こんにちは、ニューヨーク駐在妻のミイです。
突然ですが、皆さんは日本に一時帰国するとき、どんなモノやサービスに感動しますか?
私はいつも成田に降り立ってすぐの売店で、
「どんな飲み物を買おうかな♪」
と、ジュースを選ぶ時がいちばん楽しいです。そして、当然ジュースだけでは収まらず、ついついお菓子や軽食も買ってしまいます(笑)。
日本には、CCレモンや午後ティー、ソルティライチ、おーいお茶などのおいしい飲み物がたくさんあるのに、
「アメリカには、コーラとかスプライトとか、甘い炭酸ジュースばっかりだな・・・」
と、残念に思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は私たちが知らないだけで、多様性の国アメリカには、知る人ぞ知る美味しい飲み物がたくさんあります。
そこでこの記事では、日本人にはあまり知られていないけれど、実はおいしいアメリカのドリンクについて特集したいと思います。
を9つ選んでみました。
- Honest Tea
- レモネード
- クランベリージュース
- ネイキッドフルーツジュース
- バブルティー
- トロピカルティー
- プロテインジュース
- ティードロップ
- ゲータレード
いずれも、日本人好みの、甘すぎず、後口がすっきりとしたジュースになります。
さっそく順番に、お味やどこで買えるかなど説明していきますね。
適度に甘くて後味すっきり Just Ice Tea
私がアメリカのドリンクの中でいちばん美味しいと思うのは、こちらのJust Ice Teaのベリーハイビスカス味です。
原材料はすべてオーガニック、また甘味料には砂糖ではなくアガベシロップを使用しているところに、メーカーの並々ならぬ健康意識の高さを感じます。
ベリーハイビスカス味、というと、とっても酸っぱいんじゃない?という印象を受けますが、酸味はほどほどで、さらに紅茶もそこまで渋くなく、マイルドな味わいです。
刺激が欲しい人には物足りないかもしれませんが、喉が渇いたときにごくごく飲める自然なドリンクが欲しい方にはうってつけです。
ランチにサンドイッチを食べながら飲んだりするのも、料理の邪魔をしないのでおすすめです。
アメリカのレストランで頼む定番 レモネード
アメリカのレストランは、日本よりも、食前にドリンクを頼まなければいけない無言の圧力が強いです。
「水で!(I will have just tap water.)」
でも、もちろん許されるのですが、なんとなーく、
「ケチな客って思われるかなあ・・・」
と後ろめたくなって、私は夜ご飯の時はドリンクを頼むようにしています。
私はお酒が強くなく、また家族でご飯に行くと運転手役を務める事が多いので、ノンアルドリンクを頼む事が多いのですが、よっぽどのことがない限りレモネード一択です。
レモネードは日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは超メジャーな飲み物で、レストランやカフェに行くと、自家製の特製レモネードを出してくれるところが多く、とっても美味しいです。
スーパーで買うなら、緑のキャップのSimply Lemonadeというブランドが、癖がなくて甘すぎず美味しいです。
なお、ピンクレモネードやストロベリーレモネードなど、レモン以外で作ったレモネードもよく見かけますが、大抵の場合はオリジナルのレモネードの方が美味しいです。
日本では珍しい クランベリージュース
クランベリージュースも、日本では滅多にお目にかかれないし高いしで、アメリカに来たばかりのころはよく飲んでいました。(最近は健康志向のため控えています)
こちらのOceanというブランドがいちばん有名で、癖もなくて美味しいです。
ただし、先ほど紹介したJust Ice Teaと比べるとかなり甘酸っぱさが強いので、夏にごくごく飲み干す!というよりは、ちょっとずつ味を楽しみたい人に向いています。
とろっと濃厚 ネイキッドフルーツジュース
最近はアメリカも健康志向が根付いて来て、いろいろなブランドから100%のフルーツジュースが出ています。
中でもイチオシなのがこのネイキットシリーズで、とろっとした濃厚なフルーツの味が楽しめます。
ジュースというよりは、スムージーといった方が正しいかもしれません。
ネイキッドシリーズにはいろいろな味がありますが、中でもオススメはBlue Machineです。
- ブルーベリー
- ブラックベリー
- りんご
- バナナ
が入っていて、甘すぎず、後味もすっきりで飲みやすいです。
ただし、けっこうドロッとしているので、喉が渇いているときや、食事の時に飲むのはおすすめしません。
こちらもよくカフェに置いてあるので、うっかりサンドイッチと一緒に買うと、口の中がカラカラになります(笑)。
家でデザート代わりに飲んだり、野菜やフルーツ不足を補うのに使ったりしてみてくださいね。
実はアメリカの方が美味しい! タピオカバブルティー
私が、日本よりもアメリカの方が段違いに美味しいと感じるもの・・・それは、タピオカミルクティーです。
アメリカでは、バブルティー(Bubble Tea)またはボバティー(Boba Tea) という名前なので、「タピオカミルクティー!」と注文しても通じません。
中華料理にせよ、イタリアンにせよ、日本では海外料理は日本人好みにアレンジされているのが常ですが、ここアメリカでは、本場の料理人が作る本物の味を楽しめることが多いです。
きっとバブルティーも、その原理が働いてアメリカの方が美味しいのかな?と推察します。
アメリカのバブルティーは、日本のタピオカティーよりもお茶の成分が濃く、タピオカが入っていなくても美味しく飲めるくらいです。
また、お茶の種類も、ウーロン、紅茶、タイティーなどいろいろな種類から選べます。
ちなみに、私のイチオシはタイティー(衝撃のオレンジ色!だけど美味しい!)です。
私の住むロングアイランドでは、ルーズベルトモールの中にゴンチャというお店が、そしてWilliston ParkのHマートの近くにクンフーティーというお店が入っていますが、ゴンチャの方が美味しいです。
注文する時に、甘さ(Sugar)と氷(Ice)をどれくらい入れるか聞かれますが、日本人なら、甘さは半分(Half Sugar)でちょうどいいです。氷は、特にこだわりがなければ 普通(Regular)でOKです。
癖になる味 トロピカルティー
私がアメリカに来てハマった飲み物のひとつに、トロピカルティーというものがあります。
トロピカルティーの王道といえばパッションフルーツティーですが、去年の夏はスタバがドラゴンフルーツティーというのを出していて、とっても美味しくて何度も飲みました。
ちなみに、こちらの写真は、アトランタ時代に好きだった「Divine Coffee」というカフェ(ケーキも美味しい!)で頼んだパッションフルーツティーです。
味は、適度に酸味があって、フルーティーで、口当たりが良く、色も赤くて綺麗で、とにかく美味しいです(語彙力貧困)。
日本ではまだあまりメジャーなドリンクではないと思いますので、アメリカのカフェでオーダーに迷ったら、ぜひ試してみてください。
アメリカの紅茶の新常識!? ティードロップ
私が個人的に「これは!」と思ったアメリカの飲み物が、こちらのティードロップです。
なんと、フレーバリーティーの成分をぎゅっと詰めたタブレットが、ハート形やフラワー形のコロンとした可愛い形で一粒ずつ個包装されています。
これをカップに一つ入れ、熱いお湯を注ぐだけで、インスタントラーメンならぬインスタントティーができてしまうという訳です。
お値段がかなり高めなので、普段使いするにはちょっと厳しいですが、お客様用や、ギフトやお土産などに使えそうです。
私も試しにローズアールグレー味をアマゾンで頼んでみたので、また飲んだらレビューを書きますね!
美味しくて強くなる プロテインジュース
最近は日本でも、「糖質を制限して、タンパク質をたくさん摂ろう!」という健康法やダイエット法が注目されていますよね。
アメリカでは、「健康や子供の成長にはプロテインが大事!」という考えは割と昔から浸透していて、プロテインを気軽に摂取できるジュースもたくさん売られています。
こちらのISOPUREシリーズはその代表で、水に粉を溶かして飲みます。
1杯につき20gのプロテインが入っていて、味は普通のジュースと変わらないくらい美味しいです。(ただし、飲んだ後はかなりの満腹感があります)
アメリカで育った子供は、学校やお友達の家などで甘ーいジュースを飲む機会も多く、家でもジュースを欲しがりがちです。
もしあなたのお子さんが、
- 家で甘いジュースをよく飲んでおり、やめさせたい
- お肉が嫌いでなかなか食べない
- 食が細くて体も小さい
といった問題を抱えているなら、プロテインジュースを取り入れてみると良いかもしれません。
うちの息子も、オレンジジュースやりんごジュースが好きでよく飲んでいましたが、代わりにプロテインジュースをあげるようにしたら、最近食べる量が増えてきました。
(胃腸や消化酵素もタンパク質からできているので、毎日十分なタンパク質を摂っていけば自然と食べられる量が増えます)
なお、アメリカにはプロテインやビタミン、ミネラルが入った子供用のシェイクも売られており、私も息子が2歳の時に小児科の先生に勧められました。
「成長曲線の伸びが悪いので、毎日2本ずつ飲ませるように」と言われていたのですが、かなり甘いので、ご飯をあまり食べなかった日だけ1本あげるようにしています。
砂糖がたくさん入っていますが、ただ甘いだけのお菓子やジュースをあげるくらいなら、栄養も入っているこのシェイクの方がマシ、という位置付けです。
飲まないで済むなら飲まないに越したことはありませんが、もし子供の成長や発達で悩んでいる方がいたら、「こういう方法もあるよ」と教えてあげることにしています。
アメリカ版ポカリ ゲータレード
私がアメリカに来て驚いたことのひとつに、
「ポカリスエットもアクエリアスも売っていない!」
という問題があります(笑)。
ポカリは日本の大塚製薬が出していることは知っていましたが、アクエリアスはコカコーラが出している製品だし、きっとアメリカにあるはず!
と思っていたのに・・・日本スーパーにしか売っていない!しかも高い!(涙)
じゃあ、アメリカの人たちは、風邪をひいた時に一体どうやって水分と栄養を補給するの? というと、こちらのゲータレードというドリンクを飲むのが一般的です。
いろいろな色があり、青いものなんて全く飲む気がしませんが、黄色とオレンジはまだ許容範囲です。
味は、ポカリと比べると人工的で、甘みも強いですが、まあ飲めないこともないです。
しかし私は風邪の時くらいホッとする味を飲みたいので、割高感をぐっと抑え込んでこちらのポカリを常備しています。
アメリカで人気のおすすめ飲み物:まとめ
さて、ここまでで、知る人ぞ知るアメリカの美味しい飲み物を9つご紹介しました。
- Honest Tea
- レモネード
- クランベリージュース
- ネイキッドフルーツジュース
- バブルティー
- トロピカルティー
- プロテインジュース
- ティードロップ
- ゲータレード
日本人好みの爽やかなジュースが飲みたい!という方は、ぜひ試してみてくださいね。
実はアメリカでおすすめの甘くない飲み物や、アルコール飲料についても書きたかったけれど長文になりすぎてやめたので(笑)、リクエストがあれば別記事で書いてみたいと思います。