなロングアイランドのコーンを、一番美味しく食べる方法が天ぷらです。
あつあつ揚げたてに塩を振って食べるだけで、
「この世にこんな美味いものがあったのか!」
とびっくりするので、ぜひ試してみてください。
子供にも大人気で、食の細いうちの息子もすごい勢いでバクバク食べます。
なお、天ぷら粉を常備している方は、天ぷら粉で揚げるとなお美味しいです。
そして、コーンは揚げるとときどき「バチッ」と跳ねることがあるので、十分距離を取りながら揚げるようにしてください。
フライパンではなく鍋で揚げたほうが油が散らず安全で、片付けがラクです。
さっぱり爽やか アスパラのおひたし
アメリカのスーパーで野菜を買うと、ひと束やひとパックにすごい量が入っています。
そして数ある野菜の中でも、ひときわ群を抜いて量が多いのが、アスパラです。
「えっ、ベーコン巻きのために5本欲しいだけなんだけど!」
と思いつつ買うと、結局たくさん余って、気づいたら冷蔵庫の中で悲しいことになってしまいます。
そんな余ったアスパラを救済するレシピが、この「アスパラのおひたし」です。
白だしと鰹節、しょうがさえあればすぐできます。
ちなみに私は茹でるのが面倒なので、耐熱容器に入れてレンジでチンしてしまいます(笑)。
ご飯とビールがすすむ味 ピーマンの油焼き
私がアメリカで美味しいと思う食材その2(その1はコーン)は、ピーマンです。
日本のものと違って、肉厚で、大きくて、甘みが強く、苦味が少ないです。
ピーマンというより、むしろ熟していないパプリカと言ったほうが適切かもしれません。
そんなピーマンをとっても美味しくペロリと食べられるレシピが、この「ピーマンの油焼き」。ごま油と醤油のガツンとした旨みが食欲をそそります。
なお、アメリカのピーマンは日本の2-3倍くらい大きく肉厚なので、レシピ通りの4-5個ではなく、大きめの2個で作るとちょうどいい味付けになります。
すぐになくなる アボカドの薬味ポン酢漬け
アメリカで食べるべき食材その3は、アボカドです。日本と違って安いので、安心してたっぷり使うことができます。
そんなアボカドを和風な副菜にしたレシピが、この「アボカドの薬味ポン酢漬け」です。
ポン酢やごま油、にんにく、ねぎなど、調味料をひとつずつ計って入れるのが少々手間ですが、火を使わずにすぐできて便利です。
アボカドのねっとりした旨みと、ポン酢の爽やかさ、ごま油のコク、薬味のピリっと効いた香りが渾然一体となった、過不足のない完成されたお味です。
ただし、一晩おくとアボガドが茶色く変色して見た目が悪くなってしまうので注意です(作り置きしたいなら、ポン酢を少し減らしてレモン汁を加えるといいです)。
アメリカ食材でも簡単に作れる!絶品和食の自炊レシピ:まとめ
さて、ここまでで、アメリカのスーパーに普通に売っている食材でつくる簡単和食のレシピを6つご紹介しました。
海外での自炊は、日本とは食材や調理環境が違ったりして不便なこともありますが、そのぶん高級な食材が安く手に入ったり、日本にはなかなかない食材が普通に売っていたり、テンションが上がる部分もたくさんあります。
また別記事で、アメリカならではの食材を使った簡単レシピもご紹介したいと思っています。
よろしければ是非また覗きに来てくださいね。
