歯医者に行かずに虫歯を治す!?アメリカのお口ケア最新事情

歯ブラシと歯磨き粉
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実は私、今月頭に初めて虫歯の神経を抜く治療(日本語では根管治療、英語でroot canalと言います)を受けました。

辛うじて歯の根っこはまだ無事だったので、抜歯はギリギリ免れました。それでも歯の大部分(歯茎から上はほとんど削られました・・・)と神経を無くしてしまったショックは凄まじく、また治療費もなんと$2500と高額(半額は加入していた医療保険でカバーされましたが、それでも$1250の出費は痛い!)で、「こんな虫歯は2度作らないように予防しなくては!」と肝が冷えました。

しかし予防といっても、元来虫歯になり易い体質の私はすでにお口のケアの大切さは重々承知しており、もともとハミガキは1日2回以上、さらに寝る前は全ての歯にフロスも通していました。半年に一度の歯科検診も、欠かさず行っていました。

それでも、検診に行くたびに必ずと言っていいほど虫歯が見つかり、歯医者さんにアドバイスを求めても、

「歯の強さや唾液の洗浄力は、人によって違うからね。甘いものを控えてこまめに磨くしかないよ」

としか言われませんでした。そこで、

「ここまで頑張ってケアしているのに、依然虫歯ができ続けるのはさすがにおかしい。何か、歯医者さんでも知らないような要因があるのかもしれない!」

と思った私は、これを機に調べられることは徹底的に調べて、一通りの予防法を試すことにしました。

すると、今まで全く知らなかった予防法がいくつも見つかり、それらを試してみたところ効果も目に見えて実感できましたので、ぜひ皆さんにも共有したいと思います。

目次

虫歯の原因は2つある

まず予防法の前に、虫歯菌だけが虫歯を引き起こすのではないと知ってビックリしたので、ここから共有したいと思います。

「虫歯菌が口内の糖分を食べて酸を出し、その酸によって歯が溶けて虫歯になる」という理屈はわりとメジャーですが、実は私たちが食べている食べ物の大部分は酸性で、虫歯菌が酸を出すまでもなく、少しでも何かを口に入れるだけで歯はほんの少しずつ溶けていきます。こうして溶けた歯を、酸蝕歯(さんしょくし)と呼びます。

しかし食事の後、弱アルカリ性でカルシウム等のミネラルも含む唾液が口内を洗い流すことにより、食事で酸性になった口内は中和されて元の中性に戻ります。

さらに、酸によって溶け出したカルシウム等のミネラルが歯に補填されて、歯は溶ける前の健康な状態に戻ります。

これを歯の再石灰化と言い、この再石灰化は、酸蝕歯だけでなく虫歯にも効きます。

ただし、再石灰化のスピードは非常にゆっくりのため、これを上回る速度で歯が酸に晒されると、歯は修復が間に合わないままどんどん無くなっていきます。

現在の歯科業界の常識では、歯の表面のエナメル質が溶けて中の象牙質が露出すると、もはや再石灰化での修復は不可能と考えられています(ただし異論もあるので、のちほど後述します)。

虫歯と酸蝕歯の怖さを比べてみると、虫歯菌が産出する酸は少なくその影響もせいぜい歯1,2本なのに対し、食べ物から口に入る酸は膨大で、その影響は全ての歯に及びます。

なので、従来の虫歯予防法である「しっかり歯磨きをして虫歯菌を減らす」ことももちろん重要なのですが、それ以上に、「食べ物による口内の酸性化を最小限に抑える」アプローチによってより大きな効果を期待できるという訳です。

ということで、次章から、まず食事に関するコントロールについてご紹介します。

口内を酸性にしない

極論、食べ物を食べなければ、口内が酸性になることはないし、虫歯菌が酸を作ることもありません。

しかしそれは現実的ではないので、日々の飲食を楽しみつつ、口内の酸性化によるダメージを最小限に抑える方法をご紹介します。

食後の重曹うがい

食事の後、口内に残った食べかすを唾液が洗い流すことで、口の中はゆっくりと中性に戻っていきます。

唾液が口内を完全に中性に戻すまでには約20分かかると言われていますが、おそらく私のように虫歯になり易い人は、

  • 唾液があまり出ない
  • 唾液の質が悪い
  • 強い酸性のものを好んで食べる

などの理由でもっと時間がかかるのだと思われます。

そこで、唾液に含まれているアルカリ成分と同じ物質である重曹を使って、口の中をより迅速に中性に戻します。

やり方は簡単で、水500mlに食用重曹3g(ティースプーン1杯)を溶かした重曹水で、毎食後すぐに口の中を濯ぎます。重曹水は、作り置きしても問題ないようです。(この歯医者さんのサイトを参考にしました)

ただし、重曹は塩辛く、またタンパク質を溶かす作用があるため、舌や粘膜が少しヒリヒリします(感じ方には個人差があります)。

また、誤って飲み込むと過剰に塩分を摂取してしまい、危険です。

そこで私は、水500ml/重曹3gの配分では少し辛いので、半分の重曹1.5gで重曹水を作っています。

食後にキシリトール飴を舐める

「重曹水はちょっと嫌だな」「外出先に持ち歩くのは難しいな」という方もいらっしゃると思います。その場合は、代わりにキシリトールの飴を舐めることをおすすめします。

これによって唾液の分泌が促進され、何もしないよりも速く口内を中性に戻すことができます。

私は、家にいる時は重曹うがい、外出先ではこの飴、という風に使い分けています。

この飴にはキシリトール以外の糖分が入っていないため、虫歯菌から酸が出る心配がありません。また、甘いミントの味がするのですぐに唾液がじゅわっと出てきます。

私はいつも、この飴が溶けた唾液を飲み込まずに口内に溜めておき、飴を舐め切るまでマウスウォッシュのようにクチュクチュと口を濯いでからぺっと吐き出しています。

恥ずかしながらキシリトールを取りすぎるとお腹がゆるくなる体質なので、その予防のためです。

また、長い時間飴を口に含み続けることで、キシリトールの虫歯予防成分を歯に行き渡らせることができます。

ものを食べる回数・時間を減らす

間を置かずに何度もちょこちょこ食べたり、長い時間ずーっとだらだら食べたりすると、口の中がずっと酸性のままになり、歯が再石灰化されないままどんどん溶け出してしまいます。

それを防ぐには、ものを食べる回数や時間を減らし、一回の食事で十分な量と栄養を効率良く摂取することが重要です。目安として、1日4食、食事と食事の間隔を最低2時間空けると良いようです。

私は今までの生活でこれを全く守れておらず、1日6〜8回くらいちょこちょこダラダラと食べ物を口にしていました。

息子の離乳食を作って味見し、それを食べさせながら自分も残り物をつまみ、少し時間を置いて自分のご飯を食べ、夜遅く帰ってくる夫の夕飯に付き合ってさらに軽く食べる・・・。

おそらくこれが、私が虫歯を急激に悪くさせてしまった最大の原因だと思うのですが、子育て中の主婦って、特別に意識しなければ自然とこういう食生活になってしまうと思います。皆様、どうかお気をつけください!

私はこの知識を知った今では、1日3食に制限し、7:30に朝食、13:00に昼食、20:00に夕食を食べています。

しかし、1日3回きりの食事の時間に頑張って食べ込んでおかないと、次のご飯までにお腹が減り、かなりひもじい思いをします(笑)。

「今まで何気なく食べていたおやつって、実は結構カロリーがあったんだな・・・」と気づかされました。

酸性の飲み物を常飲しない

せっかくがんばって食事回数を制限しても、飲み物で口内を酸性にしてしまっては意味がありません。

世の中の美味しい飲み物の大半は残念ながら酸性で、特に炭酸飲料やエナジードリンクはPH値がとても低く危険です。

お茶、お水、牛乳、豆乳はアルカリ性ですが、このうち牛乳には乳糖(ショ糖ほど悪いものではないが、虫歯菌のエサになる)、豆乳にはフィチン酸(カルシウムの吸収を阻害し、再石灰化の邪魔をする)が含まれているので、毎日飲むものは無糖のお茶かお水にしておくと安心です(ただしレモンティーは酸性なので、たとえシュガーレスであってもNG!)。

しかし、ずーっとお茶とお水しか飲めない人生というのも、味気ないものですよね。

そこで私は、どうしてもジュースなどを飲みたくなったら、食事と一緒に楽しむことにしています。どうせ食事をすれば口の中は酸性になるので、それに便乗して飲みたいものを飲むという訳です。

ただし、ちびちびダラダラ飲みはせず、食事とともにジュースもお終いにして、最後に重曹うがいで中和します。

寝る前に飲み食いしない

睡眠中は唾液の分泌が抑えられ、口内を中性に戻すことができなくなります。

きちんと中性に戻してから眠りに入れば問題ないのですが、口内が酸性のまま眠ってしまうと、朝起きるまでずっと口内が酸性のままとなり、一晩中歯が溶け続けてしまいます。

ベッドに入る30分前からは、水やお茶以外は飲食しないことを強くお勧めします。

口内の虫歯菌を減らす

さて、ここまでで、虫歯を予防するための、「口内を酸性にしない」というアプローチについてご紹介しました。

この章では、もうひとつのアプローチ、「口内の虫歯菌を減らす」ということについてご説明していきます。

口内にいる虫歯菌の数は3歳までに決まるとされ、それ以降は、口内の善玉菌と悪玉菌のバランス(口内フローラ)は一定に保たれると言われています。

そしてこのバランスは、残念ながらどんなに歯磨きをがんばっても変わりません。・・・と、ずっと考えられていました。

しかしここ数年で、虫歯菌を減らして良い菌を増やす方法が開発されてきていますので、ぜひご紹介させてください。

プロバイオティクス

プロバイオティクスとは、アンチバイオティクス(抗菌剤=悪い菌を殺す薬)と正反対の病気へのアプローチ法です。

体に有益な菌をわざと摂取して体内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らし不活発にさせる方法です。

私はこのプロバイオティクスを一週間前から飲み始め、早くも2日目の朝に、劇的な口内環境の改善を実感しました。

まず、舌苔(舌にこびり付いている白い汚れ)が目に見えて減り、ピンクの綺麗な舌になりました。

そして、今までは朝起きると、歯に歯垢が溜まって表面がざらざらするのがわかり、さらに歯ブラシで擦ってもなかなか取れなかったのですが、これを飲み始めてからは、起き抜けに歯のどこを触ってもツルツルのままで嬉しい限りです。

使用方法は、基本的には、歯磨き後に1日1錠を口の中で飴のように舐め溶かして服用します。

しかし、服用量は体調に応じて自分で調節することができ、たとえば風邪などで抗生剤を飲んで菌を殺してしまった日や、特別疲れた日、口臭が気になる日などは、飲む量を増やして(1日6錠までOK)効果を調節することができます。

日本に住む母にこのタブレットの話をしたところ、「私も試してみたい!」と言うので日本でも購入できるか調べてみたら、なんとアメリカの倍の値段で売っていました・・・。

まあ、いつも子育てについてアドバイスをもらっているし、日頃の感謝をこめて、アメリカで安く買ってEMSで送ってあげようと思います。

キシリトール

キシリトールには、

  • 歯垢の粘着力を抑えてハミガキで落としやすくする
  • 虫歯菌自体を弱体化させて減らす
  • 歯の再石灰化を促進させる

等の虫歯予防効果があります。以下の条件に気をつけて摂取すると、高い効果を得られることが研究でわかっています(このサイトを参考にしました)。

  • 糖質(Total carb.)がキシリトール以外含まれていない製品を選ぶ
  • 3ヶ月以上継続して摂取する
  • 食後に毎回摂取する
  • 一度にたくさんではなく、1粒ずつ時間を置いて摂取する
  • ハミガキ前に摂取する
  • 5分以上口に含み続ける

キシリトールといえばガムのイメージが強いですが、ガムだとすぐに味がなくなって口から出したくなってしまうため、私は溶けきるまで時間のかかる飴を舐めています。

すでに前述した通り、私の一押しはこのspry mintです。糖質はキシリトール100%で、一粒で0.5mgのキシリトールを摂取できます。

さらに歯の再石灰化に必要な成分(カルシウムとマグネシウム)も配合されていて一石二鳥です。

1日3〜5粒を目安に、食後以外にもおやつ代わりに舐めています。

歯科でクリーニング

歯医者さんでクリーニングをしてもらうと、歯磨きでは落とせない、バイオフィルムや歯石を除去してもらうことができます。

バイオフィルムとは、歯垢のような細菌の塊ですが、文字どおり頑丈なフィルム(膜)に覆われていて歯磨きでは取れません。

歯石とは、歯垢にカルシウムが加わって硬くなったもので、セメントのように完全に固まっているため中の虫歯菌は悪さができず、無力化されます。

ただし、歯石によって歯の表面に凹凸ができ、その隙間に歯垢が溜まりやすくなるので、歯石を除去して歯の表面を滑らかに保つことで虫歯を予防できます。

虫歯菌に酸を出させない

上記の方法で、口内の虫歯菌を減らすことは可能ですが、全くのゼロにすることは不可能と言われています。

なので、虫歯菌を減らすアプローチと並行して、口内に残ってしまった虫歯菌に酸を出させないようにすることが重要です。虫歯菌は糖質を食べることで酸を出すため、

  • 糖を食べる頻度を減らす
  • 糖を食べる量を減らす
  • 糖を食べたらすぐに洗い流す

ことで対策ができます。

なお、砂糖の種類によって、虫歯のなり易さは違ってきます。

一番虫歯になり易いのが白砂糖(グラニュー糖)で、成分の99%がショ糖で占められています。

ショ糖とはブドウ糖と果糖が結合したもので、虫歯菌によりブドウ糖が分解されると、ねばねばとした歯垢のもとが出て虫歯菌ごと歯にこびり付きます。

そうして歯にくっついた虫歯菌が果糖を分解すると、酸が作られてその歯を溶かしていってしまいます。

なので、日々の料理やお菓子作りに使う砂糖を、蜂蜜(果糖しか含まれていないので歯にこびり付きにくい。また、抗菌作用がある)や黒砂糖(ショ糖率が80%と白砂糖よりは低い。また、再石灰化に必要なミネラルを含む)に変えることで、虫歯の発生を抑えることができます。

歯の再石灰化を促す

アメリカの人気健康ブログWellness Mamaに、How to Remineralize Teeth Naturally & Reverse Tooth Decayという記事があります。

タイトルを直訳すると、「歯を自然に再石灰化させ、虫歯を治す方法」となります。

日本語で虫歯について調べても、

  • 再石灰化では初期虫歯しか治らない
  • とにかく食べる頻度を減らして、長い時間再石灰化させよう

というような情報ばかりでしたが、この英語の記事には、「毎日の食事を見直せば、再石灰化の力を底上げできる」ということが書いてあって「おお・・・!!」と感動しました。

内容のエビデンスとして、歯科のドクターによる論文や著書を紹介していましたので、信頼もできそうです。

ということで、簡単にですが記事を英訳して要約し、自分の意見も交えてご紹介してみますね。

カルシウム等のミネラルを摂取する

歯のエナメル質は、唾液に含まれるカルシウム等のミネラルによって再石灰化されます。

でも、その下の象牙質は、再石灰化は不可能というのが今までの歯科医療の常識でした。

しかし、Wellness Mamaによると、象牙質も、歯の根っこを通っている血管からミネラルをもらって再石灰化が可能とのこと。

現代人は慢性的なミネラル不足のため、再石灰化の機能が弱く虫歯菌に負けてしまうが、きちんとミネラルを摂取して体のコンディションを整えれば、歯医者に行かずに虫歯を自力で直せると書いていました。

私は細かい人間なので、「カルシウム”等”のミネラルって具体的に何よ。ふわっと書かずに成分を全部列挙しなさいよ」と思うのですが、残念ながらそこまでは触れられていませんでした。

そこで、別口で調べたところ、再石灰化に必要なミネラルは「カルシウム」と「リン酸」で、そのうちリン酸の方は、卵1つ食べるだけで1日に必要な摂取量をクリアできるようです。

それだけでなく、リン酸は酸味料や保存料としてたいていの食べ物に添加されているので、普通に食事をしていれば不足することはまずありません。

ということで、この記事の言うことが正しければ、「とりあえずカルシウムを沢山摂取して吸収すれば、虫歯は治せる」ということがわかりました。

そこで、成人に必要な1日あたりのカルシウム600gを満たすべく、毎日牛乳・・・を飲みすぎてお腹を緩くしたので(笑)、Whole Foodsのサプリメントを飲むことにしました。

カルシウムとマグネシウムと亜鉛とビタミンDが入ったCal-Mag Citrate with Vitamin D3というやつです。

1日3錠で、カルシウムが500mg取れます。一粒がかなり大きくて砕かないと飲み込めないので、これが切れたら、次は違うブランドのを買ってみようと思います。

しかし、カルシウムでもなんでもそうですが、サプリメントで飲むと食品から摂るよりは吸収率は悪くなるので、合わせて乳製品や小魚せんべいや乾燥しらす(H-martに売ってる)を意識して食べています。

ちなみに、マグネシウムとビタミンDは、カルシウムの吸収率を上げてくれる栄養素です。もし私のようにカルシウムサプリを試すなら、マグネシウムとビタミンDも含まれたものを選ぶと良いです。

なお、アメリカのサプリのラベルを見ると、Daily Value(1日に必要な摂取量の何%が取れるか)が書いてありますが、日本とアメリカでは、各栄養素の必要摂取量が違います(例えばカルシウムは日本だと600mgで、アメリカだと1000mg)。

栄養素の中には、過剰摂取するとかえって害になるものもありますので、サプリメントは日本の基準も確認しながら、慎重に選んでみてください。

脂溶性ビタミン(特にビタミンD)を摂取する

脂溶性ビタミンのビタミンA、D、E、Kを十分に摂取すると、歯の再石灰化が促進されます。

特にビタミンDが重要で、ビタミンDのサプリメントを毎日飲むだけで虫歯が治りやすくなるという医療実験の結果がWellness Mamaの記事で紹介されています。

ビタミンDは日光(紫外線)に当たるだけで人体で自然と生成されますが、季節や時間、住んでいる場所の緯度、肌の露出している面積等によって、どれくらい外で太陽を浴びればいいかは変わってきます。詳細は、こちらのサイトでご確認ください。

なお、窓ガラス越しや、日焼け止めを塗っていると、ビタミンDは合成されません。どうしても肌は焼きたくない!という方は、食品やサプリで摂取すると良いでしょう。

ご参考に、脂溶性ビタミンを豊富に含む食品を何点か挙げておきます。

ビタミンA   人参、鶏卵、ほうれん草

ビタミンD   鮭、しらす、サンマ、ブリ、カツオ、しめじ、しいたけ

ビタミンE   アーモンド、かぼちゃ、赤ピーマン、アボカド

ビタミンK   納豆、ブロッコリー、ほうれん草、キャベツ

フィチン酸を含む食品を控える

フィチン酸(phytic acid)には、体からカルシウムを奪って排出させてしまう働きがあります。

現代の食生活では過剰摂取しがちのこのフィチン酸を、なるべく摂取しないように気をつけることによって、歯の再石灰化を促進することができます。

フィチン酸は、穀物、豆、ナッツに多く含まれています。特に、小麦や大豆はほとんどの方は日常的に食べていると思いますが、これらを制限することで、歯の健康は劇的に変わるそうです。

そう言われて見ると、私が急に虫歯を悪化させたここ3ヶ月、ホームベーカリーでパンを焼くことにハマって1〜3日に1斤のペースでパンを食べていました。

美味しいパンを思う存分食べられなくなるのは辛いですが、次の歯科検診までは消費量を減らして(1週間に1斤くらいかな?)結果を見てみようと思います。

歯医者に行かずに虫歯を治す&予防する方法:まとめ

さて、ここまで長々と書きましたが(全て読んでくださる方なんているのだろうか・・・汗)、簡単にまとめてこの記事を終わりにしたいと思います。

  • アメリカの虫歯治療は高額なので節約のためにも予防しよう
  • 虫歯を予防するためには3つの方法がある
  • まず、口内を酸性にしないこと(食べる回数を減らす、食べる時間を減らす、食後に口を洗い流す、酸性の飲み物を常飲しない、寝る前に飲み食いしない)
  • 次に、口内の虫歯菌を減らすこと(プロバイオティクスを飲む、キシリトールを摂取する、歯科でクリーニングを受ける、糖質を制限する、白砂糖ではなく黒糖や蜂蜜を使う)
  • 最後に、歯の再石灰化を促すこと(カルシウムを摂取する、脂溶性ビタミンを摂取する、フィチン酸を避ける)

最後に、これらを頑張ったら、本当に効果が出るのか?という話ですが、わたしもこれらの虫歯予防を始めて間もないため、すみませんが「○カ月続けたらこんな効果が!」というようなことがまだ言えません。

ひとつだけ言えることとしては、上記の虫歯予防(治療)法を試す前の私の口には、歯の所々に小さな黒い点(おそらく小さな虫歯と思われる)が10個あったのですが、なんとそのうち2個はこの1週間で消えて無くなりました。残りの8個も、だんだん点が小さく&色が薄くなってきているような気がします(でも証拠写真がないので、ただの願望かもしれません)。

遅ればせながら現状の証拠写真は撮ってみたので、これらがこの先どうなるか経過観察して、また結果が出ましたら新しい記事でレポートしたいと思います。

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