こんにちは、ニューヨークで駐妻をしているミイです。
コロナ禍もついに2年目に突入し、相変わらず気が休まらない日々が続きますよね。
私の周りでも、息子のデイケアの先生がコロナにかかって休校になったり、夫の同僚が陽性になって隔離されたりと、幸い重症者はいないもののちょくちょく感染者が出ています。
今回の記事では、そんな状況の中でどうやってコロナウイルスを撃退するか?というテーマで、実際に私が使ってみて良かったコロナ予防対策グッズをご紹介したいと思います。
- コロナ感染のリスクを下げたい
- これをやっているから大丈夫!という安心が欲しい
- コロナで増えた生活の手間を軽減したい
- 免疫力を高めて元気になりたい
上記のような方におすすめの記事となります。
Simplehumanの自動ソープディスペンサー
コロナ禍でまず変わったことと言えば、外出後の手洗いの徹底ですよね。
しかしせっかく綺麗に手を洗っても、帰ってきたばかりの手で触れたハンドソープのポンプにはウイルスが付いたままです。
そこで我が家では、simplehumanのハンズフリーソープディスペンサーを導入して、サッと手をかざすだけで適量のせっけんがにゅーっと出てくる仕様にしました。
実はこれは2代目で、最初に購入したのは下記の安いものだったのですが、
- 底の電池を入れる部分が錆びてしまって危険
- 1回に出る量を調節できない(多すぎる)
- 3ヶ月ほどでセンサーがイカれて何度も手をかざさないと出なくなった
などの不具合が頻発し、嫌になって捨てました。いわゆる、安かろう悪かろうというやつですね・・・。
そこで、2代目は私の誕生日にかこつけてちょっといいディスペンサーを買い、とても満足しています。
- デザインがオシャレ
- ゴールド、シルバー、ローズゴールドから色を選べる
- 手をかざす高さによって、出す量を調節できる
- USBケーブル充電式
- 石鹸を注ぐ口が広く、注ぎやすい
などの特徴があり、さすが50ドル越えなだけあるな・・・という感じです。
すごく気に入ったので、今ではキッチンも同じディスペンサーを食器洗剤用に置いています(笑)。
たかが石鹸や洗剤用にけっこうな散財だな・・・と自分でも思いますが、コロナで旅行やレジャーができないぶん、毎日使う身の回りのものを少しグレードアップさせて、家時間を快適にするのはなかなか悪くないものです。
Vicksのお手入れラクラク加湿器
コロナに限らず、ウイルス予防や風邪を引いてしまった時に大活躍するのが加湿器。
特に、私の住むニューヨークは日本に比べてとても乾燥しているので、その効果は絶大です。
しかし加湿器の最大の難点は、こまめに掃除しないとすぐ赤カビが発生すること。しかも作りが複雑で洗いにくく、私は加湿器の掃除が大嫌いです。
そんな加湿器の難点を見事にカバーしてくれるのが、こちらの Vicksの湯沸かし式加湿器になります。
熱い蒸気が出てくるので、小さな赤ちゃんがいるご家庭では火傷に気をつける必要がありますが、しかしキッチンのカウンターなど、子供の手が届かない場所に置いてしまえば無問題です。
この加湿器の特徴としては、
- とにかく安い
- とにかく手入れがラク
- 全くカビない
- 蒸気が暖かいので喉鼻にとても良い
- 水に少し塩を入れることでスチーム量を好きなだけ増やせる
- アロマオイルを垂らす口があり、ディフューザーとしても使える
- 水がなくなったら自動で切れるので安全
- 1ガロンの大容量なので、水足しは半日に一度でOK
と、いいことづくめです。
うちはこれを昼も夜も24時間つけっぱなしにしています。
ただ、ひとつだけデメリットがあり、化学反応で水蒸気を発生させているため、使ったら水に炭が浮いてきます。
水を足そうと思ってフタを開けると、真っ黒なフワフワとしたものがたくさん浮いているので、
「え!? 黒カビ!?」
と最初は驚きますが、カビではないので大丈夫です。
ある程度炭が溜まってきたら、容器を水洗いして炭を流してから新しい水を入れる必要があります。
コロナ予防効果を高めたい方は、ユーカリオイルかティーツリーオイルを5滴ほどオイル用の小さな凹みに垂らして置くと、殺菌効果も加わって効果が倍増します。
ユーカリはミントのようなスーッとした匂いで、ティーツリーはやや青みのあるクセの強い匂いです。初めてアロマを試すなら、ユーカリの方をおすすめします。
どちらも、鼻づまりにとてもよく効くので、いざという時のためにひと瓶持って置くと良いかもしれません。
風邪を引いてしまった時に、他の家族に移しにくくなるというメリットもあります。
紫外線サニタイザーボックス
スマホや鍵、財布などの外で出す機会の多いアイテムを、家に入ると同時に殺菌できれば安心ですよね。
特に携帯は家で使うことも多いので、私は今まで帰宅後にアルコールワイプでいちいち拭いていました。
しかし、毎回きっちり拭くのは手間だし、保護シートとボタンの隙間がどうにもちゃんと拭けていないような気がする・・・ということで、思い切って紫外線サニタイザーボックスを購入しました。
我が家ではもうすぐ赤ちゃんが生まれるので、哺乳瓶の殺菌にも使えるよう大きめのものを買ったのですが、これがなかなか便利で出産前からすでに重宝しています。
スマホや鍵、腕時計、財布、子供のおもちゃなど、外で使ったものを帰宅後にポイっと放り込んでボタンを押せば10分で殺菌してくれます。
アルコールスプレーを吹き付けるのは躊躇われる革製品や精密機器にも安心して使えるところもポイントです。
特に、なんでも口に入れてしまう小さな赤ちゃんがいるご家庭では、コロナ禍のいま、一台持っておくと安心だと思います。
ちなみに、哺乳瓶やぬいぐるみなど、大きなアイテムを除菌する必要がないご家庭なら、こういうコンパクトなものの方が使いやすく便利です。こちらは3分で除菌が完了します。
ちなみに、スマホの殺菌に特化した、ワイヤレス充電しながら殺菌できるタイプもあります。
コロナに負けない体を作るプロテインとビタミンC
コロナ対策としては、ウイルスに接触しないようにすることも重要ですが、それ以上に、ウイルスに触れても撃退できる強い体を作るというアプローチも大切です。
体に入ってきた異物を排除する免疫物質は、ざっくり言ってタンパク質とビタミンCからできているので、この二つを十分に摂取すれば免疫を活性化することができます。
私は2019年の12月からプロテインとビタミンサプリを飲み始め、かれこれ1年以上が経つのですが、確かに体調を崩しにくくなり、また風邪を引いても軽症ですぐ治るようになり、効果を実感しています。
アメリカでは、プロテインというと牛乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどで割るミルクシェイクやチョコシェイクが一般的ですが、こちらのベリージュース味のものは爽やかな飲み口で気に入っています。
私はこれを水10オンスにカップ一杯を入れてシェイカーでよく振り、それを1日かけて少しずつ飲んでいます。
これでプロテインが1日で20g摂取でき、ひと瓶だいたい1ヶ月でなくなります。
ただし、砂糖不使用でカロリーを抑えている分、ステビアという甘味料を使っており、胎児へのステビアの影響が若干不安だった私は、妊娠中はこちらの超絶ナチュラルなタイプに切り替えています。
こちら、原材料がホエイとココナッツシュガー、カカオ(またはバニラ)だけというシンプルな構成で、牛乳に溶かして飲むと美味しいです。
カカオ味はちょっとダマになりやすいので、バニラで胸焼けしない方にはバニラの方がおすすめです。
同じく10ozの牛乳に2カップを溶かして、1日で飲みます。これでプロテイン25gが摂取でき、このペースだとひと瓶が半月で無くなります。
ビタミンCは、私は普通のサプリだと刺激が強すぎてお腹を下すので、吸収効率の良いリプソマルビタミンCという形に加工したこちらを愛用しています。
天然成分から抽出したビタミンC(合成ではない)なので少々値は張りますが、その分効果も高いです。免疫強化以外にも、美肌効果もあります。
毎日飲むのは面倒だという方も、家族の誰かが体調を崩した時のためにひと瓶家に置いておくと安心です。
市販薬より効くマヌカハニー
我が家が風邪のとき、タイレノールよりも頼りにしているのがこのマヌカハニーです。
その殺菌力や炎症を抑える効果は抗生剤以上と言われており、
「ちょっと喉が痛くなってきた・・・」
という風邪の引きはじめに舐めると、たちどころに腫れが引きます。
一口にマヌカハニーといっても、その抗菌力はピンキリで、各ブランドがどれくらい効くかはMGOというグレードの数値で判断することができます。
私が常備している上記のマヌカハニーはMGO850のかなり効果の高いものですが、ニュージーランドではなくオーストラリア産ということで、同グレードの他のブランドよりも少しお財布に優しいです。
MGOの数値の判断基準としては、ざっくりですがこんな感じです。
MGO | 効果 |
100 | 最低限の効果 |
250 | 日々の健康維持 |
500 | 感染症予防や健康回復 |
1200 | 最高級グレード |
コロナ予防対策として使うなら、MGO500以上のものをおすすめします。
毎晩寝る前に、お好きな量(私は小さじ1/4くらい)を舐めるのが一番効果的です。
「寝る前に舐めて虫歯にならない!?」
と心配になるかもしれませんが、マヌカハニーの殺菌力で虫歯菌も死ぬので、むしろ虫歯予防効果があります。
マヌカハニーには、主に殺菌・炎症止め・保湿の3つの効果があり、我が家では下記のように様々な場面で万能薬として重宝しています。
- コロナ予防対策で毎晩舐める
- 喉の痛みや乾燥対策
- ニキビや肌荒れに塗る
- リップクリームがわりに唇に塗る
- 鼻風邪の時に鼻の奥に綿棒で塗る
- 胃腸が荒れた時に舐める
- 切り傷・火傷・ささくれに塗る
- 口内炎に塗る
副作用もなく、妊婦や小さな子供にも安心して使えるのが嬉しいポイントです。
(ただし、1歳未満の子供にはボツリヌス菌感染の危険があるためあげてはいけません)
鼻うがい用のノズル付きボトル
喉や鼻に付着してしまったウイルスを撃退する一番の方法は、水で洗い流すことです。
私はしつこい副鼻腔炎になってしまったことをきっかけに、恐る恐る鼻うがいを始めたのですが、これが想像以上に効果絶大で、どうしてもっと早く始めなかったんだろうと後悔しています。
この専用ボトルに塩小さじ1、重曹小さじ1/2を入れて、500mlの水を注いで生理食塩水を作ってノズルから両鼻に半分ずつ噴射します。
右鼻に入れると左の鼻から水がどんどん出てくるので、流しかお風呂場に顔を突っ込みながらすることをおすすめします。
ボトルの底にボタンがあり、それを押したり緩めたりすることで水の勢いを調節することができます。
鼻うがいを始める前は、
「鼻の奥に水を入れるなんて、きっと痛いし染みるしむせるに違いない・・・」
とかなりビビっていたのですが、きちんと生理食塩水を作れば全く痛くなく、正直拍子抜けします。
鼻うがい中にうっかり鼻呼吸したり、話したり、あくびしたりすると耳の方に水が入って危険なのですが、それさえ気をつければ特に危険もなくあっさりと終わります。
- 風邪で鼻の奥がツンと痛い時
- 鼻が詰まっている時
- 鼻がむずむずする時
- 花粉症シーズン
などに鼻うがいをすると、すっきりして腫れも引くので、鼻喉が弱い方、風邪が治ってもなかなか鼻水や咳が収まらない方はぜひ試してみてください。
ちなみに、前述したマヌカハニーも溶かして使うとより効果アップします。
栄養バランスの優れたミールキット
すでにプロテインの章でも書きましたが、コロナ予防対策で一番重要なのは、何と言ってもウイルスに負けない体づくり。
そして、その体づくりには栄養豊富な食事が欠かせません。
しかし、気軽にレストランにも行けない今、毎日3食きっちり自炊するのは大変ですよね。
そこで我が家が導入しているのが、自宅前まで出来合いのご飯を冷凍や冷蔵パックで届けてくれるミールキットです。
最初に、友人の勧めでFreshlyというアメリカのブランドを使ってみましたが、味がイマイチなので、途中からBent-Onという日本食宅配サービスに切り替えました。
今では週に一度、夫と私2人の3食分、つまり計6食をBent-Onに発注して、週に3日ラクして美味しいご飯を食べています(笑)。
これだけ頼んで、料金は75ドルくらいで送料無料なので、
「なんだかんだで、つい毎週ウーバーイーツを頼んでしまう・・・」
という意志の弱い方(はい、私のことです!:笑)には、むしろ節約になるかもしれません。
お味の方は、私は大戸屋よりも美味しいと思います。
2021年4月現在、DC, NY, NJ, CT, PA, DE, MD ,VA ,MA ,RI ,OH州に配送対応していますが、他州からのオーダーも、問い合わせすれば検討してもらえるそうです。
コロナ予防対策グッズおすすめ7選:まとめ
さて、ここまでで、アメリカで使えるコロナ予防対策グッズを7つご紹介しました。
- ハンドソープディスペンサー
- 湯沸かし式加湿器
- 紫外線サニタイザーボックス
- 免疫を高めるプロテインとビタミンCサプリ
- 殺菌作用のマヌカハニー
- 鼻うがい用ノズルボトル
- 栄養満点和食ミールキット
だんだんとワクチンも普及してきたとはいえ、NY州でもまた感染者が増えてきてまだまだ油断できない状況が続いています。
便利なグッズをフル活用することで、ストレスフリーなコロナ対策で日々を健康にお過ごしくださいね。