こんにちは、アメリカで駐妻兼ペアレントトレーナーをしているミイです。
アメリカではサンクスギビングが終わると、あっという間に町中がクリスマスモードに入ります。
そして、子供のいるパパママが一斉に、
「今年のクリスマスプレゼントはどうしよう!?」
と頭を悩ませることになります。
日本ではクリスマスプレゼントの数は、子供一人につき1個が一般的で、親は子供がリクエストしたプレゼントだけを用意すれば良いのですが、ここアメリカでは、子供一人につき、何個もプレゼントを用意するのが普通です。
そこでこの記事では、
- アメリカでクリスマスプレゼントの数は何個が妥当?
- 複数のプレゼントを、どうやって靴下の中に入れるの?
- 複数のプレゼントを買って、親の予算は大丈夫?
- 予算内で買えて子供も喜ぶプレゼントの中身とは?
の4点についてご紹介します。
アメリカのクリスマスプレゼントの数は何個?
アメリカでは、ほとんどの家庭が子供一人につき、複数のクリスマスプレゼントを用意します。
よくある無難な数としては3〜5個で、中には「毎年10個以上が当たり前!」と豪語する裕福なところもけっこうあります。
私の夫は幼少期から中学までをアメリカで過ごした帰国子女なのですが、我が家の息子が0歳のクリスマスに、私がプレゼントを一つだけ用意していると、
「えっ、ひとつだけしかあげないの!? それはちょっと可哀想だし、格好つかないよね?」
と驚いていました。
とは言っても、幼いうちは他の家庭では複数もらっているなんて分からないだろうと思って(笑)、結局1歳までは毎年1つで押し通しました。
が、2歳からデイケアに通い始めるようになると、お友達や先生とプレゼントの話をすることもあり、さすがに誤魔化せなくなってきました。
そこで我が家でも、腹をくくってプレゼントを3つ4つ用意しています。
アメリカのクリスマスプレゼントのあげ方
日本では、クリスマスイブの晩に大きめの靴下を吊るしておいて、そこにプレゼントを入れてもらうというのが一般的なクリスマスプレゼントのもらい方ですよね。
しかしアメリカでは、クリスマスツリーの根元にたくさんのプレゼントをゴロゴロ置いておくというのが普通です。
きらびやかなプレゼント箱がある種の装飾にもなるので、それが一つだけだと、なんともみみっちく、寂しい印象になってしまいます。
それが嫌で、アメリカ人の親は見栄えがする量のプレゼントを用意するのです。
プレゼントの予算は合計いくら?
「一人の子供に何個もクリスマスプレゼントをを買い与えるなんて、いったいいくらの予算があったらいいの!?」
と、青ざめている方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
アメリカのクリスマスプレゼントの平均予算は、だいたい一人につき100〜300ドルくらいです。
子供からリクエストされた1つのメインプレゼント(ゲーム機や自転車などの大物)にドーンとお金をかけて、他のサブプレゼントたちは手頃なおもちゃで済ますことで、コストを削減するんですね。
中には、子供にウィッシュリスト(クリスマスに欲しいものリスト)を作らせて、そのリストにあるものを全部買い与えるすごい家庭もありますが、よっぽどやる気とお金がある人以外はそんなことはしなくて良いです(笑)。
子供が喜ぶクリスマスのサブプレゼントの中身
ではここからいよいよ、
「クリスマスのサブプレゼントって、どんなものを買えば子供が喜ぶの?」
という本題に入っていきますね。
サブプレゼントの効率的な探し方
もしアマゾンで探すなら、商品の検索窓に、
toys under 20 dollars age 5
(20ドル以下の5歳の子のおもちゃ)
などと条件を入れて検索すると、めぼしい候補がずらっと出てきます。
ご参考までに、上記の検索条件で上位5位までの商品のリンクを貼っておきますね。
実際に息子が喜んだプレゼント
実際に私が息子にプレゼントしてみて喜ばれたおもちゃとしては、まずこちらのKinetic Sandでしょうか。
粘土と似たようなおもちゃなのですが、粘土よりもまとまりやすく、ボロボロ崩れにくいので後片付けがラクです。
アメリカの州を学べる地図のパズルも、楽しみながら州の場所や名前を覚えられてオススメです。
木のブロックパズルも、お値段の割に長く遊べて御の字でした。
オモシロ系のおもちゃとしては、こちらのヴォイスチェンジャー(変声機)も気に入ってしばらく遊んでいました。
アメリカではクリスマスプレゼントは複数必要!?子供に人気のオススメおもちゃ:まとめ
さて、ここまでで、アメリカのクリスマスプレゼントについて、以下のことをご紹介しました。
- アメリカでクリスマスプレゼントの数は3-5個が妥当
- プレゼントは靴下に入れず、クリスマスツリーの根元に置く
- アメリカの平均的なクリスマスプレゼントの予算は100-300ドル
- メインの豪華なプレゼント以外は、安価なサブプレゼントでコストを抑える
- アマゾンで”toys under 20 dollars”などと検索すると条件に見合ったおもちゃを探せる
とは言っても、これはあくまで
「アメリカの家庭では、クリスマスプレゼントはこんなもんだよ」
というご紹介なので、
「うちは日本式に、毎年ひとつで十分」
というポリシーがある場合は、無理にアメリカのスタンダードに合わせる必要はありません。
アメリカは多様性の国でもあるので、もし現地人の知り合いとプレゼントの話で気まずくなっても、
「日本ではプレゼントは一つが普通で、ものやお金のありがたみを教えるようにしているの」
とサラッと説明すれば、たいていの場合は、
「そういう考え方もあるのね!」
と納得してもらえるはずです。
ぜひご家庭の中で話し合って、我が家はどうしようか?と決めてみてくださいね。
ただし、クリスマス間近になるとおもちゃ類が一気に品薄になるので、プレゼントの調達はお早めに!