海外で育児

子ども連れの飛行機、忍耐が試されるフライトを乗り切るための工夫7つ

海外での子育ては何かと苦労が多いものですが、中でも特に大変なのが、小さい子供を連れての日本への一時帰国ではないでしょうか。

私もこの春、初めて息子(もうすぐ2歳)と二人で神奈川の実家に里帰りしたのですが、アメリカから14時間かけて飛行機で成田へ飛び、そこからさらにバスや電車を乗り継いで実家まで行くのは本当に大変でした。

しかし幸い、子連れフライトを乗り切るために様々な対策をしていたのが功を奏し、飛行機の中で息子が大声で泣いたり暴れたりという最悪の事態は避けることができました。

しかもなんと、息子が寝ている間や大人しくしている間に、のんびり映画を1本観ることもできました!

そこで、事前に何を準備してどう過ごせば魔の二歳児を14時間おとなしくさせられたかについて、ぜひ情報共有したいと思います。

  • 子供が飛行機でじっとしてくれるか不安
  • 子供が騒がないでいてくれるなら、ちょっとお金を出してもいい
  • 子供が飛行機で寝てくれる気がまるでしない

上記のようなお悩みを持っている方に、おすすめの記事となります。

少しでもお役に立てたら嬉しいです!

飛行機の座席をベッドに変えるクッション

まず、何よりも「用意しておいて良かった・・・!」と強く思ったのが、この飛行機の座席をベビーベッドに早変わりさせられるクッションです。

このクッションを飛行機の座席の手前に置いて膨らませると、前の座席と自分の座席の隙間 (大人が足を置く部分) が全て埋まり、子供が座席を広々と使えます。

飛行機の座席クッション

2歳児なら、ベッドのように座席にタテに寝そべってねんねできるくらいのスペースが確保できます。

さらに、子供が座席から床に自分で降りようとしても、そもそも降りる足場がクッションでぴっちりと埋まっているので、座席の下に潜り込んで遊んだり、床に落ちたお菓子を拾って食べたりという心配がなくなります。

ただし注意しなければならない点として、

  • 離着陸の気圧が変化するタイミングでは使用できない
  • 窓際の席でしか使用できない
  • 安全面の問題から、このクッションの使用を禁止している航空会社がある

ということを考慮しなくてはなりません。

2019年3月現在、私が利用したDeltaは使用OKで、JALもANAも今のところ使用OKですが、これらの方針は今後変わる可能性がありますので、クッションを購入する前に、航空会社のサイト等で必ずご確認ください。

最後に、この手のクッションはアマゾンで見てみると類似品がたくさんありますが、上記のメーカーのものは$20となかなか安価で、さらに空気を入れるためのポンプが付属でついてくるのでおすすめです。

重さ・大きさは、まあ、「コンパクトで持ち運びにとっても便利!」とは言い切れませんが、私のマザーズバッグにはなんとか収まってくれました。



子供のお気に入り動画をダウンロード

教育上いいか悪いかは別として、面白い動画を見せておけば、ほとんどの子供が大人しくなることは確かです。

私は運よく、渡航前にYoutubeの 3カ月間お試し
Premium 会員に登録していたので、息子お気に入りのYoutube動画(30分~1時間ほどの動画を5つ)をiPadにダウンロードしておきました。

こうすると、Wi-Fiがない飛行機の上でも、オフラインで動画を再生することができます。

もし無料お試しができなくても、$15.99/月でPremium会員になれば、動画をダウンロードできます。(高いですが・・・涙)。フライト後に退会手続きをしてしまえば、一か月だけの$15.99の出費で済みます。

それか、Youtube以外でも、NetflixやAmazonのPrime video等で動画を携帯にダウンロードすることができますので、すでに会員になっている動画配信サービスがあれば、それを活用するといいと思います。

ただし、Prime videoは、ダウンロード制限(20ビデオ以下)があり、しかも子供向けのビデオは一本一本が短いので、あまりたくさんダウンロードできません。

ちなみに、私のおすすめYoutube動画は、Super Simple SongsやDave & Ava、Blippi、Pink Fong等です。よろしければ検索してみてくださいね。

コンパクトで安いおもちゃを用意

起きている間中ずっと動画を見せているのも目に良くないので、動画の他にも、息子が最近ハマッているおもちゃを飛行機に持って行きました。

この磁石のおもちゃの、四角い形のものを6個です(6個あれば立方体が作れます)。

このおもちゃは、かさばらずポケットに入る大きさで、さらに一つ一つが磁力でくっつくので、カバンの中でばらばらにならず便利です。

さらに1個$0.5とかなり安価なので、万が一なくしてもダメージが少ないです。実際、今回の一時帰国で、息子は二つなくしていました(笑)。



食べるのに時間がかかるおやつを準備

動画やおもちゃで機嫌が治らなくなってきたら、最終手段の、お菓子の出番です。

私はこのお米のパフ(ほんのり甘い)を、幼児用のお菓子カップに満杯に入れて持っていきました。

一粒一粒が小さいので、ひとつずつ摘まんで食べたら、食べきるまで結構な時間がかかります(=少しの量で長く保つので助かります)。

ちなみに、我が家で使っているお菓子カップはこちら。蓋がしっかり閉まるので、このままポンとマザーズバッグに入れてもお菓子がこぼれないのが魅力です。

ただし、他のメーカーのカップと比べてややお菓子を取り出しにくいので(お菓子がこぼれるのを防ぐビニールの部分が固い)、「用意してみようかな」という方は、フライト前に子供に何度か使わせて、このカップに慣れさせておくと良いでしょう。

さらに、飛行機の離着陸のとき耳が痛くなるのを防ぐために、このフルーツのパウチを5つほど持っていきました。

水やジュースだとすぐに飲み終わってしまいますが、このトロッとしたパウチなら、2歳児の筋力だと吸いつくすのに数分はかかります。

なのでこれを離着陸の前に持たせておけば、気圧が変化する間中ごくごく飲んでいてくれ、耳が痛くなることを防げます。

ふつう、液体物は空港のセキュリティで没収となってしまいますが、ベビーフードは例外対応してくれるので、セキュリティを通る前に職員の人に申し出れば、特別に機内に持ち込むことが可能です。

この手のパウチは、いろんなブランドが出していますが、私の一押しは何といってもこのMighty4シリーズ。ほかのブランドと比べてちょっとお高いですが、たんぱく質が3-5gと高めで、ビタミンA,C等も多く含まれて栄養価が高いので、値段が張るだけの価値はあると思っています。

ねんねのための使い慣れた毛布を準備

うちの子は自分の普段使っている毛布が大好きで、これがないと絶対に寝ようとしません。

なので、床にひきずったりしてボロボロになるのを覚悟で、毛布をマザーズバッグに入れて、フライト中にずっと持たせておきました。

そのおかげで、飛行機の中では寝かしつけなしで毛布を抱きしめながらひとりで寝入ってくれたので、大変助かりました。


機内食をToddler Mealに変更

ほとんどの航空会社では、事前にオンラインで申請をしておけば、年齢にあった機内食を準備してもらうことができます。

年齢別に、Baby Meal、Toddler Meal、Kids Mealが選べます。私は2歳の息子のために、今回はToddler Mealを選びました。

実は私。今までに3種類とも試したことがあるのですが、

  • Baby mealは、固形物がまだ噛み砕けない乳児用
  • Toddler mealは、大人と同じ食事はまだ噛み砕けない幼児用

という印象でした。

この子供用の機内食の良いところは、なんといっても、普通の大人用の食事を配膳する前に、一足先にプレートをもらえることです。

大人の機内食が来るまで20~30分ほどタイムラグがあるので、まず子供に食事を食べさせ、あらかた食べ終わったところで時間差で自分の食事をもらうことになり、大変助かります。

また、子供にアレルギーがある場合は、除去食を申請することもできます。

トイレのすぐ前の座席を確保

子供とフライトを過ごす上でを意外と重要なのが、飛行機の座席の位置です。

窓際を確保することは言わずもがなですが(窓際でないと前述したクッションが使えません)、私のおすすめは、トイレのすぐ前の席です。

ひっきりなしに他のお客さんのトイレの音が響いて不快なのでは・・・と思われるかもしれませんが、飛行機の中はそもそもゴーッという飛行音でうるさいので、意外と気になりませんでした。嫌な臭いもまったく感じませんでした。

むしろ、後ろの席がないので座席を倒したい放題だし、座席の背もたれの上に毛布やコートを掛けておけるし、思い立ったときにすぐにトイレに行けるし、なかなか快適でした。

さらに、たいていの場合、トイレの横にフライトアテンダントさん達が食事や飲み物を用意するスペースがあり、そこから軽食(スナックやビスケット等)を拝借することができます(ご自由にお取りくださいと言わんばかりのカゴに入っている)。

手持ちのお菓子が尽きかけたときは、トイレに行きがてら、スナックを2,3頂いて座席に戻れたのでかなり助かりました。


子連れ飛行機を乗り切るコツ:まとめ

いかがだったでしょうか?

最後に、子供連れのフライトを乗り切るための工夫について簡単にまとめて終わりにしたいと思います。

  • 飛行機の座席をベッドに変えるクッションを準備するべし
  • 子供お気に入りの動画をオフラインで見れるようにしておくべし
  • なくしても構わないコンパクトなおもちゃを持っていくべし
  • 食べるのに時間がかかるお菓子を常備すべし
  • ねんねのための使いなれた毛布を機内に持ち込むべし
  • 機内食をキッズミールに変更すべし
  • 飛行機の席は、窓側でトイレに近いところを確保すべし

元気いっぱいの子供を連れての長距離フライトは本当に骨が折れますが、目的地に着きさえすれば、日常から離れた楽しい日々が待っていますので、どうぞ心を強く持っていってらっしゃいませ!

皆さまが安全で快適な空の旅を楽しめるよう、お祈りしております!