ニューヨークで、というよりアメリカで、日本人好みの可愛らしいアクセサリーを見つけるのは意外に難しいです。
まず、気に入るデザインに巡り合うチャンスがあまりありません。派手過ぎたり、巨大だったり、やたらギラギラしていたり、石はキレイなのにデザインがシンプル過ぎたり、・・・。
そして何より、日本で言うところの4℃/スタージュエリー/アガットのような、20-30代女子がプレゼントでもらうと嬉しいちょっと良いジュエリーブランドがない!
5番街、SOHO、大きめのモールなどを練り歩いてみましたが、見つかったお店のほとんどはプチプラブランドか、庶民にはとても手が出ない大御所ブランドのどちらかでした。
そんな厳しい環境の中、日本人の中でも特に好みのうるさいアクセサリーハンター・ミイが「これは!」と思ったニューヨークのアクセサリーブランドを5店ご紹介します。
自分だけのオリジナルアクセサリーを作れる Brooklyn Charm
日本にもいくつか店舗のある人気上昇中のお店、Brooklyn Charmです。名前の通り、本店はブルックリンにあります。
チェーンやチャームが一つずつ別売りになっており、気に入ったパーツを選び抜いて自分だけのオリジナルアクセサリーを作れます。パーツの会計後、店員さんにつなぎ合わせてもらえるので自力で手作業する必要はありません。
100種類以上の多種多様なチャームがあり、店内で自由に手に取って選ぶことができます。
正直言って、その半分以上はあまり可愛くないですが(蛇とかドクロとかどぎついのもある)、目を皿のようにして1つ1つチェックしていくと、たまに自分の好みにクリーンヒットするチャームが見つかり、なんというかアイドル発掘のアクセサリー版みたいで癖になります。
ニューヨークの観光ガイドブックに載っていることも多く、お店に行くと日本人のお客さんと遭遇することが多いです。
チェーンにチャームをどうつけるか等、お店の人と英語である程度コミュニケーションする必要がありますが(青い石を真ん中にして、左右にひとつずつ白い石をつけてください、など)、店員さんも日本人観光客への対応は慣れているので、カタコトで全く問題ありません。
もし仕上がりが気に入らなかったら、
「もうちょっとチャーム同士の間隔を空けてもらえますか(Could you widen the gap between these charms?)」
などと追加のリクエストをお願いしてもOKです。
たくさんリテイクを出して「ちょっと申し訳なかったかな」と思ったら、お会計でチップを多めにつけておくと店員さんも喜んでくれます。
繊細で華奢なデザイン CYCLICAL INDUSTRY
こちらもブルックリンのお店、CYCLICAL INDUSTRYです。メイン通りのBedford Avenueの一角の、Mini Mallというモールの中にあります。
ここのアクセサリーはとにかく繊細でかわいい!特に細めのブレスレットが、シンプルながらきらりと光る個性があって、乙女心をくすぐります。
上記の写真は、このまえ衝動買いしたブレスレット二つですが、上の方は、ヒモの色が左右で違う(右が赤、左が黒)ユニークな仕様が気に入っています。下の方は、二連の華やかなチェーンと、金具についているポンポンが可愛いです。
私は日本人の中でも特に細っこい方ですが、ここのブレスレットはサイズぴったりでするっと抜けてしまうことがありません。
CYCLICAL INDUSTRYのアクセサリーは、ブルックリンだけでなく、マンハッタンのChelsea Marketの中(Artists&Fleasというエリア)でも買うことができます。
「ブルックリンまではちょっと遠すぎるわ」という方も、ぜひChelsea Marketを覗いてみてください。
ゴージャス&ラブリー PANDORA
PANDORAはデンマークのアクセサリーブランドですが、アメリカでも人気があり、お店はいつも混雑しています。
ほとんどの大型ショッピングモールに店舗があり、マンハッタンにはなんと4店舗あります。
Brooklyn Charmの高級バージョンと言ったところで、一番の売りは自分でデザインできるブレスレットとネックレス。そして種類は少ないですが、完成品も売っています。
アメリカらしい、ゴロッとした重めのチャームが多く、華やかです。
私は残念ながら小柄な体型で、あまりジャラジャラとチャームをつけすぎると自分がアクセサリーに負けてしまいますが、背が高い方やメリハリのある体型の方には、チャームを5,6個つけたゴージャスなPANDORAアクセサリーは本当に似合うと思います。ぜひバッチリつけこなして、ニューヨークの街を颯爽と歩いていただきたいです。
ニューヨークといえば Tiffany & Co.
ティファニーは言わずと知れた有名店ですが、せっかくなので5番街本店の雰囲気を少しだけ。
まず、お店に入る前にドアマンがドアを開けてくれる高級仕様です。NYのいたるところにショップがありますが、やはり本店が一番品数も豊富で、老舗の格式もどっしりと伝わってくるので、観光名所のひとつとして一度訪れてみるのをおすすめします。
私のような一般庶民は、入店してすぐの1階のショーケースを見て「え、値札がない・・・」と戦慄することになりますが、3階にいわゆる観光客向けのプチアクセサリーが売っています。心を強く持ってエレベーターに乗ってください。
また、もし3階のプチアクセサリーも「高い・・・」と思ってしまっても諦める必要はありません。4階に、ニューヨーク限定デザインのマグカップ(アクセサリーよりはお財布に優しい)のような可愛い雑貨もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
その他、エンゲージリングは2階、修理やクリーニングは6階です。お手入れをサボって色がくすんでしまったアクセサリー(もちろんティファニーで買ったもの)を持ち込むと、無料でキレイにしてくれます。
カラーストーンがゆらゆら可愛い Na Hoku
このNAHOKUは、繊細なデザインが売りのハワイアンジュエリーのお店です。
ロングアイランドのルーズベルトフィールドモール(マンハッタンから車で2時間ほど)にあり、マンハッタン旅行のついでに寄るのはちょっと厳しいかもしれません。が、近隣にお住いの方はぜひ立ち寄ってみてください。
ここのメイン商品のハワイアンモチーフ(波とかカメとか椰子の木とか)は、私の感覚だと正直まあまあなのですが、その脇に置いてあるカラーストーンシリーズが可愛らしくて、つい定期的にお店をチェックしてしまいます。
小ぶりな石がいくつもチラチラと揺れるようなデザインや、カラフルな淡い色の組み合わせがお好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上、ミイ一押しの、日本人好みのニューヨークのアクセサリーショップ5点ご紹介しました。
- 自分だけのオリジナルアクセサリーを作れる Brooklyn Charm
- 繊細なブレスレットがイチオシ CYCLICAL INDUSTRY
- ゴージャスでアメリカっぽい PANDORA
- ニューヨーク旅行では外せない Tiffany & Co.
- 淡いカラーストーンがチラチラ Na Hoku
アメリカでは、日本に比べるとなかなか「これは・・・!」というアクセサリーに出会えませんが、諦めずに地道に探していくと、日本にはないようなユニークで素敵なものを発掘できたりします。
なお、ニューヨークに旅行に来て、「アクセサリーだけでなく可愛いお土産も買いたい!」という方向けに、こんな記事も書いています。
よろしければ、ご参考になさってみてくださいね。