こんにちは、ニューヨーク駐妻のミイです。
コロナでいちばん使う頻度が激増したものといえば、何と言ってもハンドソープ。
しかしアメリカのハンドソープって、適当にその辺のTargetなどで買うと、
- 香りが微妙
- 香りがキツすぎる
- 刺激が強くて手が荒れる
- 泡の立ちが悪くベシャッとしている
などで、なかなかヒット商品に当たりません。
うっかり気に入らないものを買ってしまうと、
「ああぁ、今日からこれを無くなるまで使い続けないといけないのか・・・」
とゲンナリしますよね。
そこでこの記事では、
アメリカに9年住む私が今まで使った中で、
「これ、素敵! また買いたい!」
と思ったハンドソープをご紹介します。
アメリカのNo.1泡ハンドソープ J.R.Watkins
私が今まで使った何よりも気に入って、さらにコスパもそれなりで満足している泡ハンドソープがJ.R.Watkinsのレモンの香りです。
我が家では、洗面所2台とキッチンの流しの全てにこのハンドソープを置いています。
香りは「これぞレモン!」という爽やかさで、
「そうそう、あんまり複雑な香りじゃなくていいんだよ! こういうオーソドックスなやつを求めていたんだよ!」
と力説したくなります(笑)。
香りの強さも強すぎず弱すぎずで、食事の前に手を洗っても、香りがごはんの邪魔をしません。女性にも男性にも、万人にオススメのハンドソープです。
このブランドはなかなか取り扱っているお店がないので、私はアマゾンで購入しています。
泡のボトルだとひとつ9oz、普通の液体ハンドソープだと11ozですが、泡の方が持ちがいいので泡の方をおすすめします。
J.R.Watkinsは、スーパーなどで一般的に売っているハンドソープよりは格段にお高いですが、それでも半年で20ドルちょいと考えると、
「それで手を洗うたびにいい気分になれるなら、20ドルくらい払うわ!」
という気になります。
また、使い心地もマイルドで、敏感肌の私が冬場にずっと使っても特に手は荒れませんでした。
お土産やプレゼントに!Michel Design Works
ポストコロナのいま、ハンドソープは誰かに贈るちょっとしたギフトやお土産の最有力候補になりましたよね。
アメリカでハンドソープのギフト、と考えてまず思い浮かぶブランドはBath and Body Worksで、私も過去に何度かプレゼント用に買ったことがあるのですが、実はここの石鹸はとっても香りがアメリカン&強いです。
(そうと知らずに私が過去に贈ってしまった皆さん、ごめんなさい・・・)
これぞアメリカ!というあまーい香りのものがほとんどなので、日本の方に話のネタに買うなら良いですが、純粋に良いものをあげたいのであればオススメしません。
「じゃあ、どんなブランドで日本人好みのいい香りのハンドソープが買えるの?」
というと、絶対に外れないのがニューヨーク生まれのMichel Design Worksです。
この泡ハンドソープボトルひとつでなんと15ドルするのですが、容量が17.8ozと多めで、先ほどご紹介したJ.R.Watkinsの約2倍のたっぷりサイズです。
しかし、改めて同量で比べて直してもお値段2倍なので、なかなか自分用には買うのは躊躇われます・・・が、お世話になった人にちょっとしたギフトとして贈るなら、15ドルは悪くない金額だと思います。
かく言う私も、お友達にギフトでいただいてからMichel Design Worksの良さに目覚めたクチです。
肝心の香りは、フローラルでラグジュアリーで、
「私、いま、高級な石鹸使ってる・・・!」
と、贅沢な気分にうっとり浸れます(笑)。
また、パッケージのデザインも、まるで手紙の封蝋のような凹凸のついた金のロゴが豪華で、お花の絵柄も繊細で美しく、これをひとつ置くだけでバスルームが一気に洗練されます。
15ドルでこのフワフワ幸せな気持ちを味わえるので、
「ここのところストレスが多くて、何か自分にご褒美が欲しい!」
という場合は、自分用に買うのも大いにアリだと思います。
このブランドは香りの種類がいくつもあって、初めて買う時はかなり迷いますが、上で紹介したPeaonyが一番オーソドックスで、初めて試すならまずこれがオススメです。
また、このブランドには名画をパッケージにしたシリーズがあり、下記はニューヨークのMoMA美術館の目玉、ゴッホの「The Starry Night」バージョンになります。
日本から遊びに来てくれた友人へのお土産に、または日本に本帰国する駐在友達にお餞別としてプレゼントするのですが、必ず喜んでもらえて重宝しています。
コスパ重視のアメリカのおすすめハンドソープ
「いやいや、私はハンドソープにはあまりこだわらないので、安くてそれなりのもので十分!」
という方には、 Mrs.Mayer’sブランドのバジルの香りをおすすめします。
「え、バジル!?」
と、どんな香りか全く想像がつかないと思いますが、バジルの要素は全く感じない清潔感のある香りです。
男性の一人暮らしでよく使われている印象で、うちの夫もお友達の家で使って、
「この香りいいね!」
と絶賛していたので、男性に訴求力のある何かが配合されているのかもしれません(笑)。
ただ、女性の私としては、悪くはないがベストでもなく、さらにパッケージがイマイチで「大好き!」という感じにはならないですね。。。
また、泡タイプは出ていないので、普通の液体ハンドソープになります。
これはたいていのスーパーで売っている超メジャーブランドなので、わざわざアマゾンで買わなくてもすぐ見つかります。
なお、同ブランドのローズマリーの香りは同じくハーブ系ですが、かなりキツイのでセールになっていても避けた方が無難です。
アメリカのおすすめしないハンドソープ
最後に、ご参考までに、私が今までに買ってイマイチだったハンドソープをご紹介します。
「ここのブランド信じてたのに・・・無念・・・!」
と、私のようにガッカリする人がこの記事で少しでも減ると嬉しいです(笑)。
トレジョのグレープフルーツハンドソープ
日本人の皆さんって、アメリカのトレジョが大好きですよね。
何か新しいものを買うとき、
「まあトレジョなら間違いないだろう!」
と信じて、あまり迷わずに買い物かごに入れますよね。
しかし、ことハンドソープに関しては、私はトレジョ以外のものを買うことを強くオススメします。
私が買ったのはグレープフルーツの香りのハンドソープで、香りは全く問題ない予想通りのクオリティでした。
しかし、ポンプに引っ掛かりがあっていつも石鹸がすんなり出ず、また、洗った後の手がいつまでもヌルヌルする仕様でした。
私がこのハンドソープを使ったのは半年以上前なので、もしかしたら今はポンプの方は改善されているかもしれませんが、ヌルヌル仕様はそう簡単には変わらないと思われます。
おそらくお肌の保湿成分でヌルヌルしていると思われるので、こういうのが好みの方にはたまらないのだと思いますが、私は洗い上がりはキュッとスッキリしたい派なので合いませんでした。
Bath and Body Works
Bath and Body Worksは、アメリカから日本へのオススメお土産としてガイドブックにも載っているような超大御所ブランドではあるのですが、私はあまりおすすめしません。
すでにMichel Design Worksの章で前述しましたが、香りが人工的でキツすぎて、食事前に手を洗うと食欲が減退します。
また、Bath and Body Worksの泡ソープはやや水っぽく、べしゃっとしていて、私たち日本人が泡ソープに期待するフワフワ感に欠けます。
水っぽいので石鹸をとった拍子に手から垂れやすく、洗面台に石鹸汚れがつくのも掃除が面倒臭いです。
(しかもここの石鹸は色付きのものが多いので、洗面台につくと目立ちます・・・)
結構お高いブランドなのに、このクオリティはかなり期待はずれです。
我が家には、この記事を書くために買ったBath and Body Worksのハンドソープがあと2本あり(笑)、
「これ、早くなくならないかなあ・・・」
とゲンナリしながら毎日手を洗っております。
しかし、アメリカ生まれアメリカ育ちの4歳の息子は、いかにもアメリカンな強烈な甘い匂い(ちなみにアップルです)が割とお気に召したようで、やっぱりアメリカ人と日本人って感性が違うんだな・・・と思う今日この頃です。
アメリカで人気のおすすめ泡ハンドソープ:まとめ
さて、ここまでで、アメリカのいい香りで手に優しいおすすめハンドソープを3点ご紹介しました。
- 普段使いならJ.R.Watkinsのレモンの香り(泡タイプ)
- お土産やプレゼントにMichel Design Worksのピオニーの香り(泡タイプ)
- コスパ重視ならMrs.Mayer’sのバジルの香り(泡タイプはなし)
どんなハンドソープを使うかは、その人の好みや価値観によって様々なので、
「とりあえずこれを買っとけば間違いない!」
とは言い切れませんが、この中に「いいかも!」と思える商品があれば幸いです。
コロナでなかなか制限の多い日々が続きますが、こういうちょっとしたアイテムで気分を上げて、この辛い試練を乗り越えていきたいですね!